- 【アルバム名】
- KELLY BLUE (RIVERSIDE)
- 【リーダー名】
- WYNTON KELLY (1959/2/19,3/10)
- 【パーソネル】
- WYNTON KELLY (p) PAUL CHAMBERS (b) JIMMY COBB (ds) NAT ADDERLEY (cor)
- BOBBY JASPER (fl) BENNY GOLSON (ts)
- 【収 録 曲】
- KELLY BLUE / SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE / GREEN DOLPHIN STREET /
- WILLOW WEEP FOR ME / KEEP IT MOVING / OLD CLOTHES
- 【内 容】
- アジアの動物にまつわる話を2つほど。台湾や韓国では家畜の伝染病である「こ
うていえき」というのが問題になっているそうですね。ラジオでこの「こうていえき」
という名前を聞いたとき、ユンケルの飲みすぎか?と思ったんですが、“黄帝液”じゃ
なくって“口蹄疫”だったんですね。そんだけ。
-  
- はい、今日も絶不調ですね。鬱状態に陥るのもやむなし。で、続いては中国のパ
ンダにまつわる話題です。最近ですね、中国のパンダが子供を産まなくなって困ってい
るそうです。どうしてパンダが子供を産まなくなったかというとですね、婉曲に言えば
「すけべ行為」、はっきり言えば「ひなの行為」、言い換えれば「ウノ先生的行為」が
ぜんぜん“お盛んじゃない”のが原因なんだそうで。最近、ないんです。主人とあたし
。主人はまだ40代前半で、まだ老け込む年齢じゃないんだけど、ここのところずっと
、ご無沙汰なんです。と、パンダの人妻・パンダ子(34歳)もこぼしておりましたが
、“パンダの人妻”という言いかたもちょっとヘンですね。やっぱりパンダ妻(略して
“パン妻”)ですかね?一時期、夫のパンツを箸でつまんで洗濯機に入れる妻のことが
話題になりましたが、これはパンツを箸でつまんで洗濯機に入れる妻、略して“パンつ
ま妻”。パンダ妻とは似て否なるものですので注意一秒、毛が一緒。(←ワカメ酒?)
あ、また「ワカメ酒」ネタに走ってしまいましたが、そもそもパンダの34歳って人間
でいうと何歳くらいなんですかね?ということで、本日はパンダの生態と声帯と性感帯
と貞操帯に迫ってみたいと思います。まずは定番の質問から。「パンダの色、何色ぉ?
」
-  
- ここでふと気になって「ぱんつの色、何色ぉ?」をキーワードに“Infoseek検索
”してみんですけどね。56件中、“塩通”が6件ヒットしておりました。プレステの
コーナーばっかり。。。ちなみに「あ〜ん、黒のレース(すけすけ)なのぉ♪」で検索
したら27100件もヒットしちゃったんですが(←役にたたんぞ、インフォシーク)
、そのうちの65件もが“塩通”だったのにはびっくりしました。そんなに書いていた
のか?黒のレース(すけすけ)。うち54件がプレステのコーナーでした。って、パン
ツのことしか書いてないのか、あのコーナー?で、パンダの色なんですが、これは誰で
も知ってます。幼児でもわかります。白と黒です。「ワタシ、一人で“白黒ショー”出
来るアルよ。」とパンダが自慢しているのは哺乳類なら誰でも耳にしたことがあると思
いますが、んなもん、シマウマだって出来ます。では何故パンダやシマウマが白と黒か
と言うとですね、「昔、まだ家庭に白黒テレビしかなかった時代、白黒で見てもはっき
りソレとわかるよう、この色を選んだ。」という説が有力です。わざわざ苦労してカラ
フルになっても、どっせテレビにうつるときは白黒だしぃ。。。というわけですね。だ
ったら黒単色や白単色でもいいのではないか?という反問が当然出てくるでしょうが、
パンダが黒一色だったらただのクマだし、白一色だったらただの白クマだしぃ。
-  
- ということでパンダは白と黒。ちなみに尻尾の色は白です。「たれぱんだ」のよ
うに黒のレース(すけすけ♪)というのは間違いです。で、気になるパンダの年齢なん
ですが、おおよそ3倍すると人間の歳と同じ感覚になるらしいです。となると、34歳
のパンダ子さんは102歳ですかぁ。40代前半の夫は優に120歳を越えているので
、「老け込むような年齢」どころの騒ぎじゃないと思いますけどねぇ。あまり無理しな
いよう、お気をつけくださいね。で、パンダ子さんちが「ここのところずっと、ご無沙
汰なんです。」なのはいいとして、問題なのは若いパンダ。メスは4〜5歳で“ひなの
化”して、ちょうど今頃の季節(4〜5月)に“あっはん♪”するそうです。
- いっぽう、オスのほうはオクテっというんでございましょうかねぇ、6〜8歳で“
ガバっと襲う”ようになるんでございますが、ところが最近、どういうわけだがぜんぜ
ん“ガバっ”と襲わなくなっちゃったそうでありまして。どうも、「僕、そういうこと
にはぜんぜん興味ないんだぁ。。。」ということらしいんですけどね。そんなことでど
うするっ!と子孫繁栄の見地から危機感を募らせた中国当局では「パンダお盛ん大作戦
」を実施することになり、いろんなアイデアが出されたそうです。ユンケル飲ませたら
どうか?とか。で、最終的に採用されたのが「すけべビデオ大作戦」。パンダがすけべ
している様子を(白黒ショー?)ビデオで撮影し、それを若いパンダに見せてコーフン
を誘発させるんだとか。うんっ、それはとってもナイスなアイデアだねっ♪という気も
するし、ぜんぜん駄目なような気もしますが、なんとかその「マル秘ビデオ」を入手し
て、闇でマニアに売りさばいて大儲けしたいものですなぁ。タイトルはもう決めてあり
ます。
-  
- 『やっぱりバック?〜だって、動物なんだモン♪〜』
-  
- @ ということでウイントン・ケリーなんですが、それはそうと阪神は強いです
なぁ。4月20日現在、5連勝で貯金が1。特に裏切り者のメイに勝ったのが大きいん
でが、それはそうと女子高生が刺し殺されちゃったり、女子高生がオヤを刺し殺しちゃ
ったりと、いろいろ大変ですねぇ。まさに「殺るか?殺られるか?」といった感じです
が、パンダの例を鑑みると、ムスメが男と一緒に自分の部屋に長時間こもっているくら
い、大目にみないといけないのかも知れませんね。お盛んでなにより。で、ケリー。な
んかレアなアイテムはないか?と捜してみたんですが、特にこれといったのがなかった
ので、開き直って『ケリー・ブルー』。わたくしがはぢめて買ったヂャヅのアルバム(
ただし、マンハッタン・ジャズ・クインテットは除く)として名高い1枚ですね。
-  
- ということで1曲目、タイトル曲の「ケリー・ブルー」。コルネット、フルート
、テナーという変則的な3管編成です。ぽわ〜ん、ぽわ〜ん、ぽわ〜ん、ぽわ〜ん♪と
いうチェンバースの気の抜けたイントロに続き、ボビー・ジャスパーがフルートで脱力
系なテーマを吹奏します。なーんか間の抜けたメロディがなにより。そのあとケリーの
ソロになるんですが、ジャズ美技茄だった私はほとんど聞き流しておりました。いや、
管楽器が出てくるまでの間奏みたいなもんだと思い、それほど真剣に聞くようなもんで
もないなと。テレビでいう“トイレ・タイム”みたいな感覚ですね。しかたないよね、
ビギナーだったんだモン♪で、いま改めてこうして聴いてみると“舌の上でタマを転が
すそうなシングル・トーン”“酢慇懃なノリ””最後にちょっと出てくるブロックコー
ド”と、典型的なケリー節ですよね。悪くないです。以下、ソロはジャスパー、ナット
、ゴルソンの順。なかではナットのソロが、なっとも言えんファンキーな味があってよ
ろしいですな。ゴルソンはくどいです。はい、ここから3曲はトリオによるスタンダー
ド演奏。セクステットとトリオ、オリジナルとスタンダードの絶妙のバランスがこのア
ルバムの“売り”ですが、トリオ演奏で一番有名なのが「朝日のように爽やかに」。べ
ーん、べーん、べーん、べんべべべべーん♪というチェンバースの指弾きに続いて出て
くるケリーのタッチがたまりません。テーマの処理もケリーならでは。ソニー・クラー
クのヴァージョンに比べると若干“陽性”なんですが、そこはかとなく漂う哀愁は黒人
ピアニストならでは。聴けば聴くほど味の出る名演でございます。と、差し障りのない
ことを書いておいてと。で、私的にこのアルバムで一番好きなのは「朝さわ」ではなく
て次の「グリ・ドル」なのでございます。“気ままにstandard”でも志摩ぴょ
ん達がこのケリーのヴァージョンを絶賛しておりましたが、さりげない演奏ながら無駄
なフレーズがひとつもなく、ガーランド風「昼下がりの団地妻」的ムードにも溢れた完
璧な演奏でございます。特に後テーマが始まる直前のノリノリ・フレーズがたまりませ
ん。オススメの1曲です。
- 続く「柳よ泣いておくれ」は女々しいタイトルにふさわしい情緒纏綿たるナンバー
。曲自体があまり好きじゃないんですが、こうして聴いてみるとブリッジの部分はいい
ですね。ケリーの演奏はわりとアーシー・ムードで始まり、途中、ダブル・テンポにな
る辺りから本領発揮という感じになります。チェンバースのピチカート・ソロもいいで
す。アルコじゃないのがいいです。
-  
- 続く「キープ・イット・ムービング」はケリーのオリジナル。ここで再びセクス
テット演奏になります。ほとんど話題にのぼることのないナンバーですが、シンプルで
わかりやすいテーマはけっこう好きです。テーマのバックのコンピングがいかにもケリ
ー。ソロ先発は「ケリー・ブルー」と同じくケリー本人です。彼はこの手のホーン入り
セッションにはサイドマンとして腐るほど参加してるので、自分のリーダー作のときぐ
らいは“一番乗り”してみたかったんでしょう。そのキムチ、よくわかります。短いな
がらも充実したケリーのソロのあと、満を持してゴルソン登場。くどいです。続くナッ
トがやっぱりいいですなぁ。兄のキャノンボールと比べ、今ひとつ評価の高くないナッ
トなんですが、塩サバ兄弟と同じく弟のほうが知的で理性的で、とても立派だと思いま
す。コルネットという楽器自体もリバーサイドの水によく合うような気がします。ナッ
トの最後のフレーズを引き継ぐ形のジャスパーのソロは、ベルギーのエスプリですかね
?当時「ケリー・ブルー」よりもこっちのほうが好きだったんですが、その気持ちは今
でも変わりません。
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- ラストは再びトリオに戻って「オールド・クローズ」というタイトルのオリジナ
ル・ブルースをさりげなく演奏。最後を飾るにふさわしいリラックスした演奏です。以
上で今週もおしまい。ぢゃ、またね♪
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