- 【アルバム名】
- MIDNIGHT OIL (NEW JAZZ)
- 【リーダー名】
- JEROME RICHARDSON (1958/10/10)
- 【パーソネル】
- JIMMY CLEVELAND (tb) JEROME RICHARDSON (fl,ts) KENNY BURRELL (g)
- HANK JONES (p) JOE BENJAMIN (b) CHARLIE PERSIP (ds)
- 【収 録 曲】
- MINORALLY / WAY IN BLUES / DELERIOUS TRIMMINGS / CARAVAN / LYRIC
- 【内 容】
- 先日、お仕事で“鳥羽ビーチハウス”というところへ行ってまいりました。兄弟
船柄の、カラダにぴたっと密着する婦人用上着ぃ?それは“鳥羽一郎ぴちぴちブラウス
”。んなもん、誰が着るんだよ!と、大量に仕入れちゃったジャスコ鳥羽店一般婦人服
仕入れ担当係長・山川鱧(37歳)は上司にたいへん叱られちゃったわけですが、いい
もん!ホワイトデーのギフトコーナーにまわすもん!ということになって、今年のお返
しはまったく期待がもてませんね、鳥羽市周辺のOL。そこでも売れ残ったぴちぴちブ
ラウスは来年のお正月の福袋の目玉商品になることは確実で、それでも捌けなかった残
品は作業用ウエス(ぼろぎれ)として、油漏れしたエンジンの掃除に使われたりします
。んなことで“鳥羽ビーチハウス”。これは百五銀行という、三重県ではとっても超一
流だねっ♪というローカルな銀行の保養施設なんですが、そこの管理人と称するおっさ
んから電話がかかってまいりまして。「発電機が停まった。もう一度運転しようとして
も動かん。」さあ、今から楽しいランチだねっ♪今日は“平目のクリーム煮”かな?と
、ココロはすでに「まる家」(←なんでも“卵とじ”にするのが好きなお店。チキンの
在庫過剰に悩む今日この頃♪)に飛んでいるというのに、実に迷惑な電話ですなあ。ち
なみに、なんでも“卵とじ”にするのが好きでチキンの在庫過剰に悩んでいる「まる家
」では、近ごろは“クリーム煮”にずいぶんご執心のようで。“平目のクリーム煮”“
鮭のクリーム煮”“チキンのクリーム煮”というメニューが頻繁に登場するようになっ
ております。
-  
- で、鳥羽ぴちぴちハウスのおっさん。言ってることが今ひとつ要領を得ないので
、「情況をよく把握して、その上でもう一度電話連絡をするよーに。12時半には戻る
。」と厳命して、そのまま「まる家」へ走っていきました。その日はクリーム煮関係の
メニューはなく、コロッケや「カキフライの卵とじ」などの生サンプルが並んでおりま
して、うーん、今ひとつかぁ。。。といった感じでした。そこで「うーん、今ひとつか
ぁ。。。と思ったときの“かきあげうどん”」という格言を思い出し、夏場はこれが“
ざるうどん”に変わるわけですが、とにかく“かきあげうどん”を注文してうどんをす
すりながらふと時計を見ると、12時半はもうすぐそこねっ♪おっさんを煩わしてはい
かん。と思った私は、デザートのりんごもそこそこにあわてて会社に戻ったわけなんで
すが、いつまでたっても電話がありませんで。1時半を過ぎて、ああん、もう我慢でき
ないのぉ。。。と、こっちから電話してみると、おばさんが出て「あ、どっかへ行った
わぁ。」だと。あわてて熱いうどんをすすりこんで舌をちょっぴり火傷しちゃったボク
の立場はどうなるっ!と半泣きになりつつも、とりあえず翌日の現場調査を余儀なくさ
れたわけでありました。
-  
- その“ぴちぴちハウス”は鳥羽水族館をって、一発で変換するぢゃん!昔、パソ
コンでやったときは“飛ばす遺族間”と出たんですけどね。で、その“ぴちぴちハウス
”は鳥羽水族館の少し先の安楽島というところにありました。あ〜ん、アンラク島ぁ♪
ぢゃなくて“あらしま”と読み、おまけに島でもないんですが、海に面した高台にある
、いかにもリアス式海岸っ!といった風光明媚なところでございました。で、管理人室
へ行くとパジャマを着たおっさんがこたつに寝っころがっていて、「発電機ぃ?地下や
ぁ。」という指示が得られたので行ってみると、あ〜ん、ホントにあったのぉ♪パジャ
マを着てこたつに寝っころがってはいるものの、言ってることは正しい!という、たい
へんデケたおっさんだったようです。で、試しに発電機を運転してみると、なるほど、
セルは回るものの、立ち上がった!と思ったらそのままプスプスと失速して停まってし
まうという、懐かしの“原田の失敗ジャンプ”みたいな症状でして。3度ほど試してみ
ましたが、結果は同じでした。
- まさかとは思うけど、もしかして燃料がないのでは?と思って調べてみるとホント
に空だったので、おっさんに「燃料入れぇ!」と厳命し、エア抜きを実施して見事にト
ラブルは解決しました。見事な技術力よっ、さばぴょん♪
-  
- で、仕事を終えてロビーに戻ると、パジャマを着てこたつに寝っころがっていた
おっさんは、“ちゃんとした服を着てソファーに座っているおっさん”という、実に立
派なおっさんへと進化を遂げておりまして、出入りの業者らしき地元の若い兄ちゃんと
談笑に励んでおられました。コーヒーをいれてくれたので、それを飲みながら2人の話
を聞いてたんですけどね。まず最初は「たこのオス・メスの見分け方」というテーマで
した。吸盤が真っすぐ並んでいるのがオスで、バラけているのがメスなんだそうで。い
や、逆だったかも知れないですけどね。続いては「鳥羽水族館の館長について」という
テーマでした。鳥羽水族館の館長はとってもカンチョーがお好き♪といった話ではなく
、この館長は講演会に引っ張りダコで、最盛期には年間220日もの講演をこなしたと
か。で、その次が「地元有志で鳥羽一郎と山川豊のコーエン会を開催しよう」というお
話でした。鳥羽一郎と山川豊の講演会ぃ?んなもん、誰が聞くんや?と思ってしまいま
したが、あ、講演会じゃなくて、後援会ね。ま、作りたければ勝手に作ればよろしい。
ちなみにこのおっさんは元料理人だったようで、大阪の有名な料亭で天麩羅にする海老
のカラを剥いていたら岸首相がやってきた。佐藤栄作も来た。リキドーザンも来た。と
いう話になり、そのあと芸者が出てきて、話題は下仁田方面へと急展開を見せました。
昔、夜中にみんなで海で泳いでのぉ。酔っ払っているから男も女もフルチンでのぉ。あ
、女の場合はフルチンとはいいませんか。とにかくまあ、“立位de海中ぷれい♪”を
試みたが、難しくてのぉ。。。と、話が落ちるところまで落ちたところで、お昼のチャ
イムがキンコンカン。もしかして、「ウチで昼飯食ってけやぁ!」という展開になるの
ではないか?という淡い期待を抱いていたんですが、「んじゃ!」ということになって
、その場で解散を余儀なくされました。コンビニでカレーパンを買って食べました。早
春の鳥羽での出来事でした。おしまい。
-  
- @ さ、ドラム編は先週でおしまいにして、今日から“その他の楽器編〜その他
”の巻です。なんとなく分類不能、といった感じのミュージッシャンをとりあげてみた
いと思うんですが、まずは痔エロ夢・立地宿損。フルートとサックスを吹く、いわゆる
マルチ・インストゥルメンタル・プレイヤーでありまして、どれがメインなのかよくわ
からんので、とりあえす“その他”に入れておきました。この『真夜中のアブラ』とい
うニュー・ジャズ盤では5曲中4曲でフルート吹いているので、これがメイン楽器なん
すかね?サイドにはトロンボーンのジミー・クリーブランドとギターのケニー・バレル
が入ってて、かなり変則的な編成となっております。ピアノはハンクですな。ベースは
ジョー・ベンジャミンですかぁ。これを俳句の課題にするとロクでもない便ネタになる
ような気がするので、自主規制しておきましょう。
-  
- ・血が出たじょー 便じゃ、みんなで 見ておくれ
-  
- > ホントだねっ♪
-  
- とか。エロ系技師とか陰毛図中年だけならまだしも、名古屋のお上品マダムも見て
くださっているとなると、めったなことは書けませんよね。いやあ、えらくまともなレ
スがついてたので、ワタシ、驚いてしまいましたの。。。もしかしてみんな、怒ってる
ぅ?ということで1曲目、「マイノラリー」。痔エロ夢くんのオリジナルですな。“ぐ
るーびー”なムードのマイナーな佳曲でございます。テナーとボントロのハーモニーが
とってもイイのぉ♪もう、山川鱧も真っ青って感じぃ?ソロ先発はリチャードソンなん
っすが、なかなかに強力わかもとな力強いフレーズを展開しております。この人、テナ
ーが一番いい?ソロ2番手はケニー・バレル。3番手は地味なジミー・クリーブランド
。って、ここに来て早くも書くことなし。先行きが案じられる今日この頃、みんな、名
古屋競馬で超万馬券とってるかな?配当が124万円でしたっけ?観客が160人って
いうのもいかにもローカルでよろしいですな。ということで2曲目、「ウェイ・イン・
ブルース」。これもリチャードソンのオリジナル。
- フルートの音色がなんとも牧歌的なムードを醸しております。パストラル・ビギニ
ング・アンド・ア・パニッシュ・パキッシュだそうです、愛裸ギトラーの原文ライナー
によると。“pastoral”とはいかなる意味か?と思って調べてみたら、そのものずばり
「牧歌的な」という意味だったので、アイラ・ギトラーくんとは実に気があうなぁ♪と
、思わず嬉しくなってしまいました。あんまり好きなタイプじゃないですけどね、ギト
ラー。なんだかとっても脂ギトギトっぽいのぉ。。。ソロはジョーンズ、バレル、リチ
ャードソン(フルート)、そしてクリーブランドです。原文ライナーに書いてあるの、
そんだけ。もっとネタになるようなことを書きなさいね、ギトラー。なんだかウルトラ
怪獣に1人くらいいそうですね、ギトラー。脂性の木戸さんあたりが部下のOLさんか
ら影で呼ばれていそうですよね、ギトラー。気取り屋の木戸さんあたりはキドラーです
ね。キザな高橋くんは「キザ橋」ですね。関係ありませんが。
-  
- はい、3曲目。今日の僕って、とっても真面目に解説する気なし。とりたててオ
ススメするほどのアルバムでもないしぃ。というこのアルバムにおいて、3曲目の「デ
レリアス・トリミングス」はなかなかいい曲ですね。歌モノっぽい感じのキュートなメ
ロディなんですが、これもリチャードソンのオリジナルです。フルートのトーンがとっ
ても美しいよぉ。美しいさぁ。世界中の男達がそう思っているさ。でもさ、それは仕方
のないことなんだよ、あんちゃん。はい、4曲目。エリントンの「きゃ〜ラバ、ん〜♪
」(←うま科好き♪)エキゾチック路線で迫るのがこの曲の定番ですが、リチャードソ
ンの吹くフルートがとっても中近東ムードを醸し出しております。ソロ先発はジミー・
クリーブランド。テーマ部のラテンリズムから一転して4ビートになるところがイカし
ております。とか思ってたら、またフルートによるテーマが出てきて、そのままリチャ
ードソンのソロに突入しました。ここでもバックは4ビートで、ジェロ・リチャはかな
りアウトなソロをとっております。んで、もいっかいクリーブランドが登場して、これ
またけっこうアウトなソロをとっております。どういうソロなんだよ、アウトなソロ?
と疑問に思われた方もいるでしょうが、インぢゃないソロ。ま、そういうものだと思っ
てください。ハンクのソロ、いいっすね。で、5曲目の「リリック」はアーティ・ショ
ウのペンによるハッピーなナンバー。フルートがとっても牧歌的です。と、ギトラーち
ゃんが書いてるカナ?と思って原文ライナーを調べてみると、そんなことは一言も書か
れておりませんでした。あんまりたいしたヤツじゃねーな、ギトラー。と思いました。
ということで、本日は以上です。あ、ジャケ絵、失敗。。。
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