- 【アルバム名】
- CRACKLIN’ (NEW JAZZ)
- 【リーダー名】
- ROY HAYNES (1963/4/10)
- 【パーソネル】
- BOOKER ERVIN (ts) RONNIE MATHEWS (p) LARRY RIDLEY (b) ROY HAYNES (ds)
- 【収 録 曲】
- SCOOCHIE / DORIAN / SKETCH OF MELBA / HONEY DEW / UNDER PARIS SKIES /
- BAD NEWS BLUES
- 【内 容】
- 本日は「どんぶりもの」について考えてみたいと思います。先日、名古屋の浣腸
買いでって、ああん、そうじゃなくってぇ。何なんでしょうね、浣腸買い。衝動買いの
一種で、浣腸のあまり買っちゃったのぉ♪みたいな?緊張のあまり漏らしちゃったのぉ
♪という話はよく聞きますけどね。で、先日、名古屋の官庁街で仕事をしておりまして
、第2地方合同庁舎というところにある食堂で「かきあげ丼」を食べました。味噌汁が
ついて310円でした。あ〜ん、安いのぉ♪“最近食べたランチにおけるチープ度ラン
キング”では、見事3位に食い込む健闘を見せたわけですが、ちなみに1位と2位は
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- 2位:スキー場でお昼に食べた“かれーぱん”と“ぴーなっつぱん”(200円く
らい♪)
- 1位:仕事の合間にスーパーの駐車場で食べた貰い物の“ちろるちょこ”他(ただ
♪)
-  
- でございます。いやー、とってもリッチだった頃はスキー場にコンビニ弁当を持っ
てったりしていたんですが、資金の枯渇が著しい今日この頃、お昼はやっぱりカレーパ
ンだねっ♪アタイって昔から菓子パン、調理パンの類いが大好きなんだけどぉ、やっぱ
りチープ系ではカレーパンとチョココロネが双璧ぃ?でも最近、コロネって見かけなく
なりましたねぇ。やはり、見た目がウンコっぽいのが衰退の原因?特にウンコ形状の上
半身部、パンが先細りになった部分にはチョコも入ってなくて、おいしくもなんともあ
りません。で、先っちょから半分くらいまで食べ進むとようやく念願の“チョコたっぷ
し♪地帯”に到達するわけですが、今度は新たな問題が発生してまいります。“穴から
のチョコの流出問題”ですね。チョココロネはウンコ形状の底の部分からチョコクリー
ムを注入するわけですが、食べているとそこから、チョコクリームがウンコのように漏
れてきちゃいます。んもー、括約筋の締まりが悪すぎぃ。。。で、この「先っちょは味
がなく、下からは尻漏れ」という事態を招いたのは、ひとえにパンの形状をウンコ型に
したがために生じたものでありまして、なにもそこまでしてウンコ型にこだわる必然性
はないナ。ということに気付いたメーカーの自主規制により、次第に姿を消していった
。というのがコトの真相ではないでしょうか。賢明な処置だったと思います。
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- では、ここで菓子パンの形状について、代表的なものを列記してみましょう。
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- (1)ウンコ型
- (2)食パン型
- (3)コッペパン型
- (4)アンパン型(グローブ型)
- (5)甘食パン型
-  
- 食パン型の菓子パンとは意外だ。と思う人もいるかも知れませんが、この形状の
菓子パンは確かに存在します。スライスした食パンの表面にマーガリンを塗布してザラ
目を散らしたやつ。アレです。「ネオスナック」という名称で販売されております。ち
なみにこのパン、我が家では富山の薬売りが置いていく風邪薬の名をとって「ネオ真治
」と呼ばれております。ネオスナックとネオ真治。“ネオ”しか合ってへんやん!とい
う意見もあるでしょうが、ウチではこれで意味が通じるわけですので、ヨソの家の人か
らとやかく言われる筋合いはありません。最近では「スナックサンド」とかいう食パン
型の菓子パンも登場しました。これはスライスした食パンから耳を撤去し、2つ折りに
した中にクリームを入れてサンドし、4辺を特殊なプレス機によって密封した。といっ
た形状をしております。アタイがスキー場で食べた“ぴーなっつぱん”もこのタイプだ
ったんだけどさぁ、すぐに漏れ出して手がべたべたになっちゃうピーナッツクリームを
密閉しちゃうっていうアイデアは、なかなかだったと思うナー。いや、家で食パンにピ
ーナッツクリーム塗って食べるのと味はそんなに変わらないんですけどね。わざわざ金
出して買うほどのもんか?って感じなんですが、そこはまあ“特殊なプレス機”の開発
費用ということで。カマボコの板かなんかで押し潰しても、同じよーなのが出来る気も
しますけどね。
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- 続いてコッペパン型。
- コッペパンというのは食パンと並んで長い伝統をもつ、もっともオーソドックスな
タイプのパンなんですが、そもそもコッペパンの“コッペ”とは何か?これは初めてこ
の形状のパンを作ることに成功した9世紀のオランダのパン職人、コッヘル・パンター
ニャ14世の名にちなんだものと言われておりますが、たぶんウソでしょう。めったに
ホントのこと書いてありませんからねぇ、情報満載の優良サイト、塩サバ通信。それは
そうと、コッペパンってそれほどおいしくはありませんな。ま、焼きたてだったら結構
おいしいんでしょうが、“冷えてちょっぴり固くなった給食のパン”というのは、まっ
たくソソされるものがございませんでした。ガッコの帰り道に犬にでも食わせるか、机
の中に放置して1週間、カピカピになったパンが発見されて先生に叱られるか、ランド
セルの中に放置して1週間、カピカピになったパンが発見されてお母さんに叱られるぐ
らいしか、なすすべがないようなパンでありました。本来ならウンコ型パンと同様、と
っくに衰退していても不思議ではないんですが、現在でも“菓子パン形状の王道”とで
も言うべき確固たる地位を築いております。その秘密はコッペパンが編み出した、ある
「何気ないアイデア」にありました。そのアイデアとは???以下、次号。
-  
- @ さ、ロイ・ヘインズです。「どんぶりもの」はどこへいった?って感じなん
ですが、とにかくロイ・ヘインズ。どうでもいいけど、うんこ連発の大人気ないネタは
いい加減やめてほしいものですなぁ。で、ロイ・ヘインズ。
-  
- ・エロい兵員 ずばずばフィーバー♪
-  
- > 毎日がサタデー・ナイトねっ♪
-  
- というような品位のない俳句もいい加減やめてほしいものです。で、ロイ・ヘイン
ズと言えばそれほどリーダー作の多いほうではありませんが、中ではフィニアス・ニュ
ーボーン・Jrをフィーチャーした『ウイ・スリー』が有名ですね。で、その続編と言
えるトリオ作『ジャスト・アス』(ピアノはリチャード・ワイアンズ)を吹き込んだあ
と、ブッカー・アービンを加えたカルテット編成で吹きこまれたのがこの『クラックリ
ン』です。ピアノはロニー・マシューズですな。“cracle”というのは「ぱちぱちと音
をたてる」という意味らしいですが、切れ味鋭いロイ・ヘンのドラミングは、まさしく
クラックリンだよね?と、解ったよーなことを書いておいてと。で、このアルバムはな
んといってもブッカー・アービンの参加が魅力。なんてったって、ぎゃるの好感度No
.1の“せくしー・てなーまん”なんだモン♪もう、夜の貴公子@プリンス赤坂も真っ
青って感じぃ?んじゃまあ、さっそく聴いてみるネ♪
-  
- 1曲目の「スクーチー」はそのアービンのオリジナル。
-  
- ・悪者から 弱者を救う 地井武男
-  
- > ちいちい、素敵っ♪
-  
- これ、ホレ・パーの『なんとか』というアルバムに入ってましたね。正確を期する
ため、わざわざ調べてみたところ(←立派な心がけ)、『オン・ザ・スパー・オブ・ザ
・モーメント』というアルバムに入っておりました。スタ・タレとトミ・タレの兄弟が
参加したやつです。最後のところの「すくぅちぃ、すくぅちぃ♪」という叫びが印象的
でしたね。『クラックリン』の日本語ライナーによると、アービンがテディ・チャール
スのメンバーとして吹き込んだワーウィック盤の中でも聴けるそうです。AABA形式
の急速調のナンバーで、けったいな雰囲気がいかにもといった感じ。テーマを吹いたア
ービンがそのままワヤなソロへと突き進んでいきますが、この“くどさ”が彼ならでは
だよねっ♪1曲目からバリバリ全開でスパークしておりますな。アービン好きのボクに
はたまんないのぉ♪といった感じなんですが、“ぎゃる”ウケしないこと、このうえな
しですね。ラズウェル細木の漫画に出てきましたけどね、ブッカー・アービンなんかを
愛聴する“渋好み派”のぎゃる。で、続くロニー・マシューズは“地味なシダー・ウォ
ルトン”といった感じのモーダルなソロを展開しております。シダー自身、必要十分に
地味なのに、それをさらに地味にしたとなると彰子さんの立場は?といった感じなんで
すが、マシューズは2曲目で「ドリアン」という、なかなかの佳曲を提供しております
。名前からしてDドリアン・モードで書かれた曲ではないかと思われますが、海老ドリ
アはおいしいねっ♪(←基本。)
- 雄のニワトリぃ?それはオンドリやん。(←ちょっとひねった。)つい最近、使い
ましたけどね、オンドリは飛んでいくネタ。で、「ドリアン」は愛すべきメロディもさ
ることながら、躍動美を持った音楽の表情も素晴らしいby佐藤秀樹ということなんで
すが、僕はどっちかというと西城秀樹のほうが好きっ♪アービンの変態的なテナー、マ
シューズのモーダルなタッチもさることながら、ロイ・ヘインズの変幻自在なドラミン
グは必聴にアタイってば遊んでるように言われてるけど、根は結構ウブなんだよ。はあ
、そうですかぁ。ラリー・ロドレイのピチカート・ソロも聴けます。全体的に新主流派
ムードの爽やかなナンバーでございました。
-  
- 3曲目の「スケッチ・オブ・メルバ」はランディ・ウエストンが女性トロンボー
ン奏者であるメルバ・リストンに捧げた名バラード。ドルフィーが『アウト・ゼア』(
ロイ・ヘンも参加)で取り上げておりましたな。ピアノレスでチェロ入りという実験的
な編成で、ドルフィーはフルートを吹いておりましたが、それに比べるとこのロイ・ヘ
ン版はずっとオーソドックスな仕上がりになっております。マシューズの美しいタッチ
のイントロに続き、アービンが実にしみじみとした演奏を聴かせてくださいます。“く
どくど”アービンのバラード・プレイって、意外なくらい泣かせてくれるんですよね。
ソロが進むにつれて“くどさ”が鼻につくようになり、もうエエっちゅうねん!といっ
た感じになっちゃうのがタマに傷ですけどね。この「メルバのスケッチ」は“くどくな
りかけ”の絶妙のタイミングでロニー・マシューズにバトンタッチして、全体を通じて
鑑賞に耐えうる演奏となっております。ロイ・ヘンとリドレイのサポートもばっちりだ
ねっ♪4曲目の「ハニー・デュー」は再びマシューズのオリジナル。「ドリアン」から
一転して、ジャズ・ロック調の楽しいナンバーとなっております。テーマ部の“ちゃん
つく、ちゃんつく、ちゃちゃんちゃん♪”というブレイクがとってもイケてるのぉ♪マ
シューズのファンキーなタッチもよろしいですな。モーガンの『コーンブレッド』にお
けるハービー・ハンコックのプレイを地味にしたよウな感じ、とでも申しましょうか。
で、この手のリズムはビリー・ヒギンズが得意とするところですが、ロイ・ヘンのプレ
イもなかなかにイイ感じですね。はい、5曲目。「パリの空の下」。このシャンソンの
名曲をヘインズ一味は巧みなアレンジで料理しております。フリーなリズムをバックに
したアービンのアドリブで始まり、おや?と思わせておいて、おもむろにおなじみのメ
ロディが登場します。変則的なリズムが面白い効果を上げておりますな。テーマに続い
てはアービンのソロなんですが、最初の1小節めから「パリの空の下」などもうどうで
もよくなっているんですが、最後にもう一度テーマを吹いて“けじめ”をつけておいて
からピアノにタッチします。ここでのマシューズのソロはかなりフリーで、わけわかん
なくなっておりますな。そこで最後にテーマを吹いて“けじめ”をつけておいて、再び
アービンのソロになります。で、ところどころにテーマをちりばめたソロを展開して、
おしまい。ちょっとアレンジに凝り過ぎた感がなきにしもあらわと稲造。いや、“新渡
戸稲造”をそう読んだ人がいたんですが。で、ラストの「悪い知らせのブルース」はロ
イ・ヘンのオリジナル。シンプルなブルースです。以上、新主流派風、バラード、ブル
ース、ジャズ・ロック調、シャンソンと、バラエティに富んだ選曲で楽しませてくれる
、なかなかよく出来たアルバムだと思いますけどね、ボクは。ただ、アービンが苦手だ
とちょっと辛いカモ?ということで、本日はおしまい。
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