- 【アルバム名】
- GOOD GRAVY! (CONTEMPORARY)
- 【リーダー名】
- TEDDY EDWARDS (1961/8/23-25)
- 【パーソネル】
- TEDDY EDWARDS (ts) DANNY HORTON (p) PHINEAS NEWBORN JR (p)
- LEROY VINNEGAR (b) MILT TURNER (ds)
- 【収 録 曲】
- GOOD GRAVY / COULD YOU FORGET / A STAIRWAY TO THE STARS / A LITTLE LATER /
- ON GREEN DOLPHIN STREET / JUST FRIENDS / LAURA / YES , I'LL BE READY /
- NOT SO STRANGE
- 【内 容】
- 今日はひさしぶりに電車で会社までやってまいりました。家の近くから桑名駅ま
で三交バス(三重交通のバスですね)に乗ったんですが、次の停留所で女子高生(けっ
こうかわいい)が1人乗ってまいりまして。私はそういう事態があることを想定して、
乗り口のすぐ後ろの席に座っていたんですが、いやそのスカートの短いこと短いことぉ
。くるっとターンした時、ちらっとパンツが見えそうになってましたがな。いやあ、さ
すがは三重交通。もぉ、見え見えって感じぃ?いや、見えはしなかったんですけどね、
パンツ。でもこの「見えそうで見えない」というのはなかなか悪くないものであります
。「お楽しみはまたあとでネ♪」って感じ。で、このバスは進行方向に向かって座る感
じで両側にシートがあるんですが、この女子高生(けっこうかわいい)が通路をはさん
だ隣の席に座ったわけです。ちらっと横に視線を向けると白いルーズソックスとほどよ
く焼けた太モモのあたりが目にとびこんでまいりまして、純情青年・塩サバくんは思わ
ずドキドキしちゃいましたぁ。で、心ときめいたおじさんはその女子高生の顔のほうに
視線を移したわけなんですが、その時、ばっちり目があっちゃいました。いや〜ん、ハ
ズカシィ〜♪で、日に焼けた好青年(注:私のこと)の視線に気づいた女子高生(けっ
こうかわいい)は、今度は脚をくんだりして、もぉ、サービス精神旺盛なのであります
。なんというか、実によくデケた女子高生なのでございます。そんなこんなで駅までの
約7分間をたいへん有意義に過ごすことが出来たのでありました。で、出来ることなら
その女子高生の後から降りて彼女が駅の階段を昇っていく姿を後方から拝見したいと思
っていたんですが、なかなか席をたつ気配を見せなかったのでやむなく先に降りる羽目
になってしまったのがちょっぴり残念です。心残りな桑名駅のプラットホームにて一句
。
-  
- ・ 女子高生 紺のハイソ多し 名古屋行き
-  
- 反対の四日市方面行きのホームには白のルーズが多く見うけられたので、地域によ
って流行に偏りがあるんでしょうかね?で、名古屋行きのホームには女子高生の姿はあ
まりなく、その変わりに女子大生が数多く見られるのでありました。とまあ、そんなこ
とはどうでもよくってですね。今日は新しく機種変更した携帯電話について書いてみた
いと思います。私がはじめて携帯を手に入れたのは、今から3年ほど前のことでありま
した。近所の電気屋から「携帯電話プレゼント!」というハガキが来ていたので、その
ハガキを持ってその電気屋に押しかけ、そこのおばちゃんから携帯をプレゼントされた
というわけです。だから人に「その携帯どうしたの?」と尋ねられた時には、「ああ。
オンナから貰ったんだよ。」なんて言って西の空に向かって虚無的に煙草をふかす。そ
ういった性質の携帯であったわけです。タダでくれただけあって、いかにも人気のなさ
そうなツーカーの京セラ製の機種だったんですけどね。しかしこの「ツーカー」という
のは、いったい何を考えてこんなネーミングにしたんでしょうね?ツーと言えばカーと
か、ツーカーの仲だとか、今どき磯野家でなければ使ってないような死語を持ち出して
きて携帯電話会社の名前にするとは、いったい何ということをしてくれるのだ。と文句
の1つも言いたくなりますよね。いや、確かに磯野家では使われているんです。場面は
、そうですね、波平がまるいちゃぶ台に1人で座っているところを思い描いてちゃぶだ
い。んで、お茶が飲みたいなー、と思ってフネさんを呼ぶわけですね。
-  
- 波 平「おーい!」
- フ ネ「はいはい。」
- フネさんはお盆の上にお茶をのせてやってくるわけです。それをお茶の間の入り口
のところで見ていたカツオが、
-  
- カツオ「凄いやぁ。母さん、おーい、だけでなんでもわかっちゃうんだぁ!」
- 波 平「あたりまえだろ。何年、夫婦をやっとると思っとるんだぁ。」
- カツオ「こういうのをカーツーの仲って言うんだね!」
- サザエ「それをいうならツーカーの仲でしょ!」
- カツオ「そっかぁ。」
- 一 同「あははははははは。」(大笑い)
-  
- 今日も平和だぞ、磯野家!
-  
- @ さ、ひさしぶりの「jazz giant」本編ですね。「もっとぉ♪」の
ほうはなんとか無事に終了することが出来まして、ほっと胸をなでおろしている次第で
ございます。ただいま、手抜きだった「その他の楽器編」の後半部分の追加原稿を書い
ておりますので、近日中には発表できるものと思います。本編の「テナー編」が一段落
した時点で「もっとぉ♪」のほうの表も更新する予定ですので、よろしくねっ。という
ことで、クリフォード・ジョーダン以来のこのコーナー、今回はもっとマイナーになっ
てテディ・エドワーズ。黒人でありながら、ほとんど西海岸で活動しておりましたので
、知名度のほうは今ひとつでございますな。同じく西海岸で活躍していたハロルド・ラ
ンドとくらべても知名度が低いわけでございますが、そのランドの前任者としてブラウ
ン=ローチ・クインテットでテナーを吹いていたのが、ほかならぬこのテディ・エドワ
ーズなのでございます。嘘だと思ったら『イン・コンサート』のパーソネルを見てねっ
。録音の順番とレコードのAB面が逆転しているんですが、B面の「神の子はみな踊る
」以降がテディ・エドワーズ入りのセッションとなっております。エドワーズの代表曲
「サンセット・アイズ」も聴けまっせ。で、そのエドワーズのリーダー作がコンテンポ
ラリーを中心に何枚か残されております。コンポラ盤の黒人ジャズものというのはほと
んど知られてないアルバムが多いんですが、内容的にはブルーノートやプレスティッジ
、リバーサイドの諸作と比べてもなんの遜色もないものが多く、隠れた名盤というべき
存在となっております。うーん、ひさしぶりにこのコーナーを書いたら、内容がいやに
マトモになっちゃってますな。いけません。ここらへんでちょっと脱線しておかないと
、読者がきちんと最後まで読んでくれない恐れがあります。ただでさえ、すけべそうな
パート以外は斜め読みされている可能性が極めて高い「@マーク以降」ですからね。こ
こらで軽く俳句でも詠んでおきましょう。
-  
- ・手でいい? ええど。わー、随分上達したねっ♪
-  
- > 彼女はテクニシャン。
-  
- さ、では本題に戻りましょう。この『グッド・グレイヴィ』というアルバムはエド
ワーズのワンホーン作でございます。3P好きのさばっちではあるんですが、たまには
こういうシンプルなケレン味のないカルテット演奏もいいものですね。サイドマンでは
、2曲でフィニアス・ニューボーンがピアノを弾いているのが目立つ程度で、残りの曲
ではダニー・ホートンという、あまりよく知らない人がピアノを弾いてます。ベースが
リロイ・ヴィネガーなのが西海岸の黒人ジャズっぽくってイイです。んじゃ、1曲目か
ら聴いてみましょう。タイトル曲の「グッド・グレイヴィ」はエドワーズのオリジナル
。このアルバムの構成を見てみると、最初と最後に2曲ずつオリジナル曲があって、真
ん中の5曲がスタンダードなんですよね。なんちゅうか、うーん、そう来たかぁ。とい
う感じです。で、1曲目。なんとなくチャカポコチャカポコとコンガの音が聞こえてき
そうな感じですね。ルー・ドナルドソンあたりが書きそうな、ソウルフルなブルースナ
ンバーでございます。この1曲だけ聴いてると、エドちゃんって60年代に登場したソ
ウル派のテナーマンなのねっ!とか言われそう。んで、ダニー・ホートンのピアノがフ
ァンキーでハッピーで、なかなかいいのであります。限りなく脳天気なウイントン・ケ
リーっってところでしょうか。そのダニちゃんのソロに触発されたのか、再び登場する
エドちゃんはさっきより一回りほど性格が陽性になっております。おそるべし、ダニち
ゃんの影響力!軽いといえば軽いけど、なかなか楽しい演奏でありました。
-  
- んで、個人的にオススメなのが2曲目の「クッド・ユー・フォーゲット」。かな
り過謡曲っぽい通俗的なメロディが日本人のヤンキースピリットを激しく揺さぶります
。やっぱり九州男児ならチヨココロネやろがっ!って感じですね。ゆっくりめのテンポ
からソロに突入するんですが、このエドちゃんのソロが絶品。「西海岸のロリンズ」の
面目躍如ですね。シナチク嫌い?それはメンマ食わんぞ。これは懐かしの関サバ語録で
ございます。
- このたび「jazz giant もっとぉ♪」で過去の原稿を読み返してみて、
あらためて関サバ師匠の偉大さを再認識した次第でございます。最近、とんとご無沙汰
なんですが、まだ生きているんでしょうか?そんなこんなでエドちゃんのソロに続いて
ダニちゃんのピアノソロ。これがまたイイんです。続くヴィネガーのソロも「いかにも
」で、おじさん嬉しいなぁ。終わると同時にまた聴きなおしたくなる、そんな演奏でご
ざいました。でも、あんまり聴き過ぎると飽きちゃうからほどほどにねっ。一転して「
星へのきざはし」は、しみじみバラード。キザな高橋くんに捧げられた曲ですな。しか
し巨人の高橋、敵ながらアッパレですな。モノは相談なんですが、阪神の大豊とトレー
ドしませんかぁ?エドちゃんのちょっぴりハスキーなトーンがとってもシベリアンハス
キー。「西海岸のロリンズ」と言っても音色は随分違います。4曲目「ア・リトル・レ
イター」。ラテン入ってます。ここでふと思ったんですがテディ・エドワーズってちょ
っぴりフランク・ヘインズに似てますね。フラ・ヘイ好きの人ならきっと気に入っても
らえると思うナ。で、この曲のピアノはフィニアス・ニューボーン。このフィニアスっ
ていう人のスタイルは日本人には今ひとつピンとこないところがあるんですが、ここで
のラテンのリズムに乗った演奏はなかなか良好です。両手使いのテクがハンパじゃない
ですな。右手と左手でまったく違うメロディ弾いてますもんね。右手で三角を書いて、
左手でマルを書いているつもりだったんだけど、気がついたら両方ともマルになっとる
やん!という人には到底真似の出来ないワザであります。
-  
- ここから3曲、「グリーン・ドルフィン〜」「ジャスト・フレンズ」「ローラ」
とおなじみのスタンダードが続きます。「グリ・ドル」のソロはどういうわけかマリガ
ンのカオがうかんできました。ヴィネガーの長めのソロも聴けます。「ジャスト・フレ
ンズ」のソロではきちんと正しくロリンズのカオがうかんできました。アルトのイメー
ジが強い曲なんですが、テナーの「ただの友達」というのもなかなかですね。「ローラ
」は、きちんと正しく西城秀樹のカオがうかんできました。ローラぁ♪
-  
- ここまで書いて気分転換にジャケ絵を書いてみたんですが、いま一歩といったと
ころですな。元のジャケも油絵風の絵を使っているんですが、今ふたつぐらい似ぃへん
かった・・・。気を取り直して8曲目いってみましょう。「イエス・アイル・ビー・レ
ディ」。ワルツタイムの楽しい曲です。トーンを含めてかなりロリンズっぽいです。9
曲目「ノット・ソー・ストレンジ」。そんなにヘンじゃないって本人は言っております
が、ちょっぴりヘンな曲です。ソロもメロディの「ちょっとヘン」なメロディをひきず
ってますね。とまあ、そんなところです。全体的にみて、極めて良好な仕上がりとなっ
ております。もし輸入盤屋で発見したら、おじさんに騙されたと思って買ってみてくだ
さいね。以上、あー、いっぱい書いた。
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