【アルバム名】
QUARTET/QUINTET/SEXTET (BLUE NOTE)
【リーダー名】
LOU DONALDSON (1952/6/20,11/19,1954/8/22)
【パーソネル】
LOU DONALDSON (as) HORACE SILVER (p) GENE RAMEY (b) ART TAYLOR (ds)
BLUE MITCHELL (tp) PERCY HEATH (b) ART BLAKEY (ds)
KENNY DORHAM (tp) MATTHEW GEE (tb) ELMO HOPE (p)
【収 録 曲】
ROCCUS / LOU'S BLUES / CHEEK TO CHEEK / THE THINGS WE DID LAST SUMMER /
SWEET JUICE / DOWN HOME / THE BEST THINGS IN LIFE ARE FREE /
IF I LOVE AGAIN / CARACAS / THE STROLLER / MOE'S BLUFF / AFTER YOU'VE GONE
【内   容】
 みなさん初めまして。おふみですぅ。いえねぇ、この前、この塩サバ通信の掲示 板を見ていたら、“はやいのね”鰈さんが、え、違った?私、まだこの塩通のことあま りよく解っていないから間違っているかもしれないけど、鰈さんの“おふみ”がどうの こうの・・・という書き込みを発見したんですぅ。いえね、それを見て私、びっくりし ちゃってぇ。それまでフケ専?デブ専?夜専?なんだっけ?ROM専?つまり、読むの 専門だったんだけど、それを見て思わずカキコしてしまったのぉ。そしたらすぐにさば さんからメールが来ちゃってねぇ。あの人、ギャル系とみるとのべつまくなしにメール しているみたいね。いや、わたしゃ「ぎゃる」と呼べるようなトシじゃないんだけどね 。そしていきなり「ジャズのコーナーに原稿書いてくれませんか?」ですって!いきな りよぉ!なにかこの前戯というか、その、そういうものがあってしかるべきだと思うん だけど、若いコはせっかちね。それにしても、見ず知らずの私なんかにいきなり原稿を 書けだなんて、さばさんが種ぎれっていう噂、本当なのかしら?やっぱり環境ホルモン の影響なのかしらね?いえね、私も長いこと、名古屋の伏見で「ホルモン焼き」の店を やってたんだけど、ほら、この不況でしょ?もう、お客さんが全然こなくなっちゃって ね。しかたないから去年から「環境ホルモン焼き」のお店にしちゃったんだけどね。「 らぶりー・ダイオキシン」っていうんだけどね。いえね、お店の中に家庭用の焼却器を 置いて、ビニールだとかプラスチックだとかをどんどん燃やして、「く〜!この目にし みる煙りがたまんね〜や♪」なんて言いながらプレイする、ちょっとマニア向けのフー ゾクなんだけどね。今では「私、横でゴミを燃やしてくれないと燃えないのぉ♪」なん て店の女の子も言ってるし、おかげでなんとかやっているんだけどね。鰈さんも名古屋 に来た時にはうちのお店によってね。私、うんとサービスするからさぁ♪
 
 で、原稿って何を書けばいいのかしら?ナニの話?いや、そりゃ私もこのトシだ から、今までいろんな経験をしてきたんだけどね。でもこの塩通って噂によれば「ニコ ニコ健全サイト」らしいじゃない?そんなところにエッチな話を書くのもねぇ。あ、そ ういえば「ジャズ・ジャイアント」のコーナーに載せるって言ってたから、やっぱりジ ャズの話を書かないといけないのかね?いえね、私がジャズを聴きはじめたのは今の店 をはじめてからだから、アッチのほうと違って、コッチのほうにはまだスレてないのよ ぉ。じゃ、とりあえず、私がジャズを聴きはじめた頃の話でも書こうかねぇ。いえね、 「らぶりー・ダイオキシン」の店内に流すBGMは何がいいかしらね?なんていう相談 を店の女の子としてたのよぉ。その女の子がジャズの好きな子でね、おばちゃん、ジャ ズのスタンダードに「煙が目にしみる」というのがあるよって教えてくれたの。「それ だ!」って思ったわね。それ以来、その曲の入ったジャズのアルバムを片っ端から集め てみたというわけよ。その中でも私の一番好きなのはクリフォード・ブラウンの『ウィ ズ・ストリンズス』かな?やっぱりクリ・ブラちゃんはいいわね。ブラちゃんと言えば 最近、若いコたちの間でフロントホックブラが流行っているらしいね。懐かしいねぇ。 私の若い頃にはじめて登場したのよね。脱がせる楽しみがないっ!って、オトコの人に は不評だったみたいだけどね。いわば、「自分で脱ぐわっ!」っていう「自立したオン ナ」をアピールするための武器だったと思うんだけど、なんだったら今、ここで脱ぐぅ ?え、遠慮しておくぅ?んもー、テレ屋さんなんだからぁ♪
 そうそう、今度ウチの店に新しいコが入ったのよぉ。「ルインスキー」というお 店で働いていたモニカちゃんというのを引き抜いたんだけどね。「お口でするのが得意 なのぉ♪」なんて言ってたけどね。あ、ニコニコ健全サイトにこんなこと書いたらまず かったかね?いえね、はじめて口にふくんだ時はまずかったわぁ。なんて意味じゃない んだけどね。で、そのモニカちゃんがこんなことを言うのよぉ。
「このお店のお客さんってみんな、うすいのねっ!」
やっぱり環境ホルモンってよくないのかね?そろそろこの商売も潮時かな?なんて 思っているんだけどね。あら〜、そこのかわいいボクぅ。ちょっとウチのお店に寄って かない〜?
 
 @ え、「@マーク」のあとも書くのぉ?ちょっと話が違うじゃない〜。お茶だ けだって言ったじゃない〜。あっ、駄目よ、そんなことぉ♪自分で脱ぐわっ!っていう 気分ね。でも、こうなっちゃったからには仕方ないよね。最後までいくしかないよね。 えっと、ルー・ドナルドソンのアルバムなのね。『カルテット・クインテット・セクス テットいうんでございましょうかねぇ、おほほほ』。んまー、SEXTETなんてアル バムを私にレビューさせるなんて、さばさんったらナニを期待してるんだろうね?で、 私の持っているCDは別テイクや未発表曲を追加して編集した『ハードバップ・セッシ ョンズ』という名前のやつなんだけど、これに従って解説することにするわね。
 
 このCDは、まず最初にカルテットの演奏が集めてあるんだけど、ピアノがホレ ス・シルバーっていうのがいいわね。「ロッカス」はそのシルバーのオリジナルなんだ けど、1952年の録音っていうのがやだー、ウソぉ。信じらんな〜い♪というくらい にモダンな感覚に溢れているわね。ラテンのリズムがイカすわぁ。ルーさんのアルトは いかにもパーカー直系って感じで、この頃のルーさんって最高よね。シルバーのソロも 、途中で「セントジェームス病院」のフレーズを引用したりして、とってもE感じよね っ。はい、次ね。このCDは別テイクが変な順番で入ってるんだけど(録音順なのかね ?)、詳しいことは無視しちゃうわね。いえね、こういうバップ的なセッションの場合 、テイクを聴き比べてみるのも悪くないんだけど、ああっ、早くしないと夫が帰ってく るわっ!という時に相手が昆布くんだと助かるねぇ。そういう意味ではひなのちゃんが ちょっぴりうらやましいんだけど、とにかく早くしないとぉ。「ルーズ・ブルース」は 、いかにもルーさんらしいブルースよね。ここでもパーカー・フレーズがE感じぃ。「 チイク・トウ・チイク」のアツプテンポの演奏も、たいへんノツておるな。と、何故だ かここだけ汚夢老師風になっちゃったんだけどさ。CDのオマケ曲として「去年の夏子 」が入ってるんだけど、これはさばさんのお気に入りよね。昆布くんはジョン・ジェン キンスのバージンが、あ〜ん、ワタシ初めてなのぉ♪違うわね。ジョン・ジェンキンス のバージョンが好きみたいだけど、このルーさんも悪くないわよ。
 
 で、ここからはクインテットの演奏になるんだけど、52年でブルー・ミッチェ ルというのも貴重よね。ブレイキーの参加も嬉しいわね。クインテットの演奏で一番イ イのはシルバー作の「スウィート・ジュース」なんだけど、私が思うにこのタイトルは きっと、いやらしい意味だね。やはりシルバーの曲で「ジューシー・ルーシー」なんて 曲があるんだけど、「いわゆる“エッチな曲”というやつさ。」ってシルバーが言って たもんね。「濡れ濡れルーシー」みたいな?って、いや〜ん♪ナニ言ってるのよ、私っ てば♪(一郎とか言わない。)で、「スウィート・ジュース」のほうなんだけど、まさ しくシルバー・フレーズこれでもか!これでもか!と言った感じで、52年の録音とい うのが信じられないほど「もろハードバップ」してるのよね。いやこれは歴史的な名演 だと思うわよ、いや、マジで。ということでスペースも少なくなってきたので、残りの クインテット演奏は割礼しようと思うんだけど、ボクもこれでオトナだねっ♪違うわね 。残りの演奏は割愛するわね。
 
 さて最後にセクステットのセッションなんだけど、これはやっぱり「ヤラカス」 よね。ヤラカスって、ナニをやらかすつもりよぉ♪なんて思ってよく見たら、「ヤラカ ス」じゃなくて「カラカス」だったんだけどね。
トランペットがドーハムで、トロンボーンの人は「マシュー・ジー」なんてクレジ ットされているけど、ジーはないでしょ、ジーは。「爺」だったらまだしも「自慰」だ ったら私ゃどうしましょう?といった感じだね。ブレイキーのド派手なラテンリズムに ノッた「お祭りジャズ」なんだけど、やっぱり人生はこうじゃなくっちゃね。お祭りっ ていいよね。名古屋でお祭りっていうと「英傑行列」なんだけど、信長・秀吉・家康の 三英傑を「ええケツしとんのぉ。」なんて口にしながら眺めるのもフケ専の私にはもぉ たまらんっ♪みたいな。もう1曲、エルモ・ホープの「モーズ・ブラフ」も悪くないわ ね。陰毛図、ブラ踏んずけて、そんなことぉ♪ってな感じね。いえね、自分でもナニ言 ってんだかよくわかんないんだけど。
 
 ということでアルバム全体を総括すると、「ソースかつはおいしい。」というこ とになるんだけど、私、名古屋だけど味噌カツは駄目なのよねぇ。で、ルーさんがクリ フォードのブラちゃんとバードランドに出演したのはこのセクセテット演奏のちょっと 前なんだけど、あのライブ盤よりこちらのセッションのほうが私はハードバップをあ〜 ん、感じちゃう〜♪とまあ、そんなところかねぇ。んぢゃ。


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