【アルバム名】
ALL MEMBERS (JAZZLAND)
【リーダー名】
DON SLEET (1961/3/16)
【パーソネル】
DON SLEET (tp) JIMMY HEATH (ts) WYNTON KELLY (p) RON CARTER (b)
JIMMY COBB (ds)
【収 録 曲】
BROOKLYN BRIDGE / SECRET LOVE / SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE /
FAST COMPANY / BUT BEAUTIFUL / ALL MEMBERS / THE HEARING
【内   容】
 節分です。そんなわけで、今日は節分ネタとジャイアント馬場ネタで何とか1ペ ージもたないかなぁ。なんて思っているわけなんですが、多分苦しいでしょうね。節分 なんて豆まいて年の数だけ食べれば、それでおしまいなんだもん。なんかこう、若いギ ャルとかにうける要素というのが希薄ですよね。鼻の穴に豆を入れて1ヶ月ぐらいその ままにしておくと、豆から芽がのびてくるのと同時に彼との愛が芽生えるとかなんとか 、日本大豆振興協議会あたりがテキトーにでっちあげたらどうかと思うんですけどね。 私は嫌ですけどね、鼻の穴から大豆の芽をのばしているようなオンナ。さて本日、芳文 社発行の「まんがホーム3月号」を買ってまいりました。なりゆきわかこ先生の「ぼく んちのアイドルひろみちゃん」に「塩サバいため」が載っておりましたぁ。わけわかん ないメニューですが、まいどありがとネ、ワカーコ♪4コマ漫画の世界ではこの時期「 節分の豆まきネタ」と「バレンタインねた」で大賑わいでございますな。そこで今日は 「4コマ漫画に見る節分とバレンタイン」というテーマにジャイアント馬場を絡めてみ たいと思います。
 
 いやあ、ショッキングでしたね、馬場さんの急死。確かにジャイアント馬場って 、私がコドモだった頃から「いつ死んでもおかしくない。」という存在だったわけです が、60越えても現役だったというのは凄いの一言でございます。立派です。その馬場 さんが亡くなったという知らせを聞いて、ずいぶん前にテレビで見た馬場さんの解説を ふっと思い出しました。いや「虎の穴」(だったっけ?)とか呼ばれているレスラーが 戦っていたわけなんですけどね。
 
アナ「このレスラーはどうして“虎の穴”と呼ばれているんですかねぇ?馬場さん 。」
馬場「そんなこと知りませんよぉ!」
ちょっぴり「むっ」としてましたね、馬場さん。
 
アナウンサー界の不文律:馬場さんに質問するのはやめよう!
 
それ以前に、テレビの解説によぶのはやめたほうがいいと思うぞ、ワタシゃ。真面 目にやればやるほど笑いがとれてしまうという、そんな悲劇を背負ったキャラクターで ございました。享年61歳。今はただただ合掌・・・
 
 あと、今日(2月2日)のニュースで、額面1億円の小切手が博多の繁華街に落 ちていたという話題をやってました。チャリンコにひかれてタイヤの跡があったらしい ですけどね。近所の会社のOLさんが落としたらしいんですが、警察から連絡があるま で、1億円落としたことに全然気がついてなかったそうで。なんちゅうデケたOL!思 わず深く尊敬してしまいましたがな。私なんか、額面10万円の小切手でも落としやし ないかビクビクもんでしたからね。やっぱ博多モンばぁ、根性すわってますなぁ。続い て、小ネタ(その2)。昨日、名古屋市内を車で走行していたんですが、あるところに 琉球歌謡と舞踏を教える教室の看板が出ておりました。「沖縄の唄と踊り教えます 琉 球芸能館 赤犬子」というところなんですけどね。そこの館主の名前がなかなかふるっ てました。
 
  館主:コーチン兼城
 
琉球芸能教えていても、ココロはいつも名古屋人。そんな立派な心構えの人だとお 見受けしました。頑張れ、コーチン兼城!
 
「赤犬子」で思い出しましたが、すこし前に一宮付近を車で走行していたら「格安 !・・子大生がどうのこうの」という立て看板を発見しました。格安!女子大生?私は ただの通りすがりの女子高生好きなんですが、女子大生というのもそれほど嫌いではあ りません。それが「格安!」となるとココロおだやがでありませんな。ちょうど信号に ひっかかったので、もう一度よぉく見てみると・・・。
 
「格安!子犬生まれています。」
 
勝手に生まれてろって!はい、小ネタ3題でございました。あと、塩サバ掲示板に 登場してた「鳩派植留」さんの話。うちの掲示板、いろんな人が勝手なHNでカキコし ているので把握しきれなくなっちゃってるんですが、これは正真正銘の新人さんみたい ですね。これで実は昆布くんの変名だったりするとワタシゃ怒るぞ。
向井千秋さんが宇宙から送った「ひねり」のない上の句に鳩派植留さんが下の句を つけてくれたわけですな。
 
   宙返り 何度もできる 無重力 そうよ シャトルで 宇宙帰りも
 
どこかのコーナーにも書いたんですが、私の作った作品はこれ。
 
   宙返り 何度もできる 無重力 宇宙人と デキたらいいなっ♪
 
いやこれ、ちゃんと応募しとけばよかったなぁ、コドモの部に。宙返りが何度もで きる無重力状態で、しかも相手が宇宙人ならどんなアクロバチックなプレイができるだ ろう?というコドモらしい素直な好奇心をストレートに詠んでみたんですけどね。そん なわけで派植留さん、今後ともよろしくお願いします。あ、「第2回俳句王」の結果は 、傑作「志摩子の秋(その2)」にございます。よろしくねっ♪あ、いっこうに盛り上 がらない「コゾクラさん塩サバ11号認知問題」もよろしく。ということで、明日のジ ャズ・ジャイアントは「昭和史と天皇陛下」です。一部、不適切な表現がございますの で、右翼の方はアクセスご遠慮くださいねっ♪
 
 @ いやあ、とりとめがなかったですねぇ、今日の前半部分。さすがネタ切れ。 このコーナーもいよいよ先が見えてきましたなぁ。そうそう、4コマ漫画における節分 とバレンタインなんですが、「会社で豆まき」なんてネタがちらほらあるんですが、そ んなことしてる会社ってあるのか?やっぱりOLさんがラムちゃんのコスプレとかする んですかね?だとすれば、おじさん今すぐ転職しますぅ。バレンタインだと「手作りチ ョコ」のネタが多いですね。おじさん、ちょっぴりコゲちゃったぁ♪といった感じのケ ーキが大好きっ♪いや、催促してるわけではないんですけどね。もちろん、市販のチョ コでも大丈夫ですよ〜ん。愛がこもっていればなんでもこいっ♪さ、ホワイトデーの白 いパンツは君のもの!ということで本日はドン・スリートの『オール・メンバース』で ございます。リバーサイドの傍系レーベルであるジャズランドの作品。このジャズラン ドというの、あまり有名じゃないけど内容充実といったアルバムが揃っているので要チ ェックでございます。手元にあるジャズ批評別冊「愛蔵版リヴァーサイド・ブック」の 「リヴァーサイド物語」には
 
> 知る人ぞ知るトランペッター、ドン・スリートがジミー・ヒースやウイントン・ ケリーを従えた『オール・メンバーズ』。
> ジャズランド最大のコレクターズ・アイテムのひとつだ。
 
なんて書いてありますが、日本盤でCD化されてますので、わりと手に入りやすい のではないかと。ジャケ・イラストでは似てないうえに妙に上下方向に潰れた感じにな っちゃいましたが、なかなか渋い白人のおじさま風であります。この『オール・メンバ ーズ』が彼の唯一のリーダー作で、サイドマンとして参加したのも3枚しかないそうな 。マイルスとドーハムに影響を受け、この録音当時はブルー・ミッチェルにも興味を持 っていたということですが、確かにそんな感じのプレイを聴かせております。白人なが ら、けっこう黒っぽい純正ハードバップに仕上がっており、そこらをジミー・ヒースや ケリーがうまくサポートしておりますな。1曲目の「ブルックリン・ブリッジ」はクリ フ・ジョーダンの曲。いかにもハードバップらしい熱気に溢れた演奏は「黒いのが好き 」派のお姉様にもきっとご満足していただけるのではないかと。2曲目の「シークレッ ト・ラブ」はドーハムの影響が強く感じられますね。もぉ、四畳半フスマの下張りぃ。 ジミー・ヒースは2流だとイリノイ鮭師匠が言っておりましたが、私は嫌いじゃないっ す。確かにあまり特徴はないんですけどね。フレージング的には「粘り気のないデクス ター」。ケリーのピアノは相変わらず好調です。3曲目「朝日のように爽やかに」。ミ ディアム・ファストで料理されるテーマ部はAABA形式のAの部分をスリート、Bの 部分をヒースが受けもち、あ〜ん、“C”はまだ駄目ぇ♪いや、解説がちょっぴり真面 目過ぎるのでちょっぴりサービス・フレーズを。しかし、あ〜、E気持ちぃ〜♪じゃな いだろ、沖田浩之!
 
 「ファスト・カンパニー」はスリートのオリジナル。アドリブ・フレーズをその ままテーマにしたようなシンプル&スインギーな曲で、そのままソロに突入するスリー トが出色の出来。無名のまま終わってしまったのが不思議なくらいですね。ああ、報わ れない人生。
続く「バット・ビューティフル」はビューティフルなバラード。トランペットとテ ナーのハーモニーが美しいです。アレンジはジミー・ヒースですかね?アルバム・タイ トル曲の「オール・メンバーズ」はヒースの曲。いかにもヒースちゅう感じのメロディ ですな。ここでのスリートのソロはかなりマイルス的であります。ラストの「ザ・ヒア リング」は1曲目と同じくクリフ・ジョーダンの曲。リー・モーガンがヴィージェイ盤 の『エクスプービデント』で演奏してましたね。モーガン版よりちょっぴりゆっくりめ のテンポで演奏されますが、ここでもスリートはマイルス風のフレージングで頑張って おります。それほどテクニシャンではありませんが、一生懸命さは伝わってきますね。 早くても許すわ。そんな感じにさせるタイプでございます。よかったねぇ、昆布くん! ということでこのアルバム、個人的にはお薦めです。店で見つけたら買っておきましょ う。


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