- 【アルバム名】
- WILDER 'N' WILDER (SAVOY)
- 【リーダー名】
- JOE WILDER (1956/1/19)
- 【パーソネル】
- JOE WILDER (tp) HANK JONES (p) WENDELL MARSHALL (b) KENNY CLARKE (ds)
- 【収 録 曲】
- CHEROKEE / PRELUDE TO A KISS / MY HEART STOOD STILL / SIX BIT BLUES /
- MAD ABOUT THE BOY / DARN THAT DREAM
- 【内 容】
- ここに「パズル」がございます。どこにかというと、例の塩サバ物産(仮名)謹
製「塩サバニュース」なんですけどね。1面が社長と常務の挨拶、2面がガスタービン
とディーゼルエンジンの話、3面が「正月一番なんのこっちゃ?」と新入社員紹介。あ
、隠していたんですが、実は去年の12月にひとり、新しいOLさんが入社しましたぁ
。まだ隠し撮りはしておりませんが。昆布青年にも紹介しておりませんね。結婚退職す
るOLさんの変わりとして新しいOLさんを募集したところ、就職難の世相を反映して
か、1人の募集に対して7人も応募が来たそうです。人事部のおじさんは「7人も面接
せなあかん。」などとブツブツいいながら、顔面はとってもニコヤカでありました。羨
ましい話ですなぁ、昆布青年。その中からどういう基準だかわかりませんが1人が採用
となって、残りがボツになっちゃったワケですね。ハズレでもいいから1人、ウチの課
によこせ!いや、最近では性格のきついOLさんもそれはそれで悪くないなぁと思って
いるんですけどね。その新しいOLさん、むっちゃおとなしいタイプなんですが、どん
なもんでしょうね?長続きするんでしょうか。ウチの会社、オトコ、オンナを問わず新
入社員がすぐにやめちゃうのでちょっぴり心配。そういえばあのコ、最近姿を見かけな
いなー?なんて思っていたら3ヶ月前にやめていたりして。いや、入社する時には「よ
ろしくお願いしまぁす♪」なんて頭を下げて挨拶にくるんですが、やめる時は黙ってや
めていくんですよね。せめて一言、挨拶ぐらいしてやめていって欲しいものだと。
- 「社長の愛人やってたからぁ、とりあえずつとめてみたんだけどぉ、やっぱ仕事っ
ておもしろくないしぃ、だいたいウチの社長ってハゲだしぃ、ケチだしぃ、はやいしぃ
・・・。」
- いや、あくまでも世間一般の例でありまして、塩サバ物産とは何の関係もございま
せんが。
-
- えーと、パズルの話でしたね。塩サバニュースの第4面を3分の2も費やして、
図解入りで「パズル」というのが掲載されております。おそらくこれ、世話好き、物好
き、女子高生好きの常務が本か雑誌か何かで見つけ、
- 「ほぉ!こりゃなかなかトンチのきいた話や!」
- なんてつぶやきながらハタと膝を打ち、よしこれ、今度の塩サバニュースのネタに
使おう!なんて考えて採用した物件にほぼ間違いないでしょう。そのまま引用するだけ
でかなりの行数が稼げるしぃ。なんてコンタンも見え見えで、もぉ、ネタに困った人の
考えることは誰でも同じぃ!ということで、やっぱり会社の偉い人が考えたことは部下
も見習わなければなりません。それが正しい会社組織というものでございましょう。と
いうことで常務に敬意を込め、ここに謹んで引用させていただきます。
-
- > あなたは今、悪者によって誘拐され、ある部屋に監禁されていると考えてくださ
い。問題は脱出方法を考えることです。
- > その部屋には、図に示されているいくつかの道具類や器具(鉄棒セット、テニス
ラケット、テニスボール2個、縄跳び用縄、
- > バスケットボール)のほかは一切なく、床はコンクリート張り、ドアが1つある
だけです。
- > 犯人はあなたの智恵を試そうとして仕掛けをしています。つまり、コンクリート
張りの床面に、図のように、ピンポン玉が
- > ちょうど入るぐらいの円筒形の穴がうがってあります。
-
- えーい、面倒くさい(後略)。なんかこれ、設定がむっちゃ不自然なんですよね。
そんなややこしいことする悪人がどこにおるぅ?みたいな。そんな暇があったら身代金
をうまく受け取る方法でも考えろ!と私は言いたい。はやい話が15センチの穴に落ち
たピンポン玉を取るにはどうしたらいいのかという、ただそれだけのことなんですよね
。はっきりいってラケットもテニスボールも何の関係もないです。僕がわかりやすい絵
をかいておいてあげるね。ヒントとして
-
- 「男性が有利」
- 「ここまで読んでも分らない場合はトイレにでも行ってよく考えるとよい」
-
- だってぇ。んもぉ、常務ったらナニをしろっていうのぉ♪なんか「男性が有利」っ
ていうのがいいですな。
- 女の子だと「まと」を定めるのがちょっぴり困難かも?
-
- で、そんな「パズル」の下にはこんな記事も載っております。
-
- 『3Pシステム ウィンドウズ化に成功!』
-
- どんなシステムなんだよぉ!窓からのぞいてみて、好きなタイプを2人選べるシス
テムぅ?なんだかとっても楽しそぉ♪ちなみに塩サバ物産の主力製品である「3Pシス
テム」には3つのタイプがありまして、それぞれ「3P−N」「3P−M」「3P−H
」という名前が付けられております。(←常務命名。)3P−Hはずばり、「3Pぃ?
んもぉ、エッチぃ〜♪」というタイプでしょう。「M」はムチでしばかれてあ〜ん♪と
いうタイプでしょうか。となると「N」はなんでしょうね?ノーマル?
-
- 本日の発見:常務は「3P」をノーマルだと思っているらしい。
-
- 大丈夫か?ウチの会社。
-
- @ 今日はいつにも増して内容がなかったですね。こうしてだんだんとワケがわ
かんなくなっていき、行き着くところまで行って消滅しちゃうわけですな。ま、掲示板
に誰も書き込みをしてくれなくなる日がくるまで、なんとかやってまいりましょう。さ
て本日はジョー・ワイルダーです。サヴォイ盤の『ワイルダー・ン・ワイルダー』。ど
こかの原稿で「トランペットのワンホーン作は数える程しかない。」というようなこと
を書きましたが、そうでもないですねぇ。このアルバムもトランペットのワンホーンで
した。リズム隊はハンク・ジョーンズ、ウェンデル・マーシャル、ケニー・クラークと
、これはサヴォイのハウス・リズムセクションと言ってもいいでしょう。リーダーのジ
ョー・ワイルダーという人についてはよくわからんので、よくわからん場合はライナー
を丸写ししておくのが間違いがなくていいですね。えーと、CDのライナーは、どこに
でもおりそうな名前@佐藤秀樹センセーが書いておられます。それによると1942年
から46年までライオネル・ハンプトンのバンドでプレイ、54年にはベイシー楽団の
ヨーロッパ公演に同行してプレイ、62年にグッドマン楽団のソ連公演に同行してプレ
イと、とにかく外国へ行ってプレイするのが好きなおっちゃんみたいです。こういう人
ですね、社員旅行で台湾へ行きたがるのは。塩サバ物産でも今度の旅行は台湾だ!なん
て話が出ております。ま、1曲目から聴いてみましょう。
-
- 「チェロキー」はチェロキーに聞こえません。ワイルダーのスタイルはちょっぴ
り昼間派、昼間っからOK?いや、中間派っぽいですね。誰に似てるかというとサド・
ジョーンズに近い感じです。ハンクのピアノがいつもながら端正ですな。ケニー・クラ
ークのドラムも簡潔明瞭で、若い人にはちょっぴり物足りないカモ?こういうスタイル
は地味にバラードでも吹かせておいたほうが無難かも知れませんね。そこで2曲目「プ
レリュード・トゥ・ア・キス」。なんとも温かいトーンですね。やっぱりあまりモダン
ではないんですが、ノスタルジーをそそるような吹きっぷりでございます。3曲目「マ
イ・ハート・ストゥッド・スティル」。私の心臓は停止したまま、という意味なんでし
ょうか。そうだとしたら心臓マッサージしたほうがいいのではないか?という気もしま
すが、素人がヘタに心臓マッサージをすると肋骨を折っちゃうのでヤメといたほうがい
いらしいです。プール監視のアルバイトをしていた時、蘇生人形・南極2号で指導して
くれた先生がそう言っておりました。演奏は中間派風ですな。4曲目の「シックス・ビ
ット・ブルース」はサヴォイの監修者、オジー・カデナ作のブルース。演奏はブルース
風ですな。「マッド・アバウト・ザ・ボーイ」は劇作家でもあるノエル・カワードの代
表作。といわれてもそれが誰なのか知りませんが。知らない人だけど、どこかで聴いた
ことのあるようなメロディですね。演奏はしみじみとしたバラードで、悪くないデキで
す。そのムードを引き継いで、6曲目「ダーン・ザット・ドリーム」。この曲、『マグ
ニフィセント・サド・ジョーンズ』にも入ってませんでしたっけ?と思って調べてみた
ら、全然入っていませんでした。人間の記憶なんてアテにならないねっ!ということで
、全体的にやっぱりサドっぽい感じの1枚ではありました。というとこで、じゃ、また
来週!
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