【アルバム名】
BITCHES BREW (COLUMBIA)
【リーダー名】
MILES DAVIS (1969/8/19~21)
【パーソネル】
MILES DAVIS (tp) JOE ZAWINUL (el-p) WAYNE SHORTER (ts,ss)
JOHN McLAUGHLIN (g) CHICK COREA (el-p) BENNY MAUPIN (b-cl)
LARRY YOUNG (el-p) DAVE HOLLAND (el-b) HERVEY BROOKS (el-b)
JACK DeJOHNETTE (ds) LENNY WHITE (ds) CHARLES DON ALIAS (prc)
JIM RILEY (prc)
【収 録 曲】
PHARAOH'S DANCE / BITCHES BREW / SPANISH KEY / JOHN McLAUGHLIN /
MILES RUNS THE VOODOO DOWN / SANCTUARY
【内   容】
 なりゆきわかこセンセー(??歳)。リー・モーガンと“撃っちゃった”愛人ヘ レンの例を引き合いに出して、「14歳年上まではだいじょうぶです!」と書いたとこ ろ、「そのなかに入ってます!」という返事をいただきましたので、おそらくその辺り ではなかろうかと。プリクラ写真を拝見したかぎりでは30歳くらいにしか見えない、 とってもかわいらしいタイプでございます。職業は漫画家(四コマ系中心)、代表作は 「ぼくんちのアイドルひろみちゃん」。長崎のアメリカ通貨が孫の子であると語る横浜 人?それは「おくんちの米ドル、ひ孫じゃん」。三河地方でもつかいますけどね、じゃ ん。「あしたは晴れっ!」という漫画も一晩で毛が抜けるぅ?それは「あしたはハゲっ !」朝起きたらハゲになってたりしたらショックでしょうねぇ。ショックのあまり毛が 抜けて、円形脱毛症になっちゃうかも知れません。で、「あしたは晴れっ!」。この漫 画もロングラン連載を続けておりますね。ニコニコ・健全・純情・清純・さわやか・ほ のぼの系を得意としておりまして、ちょっぴり路線転換をはかってオジサン層の取り込 みを計った(?)「プニプニNo.1!」という作品は主婦層の不評を買い、連載うち 切りに追いやられてしまったそうです。恐ろしいですねぇ、主婦層パワー。我が塩サバ 通信も「コンニャク系」「ゴム系」などの極めて爽やかな書き込み等により、主婦層の 多大なる顰蹙をかっているおそれがあります。今に「あ〜ん何これぇ、健全なる青少年 の育成に多大なる悪影響を及ぼす俗悪サイトじゃないのぉ、よい子は見ちゃ駄目よ〜ん ♪」、略して「あ〜ん、駄目よ〜ん♪」という、禁断の18禁サイトのレッテルを貼ら れちゃうかも知れません。気をつけよぉっと。
 
 さてその、なりゆきセンセーの自宅のポストにマイルスの『ビッチェズ・ブリュ ー』のCDが投げ込まれていたそうであります。その見本版CDはソニーの袋に入って いて、切手は貼ってなかったそうであります。いったい誰が?何の目的で?なんでまた 、よりによって『ビッチェズ・ブリュー』?まず最初に考えられるのは「宣伝用」では ないかということ。見本版であることといい、ソニーの袋に入っていたことといい、ソ ニーの関係者もしくはレコード屋の店主等の仕業ではないかと考えられます。ま、無難 なセンですな。それにしては、家のポストに直接放りこんでいったというのがどうもあ やしい。普通なら「聴いてくださいねっ♪」というような手紙を添えて、ちゃんと切手 を貼って郵便屋さんのお世話になって郵送してくるはずです。となると、ファンによる 貢ぎ物というセンも考えられますな。それにしても、何故『ビッチェズ・ブリュー』? どうせ子持ちの人妻漫画家に贈るのなら、もっと喜びそうなものとかありますよねぇ。 「子持ちシシャモ・1パック」とか。それにファンの仕業なら「L・O・V・E ラブ ラブわかこ〜♪」とかなんとか、「愛のメッセージ」を添えるはずです。以上の点を勘 案すると、次のような犯人像が浮かびあがってきます。
 
1.犯人はシャイ
2.犯人は変人
3.犯人は郵便局嫌い
 
となると・・・?
 
本日の推理:犯人は小泉純一郎?
 
センセー、事件当日「サリーちゃんのパパのような髪形のオトコを見た。」という 目撃証言はございませんか?
 で、このCD。聴いてみたら「ううーん。つまんない・・。」という事だったの で、このアルバムを持ってなかった私は手持ちのマイルス・コンピ2枚と「とっかえっ こ」してもらうことにしました。「サインいっぱいしてねっ♪」とお願いしたところ、 送られてきたのがこれ(写真参照)。
「こーよーいはサバとラブラブ・ナイト♪」
「んもー♪」
真ん中の黒くて見にくいのは
「けしょう、こすぎちゃった・・・」
「スッピンのほうがかわいいよ、サバ♪」
さすが清純派の漫画家!爽やかですね〜。上半身ハダカ(パンツはいてるのか?) のマイルスにも
「サバ♪愛してるぜ」
なんて耳元で囁かれ、どうしましょうワタシ。んもー♪
 
 @ さて、その『ビッチェズ・ブリュー』。このアルバムは歴史的名盤として広 く世間一般に知られておりますので、いやしくも「ジャズ関連サイト」を開設している 身としては当然のことながら持っていなければならない1枚であると。2枚組だけどね 。にもかかわらず、今まで私は持っていなかったと。何度か「買おうかな?」と思った ことはあったんだけど、すんでのところで思いとどまったと。だって、つまんなさそう なんだも〜ん♪どうも私は「電化マイルス」というのが苦手でありまして、やはり停電 したらたちまち立ち往生してしまうような音楽はよくないのではないかと思うのであり ます。あ、立ち往生ってこんな漢字でよかったかな?と思って辞書をひいてみたら、立 ち往生の3つ前に「太刀魚」がございました。太刀魚、太刀打ち、立ち売り、立ち往生 。よかったですねぇ、銀平ちゃん。(←何が?)で、停電すると困るような音楽はいか ん。そんなことでは、例えば7号@ごんあじ台風の時など、おちおち落ち着いて演奏を しておれないではないか!それでなくても某塩サバ物産がメンテしている発電機は、い ざという時に役にたたないことで有名なのです。マイルスのアルバムで許せるのはせい ぜい『ネフェルティティ』まで!という頑なな態度をとっていた私が、ひょんなことか ら『ビッチェズ・ブリュー』を手に入れたというわけでございますな。このCD、「見 本盤(NOT FOR SALE)」というシールが貼ってあって、「この見本盤は非 売品であり、プロモーション用として貸与したもので、目的以外(第三者への転貸、譲 渡等)の使用を固く禁じます。」だって。こんなの譲渡されちゃって大丈夫なんですか ね?それに「貸与したもの」って書いてありますが、もしかしたら「この前貸したアレ 、返してね!」とか言ってくるのでは。どうしよう、なり先生!「こーよーいはサバと ラブラブ・ナイト♪」なんて書いちゃってますぜ!で、日付を見ると「96・9・20 」なんて書いてあります。2年前のCDが、何故いまさらジロー?先生の推理によれば
 
> 1.近所のジャズ好きさんが手放したいけど捨てられず何年も悩んでて、HPで わたしがジャズ好きなのをしってポストにいれた。
> 2.やーい。なりゆき、このひどい音を聴いてみろ!といういじわる
> 3.塩サバさんにおくるところを住所まちがえてわたしにおくってしまったお馬 鹿な塩サバファン。
 
私が思うに、おそらくこれは「2」の「嫌がらせ」でしょうな。CDを聴いてみて 、はっきりとそう確信しました。1曲目「ファラオズ・ダンス」。ジョー・ザビヌルの 曲ですね。冒頭からエレピばりばり全開。個人的にはどうも好きになれんのですよね、 エレピの音。エレピにエレベが混ざり、そのバックに聞こえるバスクラはベニー・モウ ピンでしょうか。ウェザー・リポートの原型を見るような感じがありますね。そしてい よいよお待ちかね、御大マイルスのペットが登場。よくわからんソロであります。続い てモウピンのバスクラソロ。バックではエレピ、エレベ、ギターが好き勝手にゴチャゴ チャと。こんなのがトータル20分11秒も続くのか?なんとか7分12秒くらいまで は我慢しましたが、えーい次じゃ!タイトル曲「ビッチェズ・ブリュー」。27分4秒 。さ、ディスク2へいきましょう。「スパニッシュ・キー」。この曲名は私達が海星高 校時代にスペイン人神父に捧げたお言葉を思い出させますねぇ。「スパニッシュ・ゴー ・ホーム!」いや、キリスト教倫理の授業が始まる前に、黒板にでかでかと書いておい たんですけどね。次いきましょう。「ジョン・マクラフリン」って、人の名前そのまん まやん!作曲はマイルス。当然、ジョン・マクラフリンを大フィーチャーしてるんでし ょうな。あ、そこそこフィーチャーされているみたいです。次、「マイルス・ランズ・ ザ・ヴードゥ・ダウン」。このアルバムではもっとも有名な曲ではなかったですかね。 うん、他のにくらべたらまだマシですかね。最後まで聴く気はしないですけどね。
ラストはショーターとマイルスの共作による「サンクチュアリ」。待ってたぜ、シ ョーター!お、静かなバラード調の演奏ですね。バックのサウンドはともかく、マイル スのトランペットには60年代的な響きがございます。ショーターのソプラノも絡んで まいります。ま、これもマシな部類ではありますね。
 
 ということで、人んちの郵便受けに「ビッチェズ・ブリュー」を投げ入れるのだ けはやめましょう。おじさんからのお願いねっ♪さ、耳直しにドーハムでも聴こうっと 。


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