- 【アルバム名】
- K.D.&THE JAZZ PROPHETS (ABC)
- 【リーダー名】
- KENNY DORHAM (1956/4/4)
- 【パーソネル】
- KENNY DORHAM (tp) J.R.MONTEROSE (ts) DICK KATZ (p) SAM JONES (b)
- ARTHUR EDGEHILL (ds)
- 【収 録 曲】
- THE PROPHET / BLUES ELEGANTE’/ DX / DON'T EXPLAIN / TAHITIAN SUITE
- 【内 容】
- 今日は久しぶりに寒ブリについて考えてみたいと思います。「寒ブリ二郎」で検
索してみた場合、はたしてどんなサイトがヒットするのか?いや、「久しぶり」と書い
た途端に思いついた企画なんですけどね。久しぶり→寒ブリ→冠二郎。うーん、我なが
らなんて冴えわたる水平思考!
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- 検索結果 0件
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- あかんやん!のっけから失敗企画やん!しかしこんなことでメゲてはいけません。
「魔女っ子メゲちゃん」。これはどうでしょう。以前「マゾっ子メグちゃん」で同じこ
とをして、やはり失敗に終わったような記憶があるんですけどね。「奥様はマゾ」は何
件かヒットしたような・・・。さ、レッツ・チャレンジ「魔女っ子メゲちゃん」!・・
・。さ、次いきましょう。いや、これは最初っからキツイなァとは思っていたんですけ
どね。「寒ブリ二郎」のほうはちょっと自信あったんですが。鮭トバの「鮭トバ一郎」
なんて食品がありますからねぇ。試しに検索してみたら該当なしだったのがちょっと心
配ですが。ちなみに鮭トバというのは、もともとはアイヌ人の保存食だったらしいです
。そういえば、鮭トバを毎日食べたいなぁという内容のスタンダードがありましたよね
、「鮭トバらの日々」。
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- えーと、あと4分の3くらいスペースが残っていますな。鮭トバねたがこのまま
発展していくという見込みはまったくと言っていいほどないので、ここらで少し話題を
転換したほうがいいでしょう。演歌歌手の流れということで「山本ジャージ」というの
はどうでしょうね?おっ、1件ヒット!
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- > めちゃ2イケてるッ! 1997年1月11日 20:00〜20:54 フジテレビ系
- > レギュラー:ナインティナイン(岡村隆史,矢部浩之)よゐこ(濱口優,有野晋哉)極
楽とんぼ(山本圭壱,加藤浩次)
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- > その1 ジャージチェック
- > 山本、ジャージを広げる。
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- 山本、ジャージ!ナイスやん!と、ここまで書いてお昼ご飯を食べに行ったところ
、日変わりメニューのお店に「ブリ大根定食」なんてのがありました。なんか、寒ブリ
二郎の底力を見せられた思いでございますな。食べなかったけどね、ブリ。で、山本ジ
ャージが大丈夫だったとなると、人間どんどん欲が出てまいりますね。ジャージ・ウォ
ーリントンはどうか?とか、ジャージ・ベンソンは駄目か?とか。駄目だろうな、多分
。そこでひとつ、ここは「昼下がりのジャージ」で勝負をかけてみたいと思います。
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- > 小西寛子のClub P-kan street 第3回:97年10月20日
- > 「耳元で1曲・おすすめ目覚ましミュージック」
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- > 豊島区・昼下がりのジャージさんのお便り。 、、、なんか最近、おやじギャグ
入ってきてるな、ま、いいか。
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- いいセンスしてるねぇ、豊島区・昼下がりのジャージさん!しかも「おやじギャグ
」とは、言ってくれるねぇ小西寛子!(←声優らしいが、わしゃしらん。)こうなりゃ
、ジャズの街「ジョージ」こと「吉ジャージ」なんてのもアリかもしれん。
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- > おみくじ「後からコッソリ近づいて出すのが吉。>ジャージさん」
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- あるなって!中身のほうは今ひとつよくわからんのですけどね。ちなみに「ジャー
ジ | ジョージ」で検索してみたら、こんなのもございました。
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- > 西23丁目からリンカーン・トンネルをくぐりニュー・ジャージーへ、そしてジョ
ージ・ワシントン橋を渡りマンハッタンに戻る・・・
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- 本日の結論:ジャージとジョージはアメリカの薫り。
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- ああ、なんてどうでもいい結論。
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- @ さて、本日はケニー・ドーハム。ドーハムが一時期、日本ハムの工場でパー
トのおばさんをやっていたということはあまり知られていませんし、多分デマだと思い
ますが、「ジャズ・プロフェッツ」というグループを率いていたということはわりとよ
く知られております。ジャズ・プロフェッツという名前がクレジットされているわけで
はありませんが、BN盤の『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』というアルバムが
「伝説のコンボ“ジャズ・プロフェッツ”唯一のライブ!」なんて言われております。
このBN盤はJ.R.モンテローズ、ケニー・バレル、ボビー・ティモンズ、サム・ジ
ョーンズ、アーサー・エッジヒルというメンバーですね。このライブの1ヶ月ちょっと
前に吹き込まれたのが今回紹介させていただく『ケニー・ドーハム・アンド・ザ・ジャ
ズ・プロフェッツ・Vol.1』というアルバムでございます。メンバーがちょっと変
わっていて、ギターが抜けて、ピアノはディック・カッツという名前の人。おいしそう
だけど、ちょっぴり痛風には悪そうですね、カッツ。昨日の昼に食べましたけどね、カ
ツの卵とじ。通称「カツたま」。カツアゲされた玉川クンも省略すると「カツたま」で
すね。ピアノがティモンズでないのはちょっと痛いけど、まあカッツくんもそれなりに
頑張っていることだし。それなりに頑張っていたケニー・バレルのギターが入っていな
いのも、個人的にはすっきりしてよかったと思います。ちなみにこれ「Vol.1」と
うたっておりますが、ついぞ「Vol.2」は出ずじまい。カフェ・ボヘミアのライブ
盤を吹き込んだ1ヶ月後にクリフォード・ブラウンが交通事故で死んじゃったものだか
ら、ドーハムは自分のグループを解散して、ブラウニーの後釜としてローチ・クインテ
ットに加わったわけであります。
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- さ、では聴いてみましょうね。1曲目『ザ・プロフェット』。グループの名前に
ちなんだドーハムのオリジナル。いかにもドーハムらしい哀感を帯びたマイナー調のメ
ロディが日本人のココロをゆさぶります。テーマの後半に聴かれる、ペットとテナーの
短いフレーズによる応酬は「ペッキング」と呼ばれる手法で、『カフェ・ボヘミアのジ
ャージ・ウォーリントン』にて開発されたスタイルであります。と、このあたりはCD
ライナーの受け売りでございます。ま、「ジャージ」とは書いてありませんけどね。ソ
ロ1番手はドーハム。このソロ、かなりイケております。いかにもブラウニー直系らし
い歌心に溢れております。続くJ.R.モンテローズのソロも悪くないです。J.R.
モンテローズとジャック・モントローズは「と」と「て」の違いで、とても違います。
という関サバ師匠の名フレーズをふと思い出しました。佐藤秀樹センセーのライナーに
よると、このグループには当初マクリーンが参加する予定だったんだけど、ミンガスに
パンチをくらって歯が折れて参加不可能になってしまったと。で、マクリーンの代役と
してモンテローズが参加することになったと。ふーん。名前は平凡だけど、物知りやん
!続いてカッツのソロ。この人のことはよく知りませんが、白人のようであります。と
いうことで、この1曲だけでもこのアルバムは買いですね。
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- 2曲目もドーハムのオリジナル「ブルース・エレガンテ」。あまりエレガンスで
はないアーシーな感じのブルース。冒頭、カッツのピアノソロとサム・ジョーンズのベ
ースソロがたっぷりと楽しめます。3曲目の「DX」もドーハムの曲。佐藤センセーが
書いているとおり、ファンキーというよりもハード・バップという感じ。4曲目はビリ
ー・ホリデイでおなじみの「ドント・エクスプレイン」。日本語訳「言い訳なさらない
で」と言ったところでしょうか。関西訳「言い訳すんな、ボケぇ!」この曲、とっても
好きなのぉ♪ボーカルではヘレン・メリル、インストではデクスター・ゴードンがよろ
しい。この、ミュートによるドーハムの演奏も悪くないですね。
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- ラストはドーハムの「タヒチ組曲」。1曲目と並ぶ、本アルバムの必聴アイテム
でしょう。カフェ・ボヘミアのライブ盤のアタマに入っていた「モナコ」とは同じ曲で
あります。いかにもドーハムらしい哀愁メロディですな。なぜ「タヒチ」が「モナコ」
になったのか知りませんけど。でも、おいしいですよね、モナカ。という1枚でござい
ました。はい。
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