- 【アルバム名】
- THE CONNECTION (FELSTED)
- 【リーダー名】
- HOWARD McGHEE (1960)
- 【パーソネル】
- HOWARD McGHEE (tp) TINA BROOKS (ts) FREDDIE REDD (p) MILT HINTON (b)
- OSIE JOHNSON (ds)
- 【収 録 曲】
- WHO KILLED COCK ROBIN? / WIGGLIN' / MUSIC FOREVER / TIME TO SMILE /
- THEME FOR SISTER SALVATION / JIM DUNN'S DILEMMA / O.D.(OVERDOSE)
- 【内 容】
- 皿うどん(長崎@ごんあじさま提供)を食べながらふと思いました。「ベビース
ター・皿うどん」というのはないのか?皿うどんって一番ベビースターになりやすい感
じがしますよねぇ。少なくとも「ベビースター・ナポリタンスパゲティ」よりは無理の
ない商品が出来るような気がしますが。おやつカンパニー(略して「おやカン」)の製
品企画部の皆さん、もしこれを読んでいたら一度ご検討ください。長崎限定でもいいん
ですけどね。ついでにいうと、「ベビースター・わさびそば」「ベビースター・七味そ
ば」があって、一方「おっとっと・味噌煮込みうどん味」があるわけだから、ここは当
然「ベビースター・味噌煮込みうどん」もしくは「ベビースター・きしめん」というの
があってしかるべきではないかと。あるいはもっと発想を転換して「ベビースター・味
噌カツ」「ベビースター・手羽先」「ベビースター・ういろう」とか。ういろうを麺状
に細く切って天日でカピカピに乾したのをポリポリかじるというのは、なかなかおいし
そうな感じがしますけどね。ゆず味とか抹茶味で。グリコ系に目を転じると「金鯱ポッ
キー」とか。鯱味のポッキーに金箔を貼るわけですね。どえりゃあピカピカすんでかん
わ〜。と、地元のおばあちゃん連中にも人気。食べてるうちに銀歯が金歯になって、と
っても得した気分だぎゃ。
-
- えーと、そんなことはどうでもよくて長崎の話。皿うどんを食べているうちに長
崎のことを思い出したわけです。高校の修学旅行が長崎でしたからねぇ。大阪から別府
までフェリーで行きました。これが船底のとんでもないタコ部屋状態で、8畳くらいの
部屋(といっても、ロッカーとかで区画されている大広間の一画)に15名ほど詰め込
まれたわけです。1人当たりの割り当てタタミが0.53畳。これでどうやって寝ろっ
ちゅうねん!という状態でございました。いや、寝ましたけどね。同じ方向に頭を向け
ると場所をとるので、足・頭・足・頭と互い違いになって。みんな、ひざを曲げて「体
育館寝」みたいな格好で寝てましたな。「体育館座り」の状態からそのまま上半身を後
ろに倒した状態ですね。私は「ロッカー(扉がないやつ)に足を突っ込む法」というの
を考案したので、なんとか脚を伸ばして寝ることができました。そんなこんなで別府港
に到着。そこでは広島カープスの北別府投手のポスター「別府へ来た、北別府」が我々
を暖かく歓待してくれました。いやあ、九州人はセンスありますなぁ、ごんあじさま!
-
- さて、船を降りた私達はバスに乗り込むことになるわけですが、これから何日か
お世話になるご挨拶がわりに、運転手さんとバスガイドさんに四日市特産「ばんこ焼の
壷」が進呈されました。この「ばんこ焼」というのは漢字で書くと「万古焼」となって
しまうという、関東地方では「関西地方における全国共通おこめ券」に匹敵するような
デンジャラスな物件なのでますが、ガイドさんは九州人だから大丈夫だったですよね、
きっと。で、当時の資料をひもといてみると、我らが海星高校刈りあげ青年団・純情組
御一行の日程は
-
- 別府地獄−アフリカンサファリ−内牧温泉(泊)
- 阿蘇山草千里−水前寺公園−天草五橋−島原(泊)
- 大浦天主堂−グラバー園−平和公園−国際文化会館
-
- となっておりますね。そうかぁ。別府でこの世の地獄を見たのかぁ。地獄といえば
、なんといっても「血の池地獄」がメジャーですね。もうみんな、血を見ると血が騒い
で鼻血をダラダラ流すもんだから、血の池地獄はますます血で染まるという、そういう
資源循環サイクルで運用されている観光地なんだそうです。でも最近はどうも血の気が
薄くていかんというので、スッポンの血を注入したりして血の池の健全保護育成を計っ
ているらしいです。というようなデマを出発前に聞いておりましたが、実際は水が血の
色をしているわけではなく、池の底の砂が赤っぽいのでなんとなく池の水も赤っぽく見
える、ような気もする。といった程度の地獄でございました。
- という記憶があるんですが、違いましたかね?あとは竜巻地獄かぁ。岩がなければ
50メートルくらい湯を吹き上げるらしいですが、岩があるので5メートルくらい湯が
吹き上がるだけでした。なぜ岩をつくった野本岩男!(←関係ない。)ほかには青い色
をした海地獄と、湯気がのぼっている山地獄。あ、ここでは温泉の熱を利用してカバを
飼っているんですねぇ。
-
- 遠き日の思い出:一緒に見たかったねっ、太田くん!
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- ということで、長崎にたどりつく前に規定枚数に達してしまいました。ほかにネタ
を思いつかなかったら明日に続きます。
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- @ さ、本日はハワード・マギー史郎。ハワード・マギーブイヨンでも可。検索
してみたらマギーブイヨンのほうが多かったもんな。ブイヨン65件、史郎7件。ハワ
・マギといえばバップ期から活躍しているトランペッターなんですが、アルバムとかあ
まり聴かれてませんよね。ジャズ全盛の50年代に、ほとんど麻薬で死んでいたのが痛
かったですな。で、この『ザ・コネクション』というアルバムは1956年頃から4年
ほど消息不明になっていたマギーが、60年になって久々に復活した姿をとらえたわけ
なんですが、ジャック・ゲルバーのオフ・ブロードウェイ劇『ザ・コネクション』のス
コアを演奏していることで、わりと知られているのではないかと思われます。麻薬中毒
者達を真正面から取り扱ったらしいこの劇は、見たことないからなんとも言えませんが
、フレディ・レッドが音楽を担当したと。で、フレディ・レッド自身やジャッキー・マ
クリーンが俳優として舞台の上で「お遊戯」をしたと。で、ブルーノートにマクリーン
がワン・ホーンで吹き込んだ『ミュージック・フロム・ザ・コネクション』というアル
バムもあると。そのアルバムでは作曲者のフレディ・レッドもピアノで参加していると
。ま、だいたいこんなところが一般のジャズファンには知られておりますね。私も単な
る一般のジャズファンの1人なので、それ以上のことは知りません。で、もう1つの『
ザ・コネクション』と言われるのが、このハワード・マギー盤。契約の関係か、ピアノ
のフレディ・レッドは「アイ・チング・マチコ先生」という変名でクレジットされてい
ますね。作曲者のほうはちゃんとフレディ・レッドとクレジットされているんですが、
そこらへんの事情はおじさんにはわからん。テナーのティナ・ブルックスの参加がマニ
アには嬉しいところです。
-
- で、演奏している曲はマクリーン盤と同じですね。曲順も同じだったかどうかは
調べてみないとわかりませんが、調べてみるのは面倒なので、調べるのはやだ。おそら
く同じだったと思うんですが。1曲目が「誰がコックのロビンを殺したか?」この曲名
が出たからには、どうしても「パタリロ!」の「誰が殺したクックロビン?」との相関
関係について触れなければならんと思うのですが、昔、「顔がパタリロである。」と言
われた私としては、あまり触れたくないテーマであるなぁ。と思いつつ調べてみると「W
ho killed Cock Robin?」というのはマザーグースの一節らしいです。ちなみに 「Robi
n」はコマドリのことらしいっす。ふーん。為になるなぁ、健全サイト・塩通!という
ことが解れば、今日の原稿は終わったも同然ですね。というか、もうあんまりスペース
残っていないしぃ。「クックロビン」はファンキーな佳曲でございます。ワンホーンよ
り2管のユニゾンで聴いたほうがいい感じですな。ティナのソロはとってもティナっぽ
くていい感じです。2曲目「ウィグリン」もいいです。「ミュージック・フォーエバー
」も悪くないです。超手抜きモードですな、今日のぼく。1曲とばして「シスター・サ
ルヴェイション」。マーチ風のテーマに始まり、一転してバラード調のティナのソロに
受け継がれます。1曲とばして「O.D.」。ちょっと前に鰈さんが「ケニー・カーク
ランドが麻薬の打ちすぎで死んだらしい。」というカキコをしてくださった時、昆布青
年が「Overdose」が云々というレスをつけていたような記憶がございます。「O.D.
」というのは「Overdose」の略で、麻薬の吸いすぎといった意味でございます。ああ、
昔はみんな健全な書き込みをしていたんですねぇ。ということを懐かしみつつ、あまり
内容がなかった本日の曲解説はおしまい。全体的にいうと「まあまあやん。」という感
じでございました。はい。
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