【アルバム名】
HEADIN’ SOUTH (BLUE NOTE)
【リーダー名
HORACE PARLAN (1960/12/6)
【パーソネル
HORACE PARLAN (p) GEORGE TUCKER (b) AL HAREWOOD (ds)
RAY BARRETTO (conga)
【収 録 曲
HEADIN' SOUTH / THE SONG IS ENDED / SUMMERTIME / LOW DOWN / CONGALEGRE /
PRELUDE TO A KISS / JIM LOVES SUE / MY MOTHER'S EYES
【内   容
 今日は本格的にネタがありません。今日も近鉄で帰ってきたんですが(車、情死 が、いや、上司が乗ってった。)女子高生、桑名駅の階段をのぼってなかったし。ま、 のぼっていたとしても2日続けて「パンツねた」書くわけにもいかんですしね。昨日の 原稿でも「また女子高生のパンツねたかぁ。」と呆れた人が多数いたことでありましょ う。あ、だから掲示板の書き込みも不調だったんですね。「パンツはもうええ!」とい う、読者の無言の圧力がひしひしと感じられる「ブルー・ウエンズデイ」でありました 。厳しいなあ、読者の目は。えーとそんなわけで、本日は「ジャズジャイアントの前振 りネタの参考にでもなれば」ということで、さんま¥98さまから届いた長島温泉ネタ で食いつなぐことにいたしましょう。
 
> 春休み、夏休みの季節が近くなると、新聞の折り込み広告にアルバイト募集のチ ラシが入るのです。
> 「あなたも明るい職場で働いてみませんか?」という感じだったと思います。さ ばさんは夏休みにプールの監視員
> をされていたようですが、暑い夏に外でバイトというのだけは避けたく思い、気 候の良い春休み&GWに働きました。
 
甘いな、さんまさん。プールの監視員というのはですね、確かにクソ暑いんですが 、それを補っても海女リアル、さあ君もミキモト真珠島でリアルな海女体験を、してる 場合じゃないって。補って余りある楽しみがあるのです。
 
その1.ぴちぴち水着ギャルがいっぱい
その2.ぴちぴち水着幼女がいっぱい
その3.ぴちぴち水着おばさんがいっぱい
その4.ぴちぴち水着お兄さんがいっぱい
 
もう、各種マニアご用達!みたいな。お盆休みなんか5万人ぐらい来ますからねー 。東京ドームの巨人戦の観客が全員水着姿だった、という場面を想定していただければ イイです。さてそこで、長島温泉ジャンボ海水プールの思い出。前にも書いたことがあ るかも知れませんが、ネタがないときゃなんでもアリだい!私が勤務していたところは ジャンボ海水プールの中で、内部的には「ファミリープール」と称されていたところで ありました。そのネーミングが示すとおり、自然と(その2)の「水着幼女」&(その 3)の「水着おばさん」というのが多い、という環境でございました。ちょっぴりイメ ージが悪いですね。「けがれなき美少女」&「人妻」&「熟女」と言いかえておきまし ょう。ごくマレにですが、「普通の下着姿の婆さん」という、たいへんデンジャラスな 光景に出くわすこともございました。「長島温泉のジャンボ海水プールへ遊びに行くの に姑に普通の下着姿を強要する鬼嫁」といったところでしょうか。僕はけっこう好きで すね。いや「下着姿の婆さん」じゃなくて「鬼嫁」シリーズ。あと、水着関係で今ひと つワケがわかんないのが「3歳児のビキニ姿」。なんか意味あんのか?ありゃ。特に「 ブラ」のほう!パンツのほうはまあ、ワカランでもないですけどね。って、結局「パン ツねた」かい!えーと話題を変えて、ほかには・・・、特にプール関係で書くことはあ りません。じゃ、東寺の五重塔から飛び降りた外人の話。その昔、清水の舞台から飛び 降りても死ななかった人がいましたが、この「東寺の外人」、2階くらいのところ(高 さ8メートルちょっと)から飛び降りて死んじゃったんだそうです。ちょうど「塩鯖フ ォトギャラリー」に写真があるんですが、こんなとこからねぇ・・・。てっぺんなら5 7メートルあるからわかるんだけどねぇ。そういえば「志摩子の夏」に、せっかく書い た東寺の境内の図が掲載されなかったみたいなので、ここに載せておきます。
 
「金堂と講堂、食堂が真っすぐ並んでいるんですねぇ。」
「そうです。五重塔は端っこですね。」
「私、食堂で塩サバ定食たべるぅ。」
「売ってねーって!」
 
以上、「志摩子の夏・特別編」でした。
 
 @ あーあ、なんかどっと疲れが・・・。そんな時には 元気をだして ホレス ・パーラン ぱーっとね。折り込み都々逸、お題は「そげほぱ」でした。何なんだよ、 「そげほぱ」。当然、ホレ・パーくんは第1回ピアニスト編で登場しているものと思っ てたんですが、どうやら初登場のようですね。パーくんの代表作と言えば、なんといっ ても『アス・スリー』。あのアルバムのタイトル曲の出だしの部分を聴いて、「いい! 」と思わないヤツはジャズファンじゃねえ!というくらい、とってもいいですよね、あ りゃ。リバーサイドのティモンズとサム・ジョーンズのコンビも最高ですが、それに匹 敵するのがブルーノートのパーラン&タッカー、略して「パッカー」コンビ。この最強 コンビにアル・ヘアウッドを加えた「アス・スリー・トリオ」、日本名「僕たち3人ト リオ」はBN4000番台のハウス・リズムセクション的存在であります。で、やっぱ り『アス・スリー』が1番イイんですが、それに次ぐデキとなるとこの『ヘディン・サ ウス』あたりでしょうか。ラズウェル先生もお気に入り。コンガなんか入って若干「軽 め」なんですが、重いだけが相撲取りじゃないしぃ。でも、1曲目のタイトル曲はちょ っと「軽すぎぃ。」という気がしないでもないです。しないでするもの、なあに?答え :剣道。なんていうナゾナゾがありましたな。そりゃ「竹刀やがな!」とコドモ心にも ツッコミ入れてましたが。アフロ・キューバン・リズムとコンガのコンビネーションが とっても軽快であります。ちょっと軽すぎるけどね。軽石は軽いしぃ。なんて思った人 は2曲目へGO!「ザ・ソング・イズ・エンディド」。この曲に関しては寺島のヤック ンがなんか言ってたような気が。ま、いいや。ヤックンはヤックン、フックンはフック ン、イカのくんせいはイカクン。いかにも「小唄小唄」した感じの曲をコンガ入りで軽 快に料理しております。軽いといえば軽いんだけど、じっくり聴くとなかなか「オイシ イ」フレーズ、てんこもりであります。はい、3曲目。「サマータイム」。ジョー・タ ツくんがアルコでメロディを弾きます。個人的にはベースの弓弾きは「どうも」なんで すが、次の瞬間、うなりをあげるようなピチカートのバッキングに移行。たまらんなー 、この雰囲気!やっぱりタッカーは偉いと言わねばなりません。
 
 はい、4曲目。「ロウ・ダウン」。そのものズバリのアーシーなスロー・ブルー ス。ここでもタッカーの地に足がついたウォーキング・ベースが聴きものなんですが、 麻原の空中浮遊は地に足がついてませんねー。あの「空中浮遊というより、あぐらをか いたままのウサギ跳びにしか見えない」というお座敷芸、いつか忘年会で披露してやろ うと思っているのですが、もうすっかりネタとしては古くなってしまいました。誰でも 出来るもんな、あれ。で、ベースもいいけど、最大の聴きものはパーランの「1分45 秒あたりから延々と続くコテコテのロング・フレーズ」(原田和典センセー談)ですね 。どこまで続くかと思ったら、延々3分30秒まで続いてました。いやあ、凄いのをと おりこして、3分ぐらいから先は思わず笑っちまいます。重厚なブルースの後は軽快に 。5曲目、「コンガレグレ」。これぞ「ジャズで踊る」、ロンドンのクラブシーン(そ ういうのがあったらしい)の定番。作曲者、レイ・バレットのコンガをフィーチャーし た、「ダンス、それは踊り。」って、ただ日本語に訳しただけやん!といった感じのダ ンサブルなナンバーです。楽しいっす。
 
 楽しいあとは、しっとりバラード。「娘に触れるど。」と空き巣言う。しみじみ 。7曲目の「ジム・ラヴズ・スー」はジャミラ、それはウルトラ怪獣、ジャマルの曲。 パーランはアーマッド・ジャマルからむっちゃ影響うけたらしいです。似てるか?よく わからん。ラストは「僕の母さんの目」。くつろいだ演奏です。以上。このアルバム以 降、パーランはサイドにスタ・タレ、トミ・タレのタレタレ兄弟やブッカー・アービン を加え、さらに「コテコテ度」を増していくことになります。コンガぐらいなんだ!


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