- 【アルバム名】
- CON ALMA (COLUMBIA)
- 【リーダー名】
- RAY BRYANT (1960/11/25,1961/1/26)
- 【パーソネル】
- RAY BRYANT (p) BILL LEE (b) MICKEY ROKER (ds) ARTHUR HARPER (b)
- 【収 録 曲】
- CON ALMA / MILESTONES / ILL WIND / NUTS AND BOLTS / CUBANO CHANT /
- 'ROUND MIDNIGHT / AUTUMN LEAVES / C JAM BLUES
- 【内 容】
- みんな、一家に一台「千手観音」を持ってるかい?いや、フォトギャラリーの「
東寺のみほとけ」を見ていたら、ウチにも一台欲しくなりまして。よく、忙しい時に「
猫の手も借りたい」なんてことを申しますが、もし生きた千手観音が1人いたら、手の
1本や2本は借りたい放題ですよね。「ちょっと貸してねっ。」なんて言いながらブチ
ッと引きちぎったりして。観音さま、「いてっ!」とか言いながらも、まあすぐに生え
てくるからいっかぁ・・・。やさしいなあ、観音さま。トカゲのしっぽのような生命力
ですな。で、千手観音の手が手に入ったら、私ならまずマジックハンドにしますね。遠
くから女子高生のスカートをめくったりして、う〜ん、まいっちんぐぅ。って、アホか
い。千手観音の中には手のひらに1個ずつ目がついてる千手観音もいて(千手千眼観音
という)、これなんか正に「千手千眼観音は千の眼を持つ」状態。正しくは顔にも目が
2つあるから1002個になるのか。でも千手観音って、よく見ると頭の上にもセロニ
アス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」のジャケット状に顔がいくつか並んでい
るんですよね。とこまで欲張りなんだ、観音!
-
- それはそうと、手のひらに目をつけたというのは、なかなかいいアイデアですね
。私はカラーザウルスを卒業してパワーザウルスにヴァージョンアップしたので、よう
やくペン入力による原稿書きから脱却しました。パワーザウルスだと小さいながらも携
帯用のキーボードが使えるんですよね。ま、会社でサボリ原稿を書く場合はまだペン入
力なんですが。で、そのキーボード入力。私の実力ではブラインドタッチなんかもって
のほか。いくら「もぐらたたきゲーム」で練習しても、キーボードを見ながらじゃない
とまったく打てません。もっぱらパウエルの流れをくむ「右手のシングルトーン」に勝
負をかけております。こんな時、手のひらに目があったらなあ。他にも「掌眼」は次の
ような場面で重宝すると思われます。
-
- 1.スカートの中のパンツをのぞく時。
-
- えーと、他にはなにも思いつかないな。今日はですね、久しぶりに電車で帰ったん
ですが桑名駅の階段をですね、スカートの短い女の子がですね、後ろを手で押さえなが
ら昇っているわけなんですよ。別にですね、私はですね、覗く気などさらさらなくって
、「チラっと見えたらラッキーやな。」くらいの気持ちで後ろを歩いていたんですが、
「きっ。」という感じで振り向いた彼女とばっちり目があっちゃいましたぁ。
-
- 本日の心の叫び:ワカメちゃんを見習え!
-
- @ さ、今日の前半は中身がなかったですね。後半の展開に期待しましょう。前
半・後半と言えば「8時だよ!全員集合」。我が家は「夜更かしすると不良になる。」
という教育方針だったため、夜の8時半には布団に入って寝ておりました。おかげで「
全員集合」は前半部分しか見せてもらえなかった、という暗い幼児体験がトラウマとな
り、今でもトラとウマの区別がつきません。と言った「トラウマねた」は今週月曜日に
更新した「レッツ・プレイステーション」でも展開されておりますので、よろしくね。
で、本日はレイ・ブライアントの『コン・アルマ』。いいなあ、レイ・ブラ。特にプレ
スティッジの『レイ・ブラ・トリオ』は初心者にもわかりやすく、なおかつ奥が深いと
いうスグレものであります。個人的にはシグニチャーよりもプレステ盤。CBSだと、
この『コン・アルマ』か『リトル・スージー』ですな。ありきたりだけど、僕ってそん
なにマニアじゃないしぃ。なんでもいいけど『リトル・スージー』のジャケ、娘のスー
ジーが一緒に写ってるんだけど、オヤジとあまりにも「クリソツ」なので、とっても笑
えます。絶対奥さん浮気してねーな、と断言できますね、ありゃ。このムスメに関して
はですが。あ、ちなみに今日のジャケ絵が全然似てねー、というのはナシです。本人が
一番よくわかっております。なんかミンガスみたいになっちゃいましたぁ。
-
- さ、気を取り直して1曲目。ジャズ解説はイラストじゃないよ。中身で勝負だよ
。でもその中身もないから本人、とっても困っているんだよ。でもね、それが私の〜イ
イと・こ・ろっ♪意味があるサイトなら他にいくつでもあるから、僕は僕なりに生きる
んだ。るんだ、こまっちゃう〜。(それにしても今日はひどい。)1曲目の「コン・ア
ルマ」はガレスピーの曲。ラテンタッチの楽しい曲です。日本人ってどういうわけだか
ラテン系、好きですよね。某高校にもラテン系の先生はいっぱいいましたが、一部を除
いてあまり好きではなかったけどなぁ。ブラちゃん(なんか下着フェチみたいだな。)
の演奏は、始めはシンプルながら、ソロが進むにつれて次第に盛り上がっていきます。
だんだんと盛り下がっていく演奏に比べれば、なんと立派なことでしょう。軽〜いミッ
キー・ローカーのドラムスも、まあいっか。2曲目の「マイルス・トーンズ」だけどう
いうわけだか1960年の演奏で、この1曲だけベースがアーサー・ハーパーという人
に代わります。アップテンポの軽快な演奏が繰り広げらます。こういうドライブ感に溢
れたブラいや〜んちゃん(だんだん呼び名がヘンになるな。)は珍しいかも知れないで
す。ここではミッキー・ローカーも好調で、ドラムスとピアノの4バースも楽しめます
。ブライアントは最後のところで「朝日のように〜」のメロディーを引用。きわめて快
調な演奏なので、フェイドアウト風のエンディングがちょっぴり残念です。
-
- 3曲目は一転して無伴奏のバラード。「イル・ウインド」。これはとってもアー
ト・テイタムっぽいですね。CDのライナーにもきっとそう書いてありますね。書いて
ないなぁ。小川の隆夫くん、たいしたことないなぁ。4曲目はブライアントのオリジナ
ルの「ボルトと納豆」、じゃなかった。「ナットとボルト」。おもろい曲ですね。ミッ
キー・ローカーのドラムをフィーチャーした演奏となっております。ちょっとやかまし
いけど、ま、広い心で見ていてあげましょう。5曲目、続いてブライアントのオリジナ
ルで「クバノ・チャント」。いいなあ、このメロディ。ラテン風で、むっちゃ日本人好
みですな、こりゃ。イイ曲書くんですよね、レイ・ブラくん。沖縄出身の少女、久羽野
ちゃんと一緒に日本海の荒波でイカ釣りをした楽しい思い出を綴った曲、ではないと思
うけど、楽しそうだなぁ、日本海でイカ釣り。いかつい顔してイカ釣りぃ。今日の僕っ
てちょっぴりハイ。土曜日の夕刊に書いてありましたが、「アジ釣り」と「サバ釣り」
では断然「あじ」のほうが人気らしいですね。クーラーにアジをいっぱいにして帰って
くるとみんなに羨ましがられるけど、サバだと「サバかぁ。」と言われるだけだそうで
して。関係ない話ですが、なんか悔しい。悪かったなぁ、サバで。なんて、新聞記事を
読みながら思わずスネちゃいました。
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- 6曲目、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」。有名です。演奏はまずまずで
す。7曲目、「枯葉」。有名です。テイタムっぽい無伴奏ソロによるイントロに始まり
、そういえばブライアントには「モダン版テディ・ウィルソン」なんて呼び名もありま
したね。で、無伴奏ソロのイントロからインテンポになっておなじみのテーマが始まる
、その瞬間がイイです。ゾクゾクします。綺麗なタッチでテーマ・メロディを弾いてま
す。さすがです。立派です。ブルージーな味わいがアフリカにある国はブルンジぃ。青
い爺さんはブルー爺ぃ。爺さん、朝になったら青くなってたりしてるので要注意。ラス
トはエリントンの「C・ジャム・ブルース」。あまりにテーマが簡単なので思わずコン
ピュータに入力してしまった「塩サバ・ヴァージョン」もあります。そういえば「鮭&
鯖」のテープ、ごんあじさんから「YMOみたい。」と褒められた(?)以外、特に反
応がないなあ。「血液がいいですねっ♪」という感想を期待してたんだけどなぁ。あ、
なりゆき先生は「いいなあ、じぇりこ、じぇりこ・・・」と言ってくださいました。「
C・ジャム」含む残り曲、いくつかあります。「3合」さんには特別バージョンあげま
したね。そんなわけでブライアント、僕にくらべりゃまだまだ青いよなっ。
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