【アルバム名】
JUMPIN’ PUNKINS (CANDID)
【リーダー名】
CECIL TAYLOR (1961/1/9,10)
【パーソネル】
CLARK TERRY (tp) ROSWELL RUDD (tb) STEVE LACY (ss) ARCHIE SHEPP (ts)
CHARLES DAVIS (bs) CECIL TAYLOR (p) BUELL NEIDLINGER (b)
BILLY HIGINS (ds) DENNIS CHARLES (ds)
【収 録 曲】
JUMPIN' PUNKINS / O.P / I FORGOT / THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE
【内   容】
 土曜日は、待ちに待った生八橋オフでした。いや〜、ビックリしましたねぇ。太 刀魚姉妹(妹)さん、女性なんやもん。サングラス風の黒眼鏡をかけた男性を想像して たら、全然ちゃうんやもん。って、そんなもん想像するなって!想像といえば私がHP に掲載した「絶妙のトリミングを施した、リード・マイルス・デザインによるブルーノ ート盤ジャケット風の筆者近影」のおかげで、過大なる期待を抱いていたのではないか と推測される太刀魚1号さま。私を一目見るなり、「なんか写真で思ってたイメージと ちゃうなあ。」と、いたく落胆のご様子でした。ごめんね、ご希望に添えなくて・・・ 。かくいう私も太刀魚姉妹さまに関して、あれこれ想像しておりました。まず最初の疑 問は「いくつといくつの姉妹なんやろ?」ということ。61歳と57歳でも姉妹は姉妹 やし。そうそう、この私が使っている関西弁もどき。ばりばり「大阪で生まれた女」で あられる(たぶん)太刀魚1号さまによれば、むっちゃ怪しいらしいです。ゴメンね。 川を1本隔てたら「味噌カツだでかんわー。」とか言ってる人間が住んでいる地域の住 民やから。さて、午後6時。集合時間までまだ30分ほどあったので付近を散策してい る私のもとに、太刀魚1号さまからの電話連絡が入りました。そういえば1週間前の「 YOKOHAMA JAZZY NIGHT」の時にも、集合時間に10分ほど遅刻し た私のもとに連絡が入ったんですが、電話に出た途端に一言、「さばぁ?」やもんな。 そうか。私は「さば」だったのかと、改めて自己のアイデンティティが確立した思いで ありました。さて、太刀魚1号さまからの「はよ着いてもた。」連絡に慌てて四条大橋 へ向かったところ、おっ、太刀魚1号さまらしき人の後ろ姿が。正面にまわってみると 案の定、サングラス風の黒眼鏡(←やや怪しい)のお人でありました。無事発見!いや あ、よかったよかった。太刀魚1号さまの第一印象。若いっ!
 
 しばらくして、ごんあじさまより「ちょっと遅れますぅ。」という連絡が。太刀 魚1号さまと2人で待ってたんですが(むっちゃ緊張した。何を話せばいいんだか・・ ・)、そのうち、「もしかしたら太刀魚1号さまは、ごんあじさまのことを男と思っと るんとちゃうか?疑惑」というのがムクムクとわきあがってまいりました。関サバ師匠 も「“ごんあじ”という名前から、むくつけき20代の男性ではないかと思っていた。 」と、私信メールにて私にそっと告白してくれた、という過去の事実もあるし。私はご んあじさまの本名を知っていたから、たぶん女の子であろうとは推測してたのですが、 もしかしたら女の子みたいな名前のおっさんかも知れん。なんせ47歳の、昔は宅八郎 みたいだったというおっさんが「山田まりやでぇす。」なんて言ってメールを送ってく るという前例もあることだし。と、警戒だけは怠りませんでした。「常に最悪の事態を 想定する。」というのが、ショックを和らげるためには大切な処方箋となります。で、 太刀魚1号さまの「ぴかちゅうをバッグにつけたヘンな男。」という想像と、私の「も しかしたらオッサンかも知れん。」という疑心暗鬼の前に姿をあらわしたごんあじさま の第一印象。よかった!
 
 ごんあじさまが「むさい学生2名」とメールで言っていた学生さんのうちの1人 はちっとも「むさく」なく、とっても爽やかな好青年でありましたが、もう1人は挨拶 もなくその場から去っていってしまいました。おーい!(急用が出来たらしい。)太刀 魚2号さまが参加できなかったことは残念ですが、かくして通算5回目にあたる、塩サ バ通信「京都・生八つ橋オフ」は4名(自分含む)によって始まったのでした。
 
 さんま¥98さまが尽力して探して下さった「お薦めの店」は、前日の午後に電 話で予約を申し込んだら「いっぱいでぇす。」って断られちまったじゃねえか。しかた なく適当にネットで「京都グルメナビ」みたいなので探した「座座(ZAZA)」とい うお店に移動。阪急の河原町を出たすぐのところで、すぐ前を高瀬川が流れ、なかなか いい感じです。この、繁華街の真ん中を鴨川と高瀬川が流れている風景は京都ならでは ですね。東京にも横浜にも大阪にも神戸にもない、独特の情緒がございますね。という ことで、怪しい黒眼鏡をはずしたらとっても美人だった「太刀魚1号さま」、名前とう らはらにとってもかわいい「ごんあじさま」、全然むさくなかった「ぜんたろう青年」 (写真参照)と同じテーブルに座って、いったい何を話題にすればいいのか大いに戸惑 う塩サバ1号(←とってもシャイで無口。)でございました。
 
 @ さ、今日はもういっぱい書いたから、後はどうでもいいですね。本日、会社 の帰りに桑名のシェトワ白揚へ寄ったらたいしたものがなく、なんでもいいやと思って 買ってきたセシル・テイラー先生の『ジャンピン・パンキンス』。ただ今から初めて聴 いてみまぁす。1曲目、タイトル曲の「ジャンピン・パンキンス」。おお、意外とまと もやん。メンバーを見てもクラーク・テリーなんかが入っているし。普通のハード・バ ップというわけではないんですが、思ったほど全然フリーではない。1961年の録音 だからなぁ。5管編成ということもあって、エリントン〜チャールス・ミンガスという ラインも見えてきます。と思ったらマーサー・エリントンの曲だったのか、これ。おっ と、セシルのソロはさすがに変ですね。ちょっと安心。でも全体的には極めてオーソド ックスな印象。これ、とってもまずいから食べてみて、と人から薦められて(薦めるな よ!)、食べてみたら案外おいしかったのでがっかりした。という感じでありました。 しっかりせえよ、テイラー!
 
 という私の叱咤激励が効いたのか、トリオで演奏される「O.P」は、むっちゃ 変な演奏。わけわからんやん。もっと普通にピアノ弾けよ、テイラー!
 
 3曲目の「アイ・フォーゴット」はシェップのテナーとピアノとベース(アルコ )で演奏されます。あ、途中からドラムも入ります。と思ったら、ピアノソロになりま した。うーん、暗い。暗いけど明るくない。けど綺麗。でも暇。うーん、次いこう。エ リントンの「昔はよかったね」。なんでもいいけど、爺ぃの繰り言みたいな邦題ですね 。わしが子供の頃はのぉ。モンゴルからジンギスカンが攻めてきてのぉ。攻めてこねえ よ。オーソドックスなアンサンブルと対照的なシェップの吹きっぷりがとっても変。セ シルのピアノも変。パーカッシプですな。うーん、よくわからんな。以上。あまり気が むかないアルバムの解説はテキトーなのでありました。さ、『リターン・オブ・ヘッド ハンターズ』聴こうっと。


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