- 【アルバム名】
- THE HOUSE OF BLUE LIGHTS (DOT)
- 【リーダー名】
- EDDIE COSTA (1959/1/29,2/2)
- 【パーソネル】
- EDDIE COSTA (p) WENDELL MARSHALL (b) PAUL MOTIAN (ds)
- 【収 録 曲】
- THE HOUSE OF BLUE LIGHTS / MY FUNNY VALENTINE / DIANE / ANNABELLE /
- WHEN I FALL IN LOVE / WHAT'S TO YA
- 【内 容】
- いやあ、すごかったですね、7号@ごんあじ台風(別名:がまだす台風)。掲示
板に「近鉄とまった」の書き込みをしたあたりから事態は深刻化してまいりまして、3
階へテレビを見にいっていた暇な社員から次々と新たな情報が。JR死んだ、名古屋高
速&東名阪通行止め、バスも止まったぞー。どうやって帰れっちゅうねんはよく家でジ
ャージを着用しますね。「高速も通行止め」情報を掲示板に書こうとしたんですが(←
私も暇だった。)全然アクセス出来なくて(←電話回線のパンクらしい。)しかたなく
窓から外を眺めたり(←飛び交う空き缶&しなう街路樹を観察)、3階にテレビを見に
いったりしながら、「私、仕事する気まったくありません!」ということをアピールし
たんですが、なかなか「帰宅許可」は出されませんでした。ちくしょう、グレてやるぅ
!最近、こればっかだな。たまには方向性を変えてみましょう。ちくしょう、チック症
になってやるぅ!するとそのうち、恐怖の電話攻撃がはじまりました。(←こっちから
は全然つながらないくせに、かかってくるのはかかってくる。)
- 「発電機まわらん!」
- 「エンジンかからん!」
- 「かかったけど壊れた!」
- 言わんこっちゃない。だから私はさっさと帰りたかったんだ!それから約2時間。
わたくしはなるべく上司と目をあわさないようにして、一生懸命ワープロを打つふりを
して、「僕、今とってもいそがしいの。この書類、どうしても今日中に片付けないとい
けないなの。壊れたエンジンのことまでとてもじゃないけど面倒みきれないの。」とい
う切迫した事態をアピールして、ひたすら嵐が去るのを耐え忍び、ようやく待望の「帰
ってええ」時間。「じゃ、そういうことで!」と挨拶して、さっさと車に乗って会社を
後にしました。
-
- 既に台風は福井県あたりへ抜けてしまい、越前ガニなどを賞味しつつ、さあこれ
から日本海でひと泳ぎするかぁ。というような情況でありました。風もおさまって雨も
やんで、血迷って台風のさなかに帰るより、ゆっくりしていて正解だったな、という感
じでありました。ラジオつけたら、暢気に相撲中継やってたもんな。よわいぞ、曙!6
時からのニュースによれば、相変わらず近鉄、名鉄、JRはとまったまま。復旧のめど
はたっておりません。などと言っております。関係ないもんねー。そうやっていつまで
もとまっていなさいねー。もっとも、名古屋高速と東名阪も通行止めですが(これ使え
ば、うまくいけば会社から家まで35分くらいで行ける。)思ったほど下の道は混んで
なくて、名古屋の港区あたりまでは順調に走れました。ちょうど名古屋競馬場のあるあ
たりですな。「どんこ町」という、とってもオシャレな地名のところで、「土古(どん
こ)歯科」などもございます。で、ここから先が全然進まん!(停電で信号機がとまっ
てパニックになってたらしい。)進まんいうたら進まん!で、結局、家についたら10
時前でございました。しかも停電、真っ暗・・・。とりあえずメシでも食ってもう寝ち
ゃおうと思っていたら、鳴り響くケータイの音。断言します。仕事以外でまずかかって
くることのないわたくしの携帯、「さばさぁん。今晩おひまぁ?」なんて電話でないこ
とは100%確実で、こんなもんロクな電話ちゃうに決まっとるやん!という予想は見
事に的中して、
- 「発電機壊れた〜。ちょっと走ってくれ〜。」
- 顧客のニーズを何よりも重視する熱血エンジニア、塩サバ1号。ただちに出動とあ
いなりました。ま、現場についてたら直ってたけどね。
-
- 台風の夜の叫び:直るなら壊れるな!
-
- 12時過ぎに家に帰って、全国の心優しい塩サバ・ファンから「お見舞い」が殺到
しているに違いない掲示板にアクセスしてみたんですが、接続できず。あかんやん、電
話死んどるやん!ザウルス&携帯でも駄目。結局、そのままフテ寝しちゃいました。
- で、朝5時くらいに目がさめたのでチェックしてみると、掲示板には心優しきみな
さまからの書き込みがいっぱい!わたくし、思わず感激のあまり、それから10時くら
いまで爆睡しちゃいました。
-
- んなことで、「オフ会報告・第2弾」の予定を変更して、台風情報をお届けしまし
た。みなさん、心配してくださってどうもありがとね。
-
- @ ということで、本日は台風一過。台風祖父、台風祖母、台風父、台風母、台
風娘ぇ?(←それは台風一家。基本っす。)さわやかな秋晴れです。と思ったら、雨降
っとるやん!なんて性格の悪い7号@ごんあじ台風!(あ、ごんあじさま。京都・生八
つ橋オフ、楽しみにしております。学会での発表に向けて頑張ってくださいね。)今度
発生するのは9号@カレイ台風かぁ。台風10号が発生するまでに「塩サバ10号」が
決まっているといいですね、昆布青年。この問題も次回に繰り延べです。さて、嵐の夜
に聴くジャズと言えばコレ。エディ・コスタ(関サバ名:襟こすった)の『ハウス・オ
ブ・ブルー・ライツ』。なんかこのアヤシゲなジャケが台風シーズンにぴったりですね
。このエディ・コスタという人は「野郎どもと女たちはヴァイブが好きっ!」の人です
ね。もともとはピアノが本職だったんですが、あまり一般受けしない独創的なスタイル
だったのでレコード会社から歓迎されず、どちらかというと副業にあたるヴァイブと、
内職の造花づくり(1本5円)で生計をたて、わずか31歳で自動車事故のために死ん
でしまったという、日本人にうけそうな生涯をおくった白人ミュージシャンであります
。で、ピアニストとしての最高傑作と言われるのが、この『ハウス・オブ・ブルー・ラ
イツ』。ベースがウェンデル・マーシャル、ドラムがポール・モチアンというトリオで
す。
-
- 結婚式 放る餅餡 1号線
-
- 「餅投げ」(こっちでは「饅頭ほり」って言ったかな?)のため、国道1号線を通
行止めにしてしまったという、さんま¥98さんの思い出を詠んでみました。1曲目の
表題曲「ハウス・オブ・ブルー・ライツ」は、ジャズ俳句に詠まれると必ず「爺ぃ」に
なってしまう宿命を背負ったジジ・グライスの曲。普通は「ブルー・ライツ」と呼ばれ
ていたような気がするグライスの代表作です。白人ピアニストというとビル・エバンス
みたいな、「わい、ドカタ仕事は堪えられまへんねん。」といった腺病質なスタイルを
想像しがちですが、無伴奏ソロのイントロから「ずぶとい」独特のタッチが披露されま
す。ファンキーというのでもないし、耽美的でもないけど、どこかしら哀感を感じさせ
るタッチですな。なんて思っていたら、ソロが進むにつれ「むっちゃパーカッシブやん
!」というスタイルに。ぴゃんぴゃんぴゃんぴゃんと鍵盤を叩きつけるような弾きっぷ
りは、もしかしたらドン・プーレンのルーツはここにあるのではないか?と思うほど。
根拠なし。59年という録音を考えると、ずいぶん「とんがった」兄ちゃんだったんだ
ね、コスタ。ずっと「ごんごん」やられると、アホちゃうか?という気分になるんです
が、すーっと「素」に戻る瞬間があって、このコントラストが10分に及ぶ演奏をドラ
マチックに構築しております。うん、いいなあ。
-
- 「マイ・ファニー・バレンタイン」はソロピアノで始まり、3分20秒くらいに
なってからトリオになります。なんか不思議な演奏ですね。唇がムラサキな?それはフ
ジキ。最近見てないなあ、まる子ちゃん。サザエさんは見てますが。イクラちゃんの声
がかわって、カツオの声もかわったと思ったら、最近ノリスケさんもヘンじゃないです
か?ということで3曲目「ダイアン」。そういえば桑名の近くに大安町というのがある
なあ。なんかめでたいなあ。ただのイナカですけどね。関係ないですね。4曲目「アナ
ベル」。
-
- 「あ、鍋!るんるん!」 太田は調理器具好き
-
- 関係ないですね、太田は。5曲目「ホエン・アイ・フォール・イン・ラブ」。日本
名「恋した時は」だって。私はもっぱら「恋に落ちた時」って訳してますがね。6曲目
「ホワッツ・トゥ・ヤ」。「アナベル」と同じくコスタのオリジナルです。以上。2曲
目以降、えらく手抜きモードになってますが、タイトル曲のインパクトに比べてどうも
印象薄なんだよね。ということもありますが、ただ単に面倒だっただけです。ではまた
明日。
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