- 【アルバム名】
- THE CATS (NEW JAZZ)
- 【リーダー名】
- TOMMY FLANAGAN (1957/4/18)
- 【パーソネル】
- IDREES SULIEMAN (tp) JOHN COLTRANE (ts) KENNY BURRELL (g)
- TOMMY FLANAGAN (p) DOUG WATKINS (b) LOUIS HAYES (ds)
- 【収 録 曲】
- MINOR MISHAP / HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON? / ECLYPSO / SOLACIUM /
- TOMMY'S TIME
- 【内 容】
- いやいや、凄い試合だったようですね、PLと横浜。その前にまだ第4試合をや
ってますので、まずはその話から。常総学院と京都成章。負けろ、常総学院!いや、何
年か前のセンバツで桑名西がベスト4までいったとき、常総学院にぼこぼこに負けた恨
みは忘れへんでぇ。(←執念深い。)京都成章のピッチャー、選抜の時にはボコボコに
打たれ、泣きながら投げていたらしいし。判官びいきの日本人としては、弱そうなチー
ムのほうを応援したくなります。なんて書いているうちに常総学院、負けちゃいました
ね。いや、いざ負けちゃうとちょっとカワイソーですが、ざまーみろ。豊田大谷も勝っ
たんですね。午後5時頃の社内情報では「3対1で勝ってる。」ところが帰宅直前にな
って「9回2アウトから3対3に追いつかれた。」隣のおっさん、「なぁんやあ。」と
ハゲしく落胆しておりました。金魚祭りの時に町内に配られる菓子ぃ?それは落雁。ボ
ケがローカル過ぎてさっぱりわかりませんね。最近では「かぶら煎餅」になっちゃった
し。その前に「ミニようかん」という時代もあったような。ま、どうでもいいけど。「
かぶら煎餅」というのは「落花生入り玉子煎餅の落花生抜き」といった感じの食べ物な
んですが、稲葉家親戚一同の集まりでは「日本一もらって嬉しくない、桑名の恥という
べき土産。」とまで酷評されておりました。そうかなあ。個人的には「まずまず」だと
思うけどなあ。そんなわけで豊田大谷。このチームもなかなか「おもろい」試合してま
すね。豊田市在住の塩サバ2号によれば「頭のほうは・・・」という学校らしいけど。
ちなみに海星高校は「県立高校の滑り止め」という位置に属する学校です。案の定、私
も県立スベってここへ行くハメになりました。校長、エウヘニオ・モンレアルでした。
今はヘルマン・ルンブレラスのようです。何年か前、電車の中で海星高校の生徒がよそ
の学校の生徒としゃべっているのが聞こえてきたんですが、
- 「うちの校長、ヘルマン・ルンブレラスやでぇ。へるまん・るんぶれらすぅ!って
声かけると、ハーイ!って答えるんやでぇ。」
- と申しておりました。なかなかデキた人柄のようです。
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- で、PLと横浜。テレビ見てなかったし、ラジオも聞いてなかったんですが、延
長17回までいったんですね。しかも延長に入ってから2回もPLが追いついたみたい
で。思わず星稜と箕島の試合を思い出しますねぇ。あの試合は「しらさか屋」でかき氷
を食べながらテレビで見てた覚えがあります。家に帰ってもまだ試合は続いていて、例
の「ファールボール落球」のシーンも見ておりました。いやいや、アレはリレハンメル
の「原田の失敗ジャンプ」に匹敵するインパクトでしたね。そんなわけで、あかんやん
。PL負けたやん。悔しいやん。どこでもええから横浜に勝ってくれ〜!の心境です。
頑張れ、明徳義塾。このチームも「松井の敬遠事件」以来、あまり好きではないんだけ
れど、ずばり優勝します!この原稿がアップされる頃には負けてるかも知れんけど。ン
なわけで、みんな「高校野球とばく」やってるかい?
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- @ さて、本日はトミー・フラナガン、略してトミ・フラ。ジャズ界きっての4
文字略語が似合う男。サイドマンとしては『サキ・コロ』はじめ、腐るほどの作品に参
加してるのに、自分のリーダー作と言えば『オーバーシーズ』くらいですね、有名なの
は。今回紹介する『ザ・キャッツ』というアルバムも、トミフラのリーダー作というよ
りプレスティッジお得意のブローイング・セッションものだし。とりあえずトレーン目
当てに買う1枚といったところでしょう。日本盤のCDはトミー・フラナガン&ジョン
・コルトレーンと双頭コンボみたいな書きかたしてるし。ま、いいけど。英語表記のほ
うにはバレルの名前も併記してありますね。ジャケットには同じ大きさでアイドリース
・シュリーマンの名前も書いてあります。そういう自由・平等の精神が明るい社会を築
くのだと思います。あ、全然関係ないけど思い出した。今日、金山駅に高野山の托鉢坊
主がいて、お経を唱えながら通行人から金をせびっていたんですが、人波が途絶えた隙
を見て自販機でジュースを買って飲んでました。解脱しきれてないぞ、高野山坊主!
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- 1曲目、「マイナー・ミシャップ(ミスハップ?)」。このアルバムは1曲を除
いてすべてトミフラのオリジナルで固められているので実質的なリーダーはトミフラ、
あんたやん!と言っていいと思います。マイナー調の典型的なファンキー・ナンバー。
ソロ1番手はコルトレーン。個人的にはファンキーとトレーンはあまりお似合いでない
という気もしますが。バレルのソロはよく歌ってますね。ビ・バップ草創期から活躍し
ているらしいアイドリ・シュリマンくん充分にファンキーです。で、転がるようなトミ
フラのタッチが心地いいです。ということで2曲目の「ハウ・ロング〜」はトリオ演奏
。アルバムのチェンジ・オブ・ペース的な小品です。3曲目の「エクリプソ」はカリプ
ソ風の明るいな、楽しいな、るんるん。といった曲。ソロ先発はトミフラ。いいです。
続いてシュリマン。いいです。のびのびとした吹きっぷりはブラウニーを思わせるもの
があります。本アルバムのベスト・ソロと言ってもよいでしょう。バレルのソロもなか
なかだし、ソロはないけどワトキンスの骨太ベースもよろしいです。ソロだけが人生ち
ゃうで、と主張してやまないワトキンス23歳の春でありました。
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- 「ソラシウム」はマイナー調のナンバー。テーマに続くトミフラのソロがブルー
ジーな哀感を湛えて絶品です。ラストの「トミーの時間」はブルース。これまたトミフ
ラのピアノがいい。バレルのソロの途中で倍テンポになるくだりがいいですね。という
ことで、今週はあとネコを2匹書けば一丁あがりです。では、また来週。
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