- 【アルバム名】
- BREAKIN’ IT UP (ARGO)
- 【リーダー名】
- BARRY HARRIS (1958/7/31)
- 【パーソネル】
- BARRY HARRIS (p) WILLIAM AUSTIN (b) FRANK GANT (ds)
- 【収 録 曲】
- ALL THE THINGS YOU ARE / ORNITHOLOGY / BLUESY / PASSPORT /
- ALLEN'S ALLEY / EMBRACEABLE YOU / SRO / STRANGER IN PARADISE
- 【内 容】
- 少し前に掲示板でお知らせした「鮭&鯖」のテープ、この前の日曜日にようやく
発送いたしました。オフ会参加の皆様には会場にて直接お渡しいたします。遊民大食坊
「PAOPAO」ですな。あ、この店「じゅらく8」の6階にあるんですね。私の家に
は「交通公社の新日本ガイド〜東京」という本があるんですが、この本の裏表紙に宣伝
が出ているのがこの「じゅらく8」なんです。この本を見ながら、「いつか大きくなっ
たら“じゅらく8”へ行くんだ!」と夢見ておりました。いやこれ、多分塩サバ2号が
大学受験で東京へ行く時に買ったガイドブックなのではないかと。発行が昭和54年だ
もんな。コドモの頃の夢がこんな形でかなうとは、何か不思議な感じですねぇ。しみじ
み。あ、このガイドでは6階は「パブラウンジ〜シャーロックホームズ」となってます
ね。この店はきっと潰れちゃったんですね。ほら潰れるわ、シャーロックホームズでは
。センスなさすぎぃ、みたいなぁ。7階にある「パブ〜NANA」は大丈夫か?
-
- 新宿といえば、かつてはフーテンのたまり場としてその名をひろめたが、いまは
そんなイメージも一掃された、だって。よかったぁ。フーテンにいじめられたらどうし
ようかと心配しておりました。そんなわけで「鮭&鯖」。塩サバ7号@ごんあじさまか
らは次のような評価が届いております。
-
- > 鮭面の方はしぶいっすね。
-
- いや、鮭面は鮭師匠渾身の名演ですからね。みなさまきっと「やるやん、鮭!」と
いう評価をくだされることでありましょう。問題は「鯖面」。これは「バンド・イン・
ア・ボックス」という自動伴奏ソフトを使用しました。音符とコードネームを入力し、
ジャズスイング、ボサノバ、ブルース、ヘビーロック、ファンク、チャチャなどのスタ
イルを選ぶと勝手に伴奏してくれるというスグレもの。ただこれだけではあまりにも工
夫がないので「キューベイシス」というシーケンスソフトを使って「アドリブもどき風
味」にアレンジしてみました。その結果、
-
- > どこかに昔のYMOをにおわせるものがありますね(笑)。
-
- おお、笑われているぅ!いや、思いのほか「まじめ」に作ったんですけどね・・・
。ちなみにこの「バンド・イン・ア・ボックス」の新しいバージョンには、なんと「コ
ルトレーン風のソロが出来る」という、自動ソロ生成機能が追加されました。いやその
出来栄えたるや「おしてしるべし」です。
-
- 今週の教訓:無茶するな!
-
- @ さて本日はバリー・ハリス。
-
- 「前ばり」張りスケベする にっかつロマンポ○ノ
-
- どうしておじさんが作るジャズ俳句は下品なのか。これはオフ会の時に真剣に論議
すべきテーマだと思います。いや私は青年なんですが、最近では作風がおっさんぽくな
ってきて、自らに危機感を持っている次第でありまして。でも最近、「前ばり」なんて
おかまいなしだもんなぁ。若者は嘆かわしいです。そんなわけで『ブレイキン・イット
・アップ』。このアルバムの「オール・ザ・シングス〜」はいいという評判なんですよ
ね。では早速。この曲は多くのバッパーが急速調で料理しているんですが、ここでのハ
リスはバラードと言ってもいいようなミディアム・スローで演奏しております。いやあ
、イントロから格調高いっす。パウエルを思わせるようなフレーズもありますが、性格
&生活むちゃくちゃやん!のパウエルと違って、社会的にも立派に適応しているバリ・
ハリらしい知性的な演奏と言えるでしょう。いやあ、僕のような知的なヒトにはぴった
りだなあ。知的で素敵で無敵でムチムチ。そういう人に私はなりたい。
-
- 2曲目の「オーニソロジー」は言わずと知れたパーカーナンバー。
-
- このお人が大王に候 爺、頭が高いぞ あっちいけ
-
- 態度でかいなぁ、大王の家来。得意のバップナンバーだけにハリスのソロにはそつ
がないです。(←解説かんたん。)3曲目の「ブルージー」はハリスのオリジナル。バ
ップの香りを残しながらもブルージーな味わいを持ったいい演奏です。(←解説テキト
ー。)4曲目は「パスポート」です。(←解説なし。)5曲目はデンジル・ベスト作の
「アレンズ・アレイ」とクレジットされてますが、その正体は「ウィー」ですね。
-
- うぃー 酔っ払っちまったぜ ゲロ吐きそう
-
- そのまんまで技巧が感じられない上に、汚いですね。こういう作風は厳に謹まなけ
ればなりません。次いきましょう。「エンブレイサブル・ユー」。ハリスらしい格調高
いバラード演奏が堪能できます。(←あまり書くことなし。)うーん、曲解説に苦労し
てるなぁ、今回のぼく。CD解説の佐藤秀樹センセー(←名前平凡すぎ)も苦労してい
るようで、「ハリスの演奏は好ましいムードと格調ある表現を生み出している。」以上
。あんまりかわらん。この原稿でいくら貰った、秀樹?
-
- 7曲目は「SRO」、意味は不明。原文ライナーになんか書いてあるかなぁ?書
いてないなぁ。やる気ないなあ、外人。ハリスのオリジナルで、ミディアムテンポの何
気ない曲と演奏。こういう何気ないの、結構好きです。ラストは「ストレンジャー・イ
ン・パラダイス」。
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- 仕事なんかしとれんじゃ インパラ、大豆だけのエサではなぁ
-
- インパラ(←シマウマみたいな動物)、エサに文句をつけて働かず。贅沢言うなイ
ンパラ。働けよインパラ。という感じの演奏です。ゴメンね、今回の解説、意味がなく
って。んなわけで、オフ会ももうすぐですね。楽しみ楽しみ。当日は「解説に意味がな
いぞ!」とか「つまらんぞ!」とか「くだらんぞ!」とか、酔いにまかせて日頃のうっ
ぷんを存分にはらしてください。そんなこと言われたら僕、泣いちゃうからぁ。
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