【アルバム名】
THIS IS PAT MORAN (AUDIO FIDELITY)
【リーダー名】
PAT MORAN (1956)
【パーソネル】
PAT MORAN (p) SCOTT LaFARO (b) JOHNNY WHITED (ds)
【収 録 曲】
MAKING WHOOPEE / IN YOUR OWN SWEET WAY / ONILISOR /
STELLA BY STARLIGHT / SOMEONE TO WATCH OVER ME /
COME RAIN OR COME SHINE / BLACKED PEAS / WHEN YOUR LOVER HAS GONE /
I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT / FAREWELLS / YESTERDAYS / BLUES
【内   容】
 昨日、会社で「サービス会議及びそれに続く懇親会さらには懇親会の二次会もど き」というのがありました。それをすっかり忘れておりまして、ふと気がついたら「将 来を嘱望される期待の若手」である私は「素材屋」というところに無理やり連行されて しまいました。この「素材屋」というのは名古屋のいたるところにある居酒屋のチェー ン店でして、ちょっと前までは「居来瀬(いりゃあせ)」という名前だったんですが、 東京進出に際して「素材屋」という名前に変わりました。ところで「居来瀬(いりゃあ せ)」ってこんな字だったかなぁ?自信がないのでちょっと検索してみましょう。infos eek、検索キーワードは「素材屋&居酒屋&居来瀬」。お、出ました出ました。「名古 屋丸の内ランチ案内」って、これ塩サバやん!(「小説延髄」にあります。)いろんな キーワードで「釣られる」からなぁ、サバは。試しにやってみましょうかぁ。
 
「鳥羽一郎」:15件目に「元海女はオバサンだった」。これはまあ、鳥羽一郎の 故郷の話だから無難なところです。
「水前寺清子」:6件目に「サムシング・パーソナル」、23件目に「ジャッジメ ント」。「水前寺清子」でジャック・ウィルソンやアンドリュー・ヒルのアルバムが出 てくるあたり、さすがです。
「関サバ」:これは予想どおり健闘いたしました。5位にパット・パルティーノの 「ストリングス」が入賞したのを筆頭に、11・12・13・15・16・24・26 位にランクインしました。関サバ師匠、貴殿はネット界では超有名人でっせ。
「塩サバ」:さすがに圧勝でした。1位から17位までを独占。30番以内に26 項目の入選を果たしました。真面目に塩サバ(食べもの)を検索したかった全国のサバ 好きさん、ゴメンね。
 
 あ、塩サバで思い出した。4コマ漫画家の「なりゆきかわこ先生」からこんなメ ールが届きました。
 
> じつはまんがタイムで「塩サバ定食」がでます!
 
何月号かわかりませんが、コンビニで「まんがタイム」という雑誌を見つけたら即 刻GETしましょう!そこに出てくる「塩サバ定食」というのは私のことでぇす!
 
 @ さて、パット・モラン。で結局、何が言いたかったのかというと、昨日は飲 み会だったので原稿が書けず、だからこうしてあわてて明日UPする原稿を書いている と。だからジャケ・イラストもテキトーであると。これから展開されるであろうアルバ ム解説も中身が希薄になってしまうであろうと。そんなこと言わんかて、いっつも中身 ないやん。ま、そらそうなんだけど。
 
 で、『ディス・イズ・パット・モラン』。このアルバムは典型的な「ジャケ買い 」でした。海苔弁と鮭弁とどっちがいい?うーん、鮭がいい。それは「シャケがいい」 。そういえば「ほか弁」で海苔弁とか鮭弁って買ったことないなぁ。87パーセントは 「カラアゲ弁当」買うもんなぁ。10パーセントが「トンカツ弁当」で、残り3パーセ ントが「ミックスフライ弁当」。そんなんだから尿酸値が高くなるんだよ、お前は。自 分のことですが。今度から10回に1回はイリノイ鮭師匠に敬意を表して海苔弁買おう っと。鮭弁にしろって!そういえば塩サバ2号いわく、「鮭弁当のサケって、みんなマ スやでぇ。」と言ってましたが、本当なのか、マスオさん?
 
 で、洒落たジャケットにひかれて(脚とハイヒールの取り合わせは「クール・ス トラッティン」に匹敵)買ったもんだから、中身に関してはまったくの「無知無知ボー イ」状態でした。だいたい解説読むまでパット・モランってオッサンだと思っていたく らいだしぃ。で、このCDの解説って絶対に寺島のヤッくんだなと、読んですぐに思っ たんだけど、案の定そうでした。で、よくよくアルバムデータを観察すると選曲はいい しベースはスコット・ラファロだしジャケはいいしで、日本人なら思わず買ってしまう やん、という1枚なのであります。で、聴いてみると演奏のほうも悪くない。12曲も 入ってますが、1曲ずつ真面目に解説する時間がない、ヒマがない、ヤル気もない、根 性もない。「メイキン・フーピー」。私はこのタイトルを見ると「ウーパールーパー」 を思い出します。という話は前にも書きましたね。同じ事を書く場合、「〜というのは 前にも書きましたね。」と書きさえすれば、もう1回同じことを書いてもいい、という のは世の中では常識です。そんなに毎回違うこと書けるかい!と開きなおったりする人 もいます。オンナだと思ってナメていたら、意外にタッチが強力なのでちょっとびっく りしました。多分白人のネエチャンだと思うんだけど、ブルージーなところもあったり します。ラファロもさすがですね。
 
 3曲目の「オニリソー」はそのラファロのベースをフィーチャーした演奏。まる でチェロみたいにベースを弾くラファロが凄い。「いくらソロを演じても所せんベース はベース。」だって。いや、ヤッくんが。「星影のステラ」は無伴奏ソロ(他にも何曲 かあり)。これはまったくパウエルですね。もしくはまったくパウエルですね、という 感じのするクロード・ウィリアムソン。パウエルよりもゴツゴツしてますが。「優しき 伴侶」も同様。タッチがけっこうキビシー。あ、掲示板にも書き込みがいっぱい。皆様 ありがとうございますぅ。しかし原稿が終わらん。えーと6曲目、「降り晴れ」。おお 、この弾きっぷり、なかなかにスインギー。7曲目はグローバー作曲の「ブラックド・ ピース」とクレジットされておりますが、ペティフォードの「ブルース・イン・ザ・ク ロセット」であることはヤッちゃんご指摘のとおりです。
 
 8曲目、恋人は去りました。9曲目、一晩中踊りました。あ、この「緩急つきま くり」のアレンジ、いいですね。モランのピアノも素晴らしい。ラファロのバッキング が素晴らしいことはヤッちゃんご指摘のとおりです。残り3曲、みんなよくやってます 。あ、ラストの「ブルース」がいい感じ。以上。時間がないのに意味もなく長かったで すね、今日の原稿。なんとか12時までには書き終わりましたぁ。私、シンデレラだか ら12時過ぎると魔法がとけちゃうの♪さ、馬鹿なこと書いてないで寝ようっと。


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