【アルバム名】: ＢＬＡＣＫ　ＣＯＦＦＥＥ　(DECCA)
【リーダー名】: ＰＥＧＧＹ　ＬＥＥ　(1954,1956)
【パーソネル】: PEGGY LEE (vo) COOTIE CHESTERFIELD (tp) JIMMY ROWLES (p); MAX WAYNE (b) ED SHAUGHNESSY (ds)
【収　録　曲】: BLACK COFFEE / I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN / EASY LIVING /; MY HEART BELONGS TO DADDY / IT AIN'T NECESSARILY SO /; GEE,BABY AIN'T GOOD TO YOU / A WOMAN ALONE WITH THE BLUES /; I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS / WHEN THE WORLD WAS YOUNG /; LOVE ME OR LEAVE ME / YOU'RE MY THRILL / THERE'S A SMALL HOTEL
【内　　　容】: 　たった今、「最近、関係ない話が多いですね。」というメールをいただきました。ガーン！薄々とは気がついてたんだけど、やっぱりそうだったのか！ただちに反省して、今日は「ういろう」について考えてみたいと思います。名古屋には「青柳ういろう」と「大須ういろう」という２大メーカーがあります。大須のほうはどうか知りませんが、「青柳ういろう」には７つの味がありますね。あなた、全部言えますかぁ？; 「♪悔しかったら言ってみな、しろくろまっちゃ・・・」; なんてコマーシャルをやってます。だから言ってみます。だって、悔しかったんだもん。; 「白、黒、抹茶、小豆、コーヒー、ゆず、桜。」; 完璧やん。「ういろう」もパンツも基本はやっぱり「白」ですよね。ちょっぴりヤだもんな、コーヒー色のパンツ。（←抹茶もね。）ほんのり桜色というのは悪くないっすね。あ、またこんなこと書いてると「お叱りメール」が来るな。音楽の話をしましょう。「ういろう」を歌った歌というのがいくつかありますね。一番有名なのが「ロックンロールういろう、ははは～ん♪」。ジャズのスタンダードにも哀しい女心を「ういろう」に託して歌った名バラードがあります。題して「ういろう・ウィープ・フォー・ミー」。邦題「ういろうよ泣いておくれ」。泣かねーよ、ういろう。; 　; 　＠　とまあ、今日はちょっと「関係ない話」を少なめにしてと。ジャズ一筋、いらんハナシをすな！とお怒りの貴兄におかれましては、この“＠”以降からお読みくださいませ。さてヴォーカル編。自分のＣＤコレクションをチェックして、あまりにもヴォーカル物が少ないのに呆れ、ただちに自己批判して、素早く会社の帰りに４枚ほどＣＤを購入してきました。近所のチンケな店だったので「定番中の定番」というようなアルバムしか売っとらんかったでございました。ここしばらくは「ジャズボーカル・定番アワー」の様相を呈するものと推測されますが、ボーカルはシロートなもんで、どうか許してねっ♪; 　; 　さて、そんなわけで本日はペギー・リーの『ブラック・コーヒー』。なぜ最初にこれを選んだかというと、今日買ってきた４枚の中では一番ジャケット・イラスト書くのがラクそうだったんだもん。だいたいが、女の人の絵を書くのって苦手なんすよね。だって、全然似ないんだもん。その点、このジャケはコーヒーだし。このアルバムは１９５４年の録音と５６年録音の２つのセッションで構成されてます。上に書いたパーソネルは５４年のほうのセッションのもの。英語解説ではトランペットが“COOTIE CHESTE RFIELD” になってんだけど、日本語解説ではピート・カンドリって書いてあります。ピート・カンドリ。お父さんはピート・オンドリ、お母さんはピート・メンドリ。そんなことはどうでもいいですね。早速聴いてみましょう。; 　; 　１曲目、アルバムタイトル曲の「ブラック・コーヒー」。すけべっぽい感じのトランペットのイントロに続き、いくぶん投げやりな感じで歌いだすペギーがたまらんです。「ペギー」ちゅうとペギー葉山の顔が脳裏に浮かびますが。かと言って「リー」では郷ひろみの顔が浮かぶし。そういえば「私のハートはダディのもの」なんて曲も入ってるし。話はもどって「ブラック・コーヒー」。この歌のハスキーボイスに「いかれた」という人は多いのではないでしょうか。なんか、「オトナのオンナ」って感じしますよね。「けだるい午後の不倫妻」みたいな。ところが３曲目の「イージー・リヴィング」になるとイメージ一転、かわいい感じになります。声はシベリアン・ハスキーだけどね。; 　; 　残りが少なくなりました。前半、いらんこと書いた報いでしょうか。こんなんだから叱られるんだって！では残りを簡単に。７曲目いいです。「時さえ忘れて」いいです。「ラブ・ミー・オア・リーブ・ミー」いいです。以上。; | Previous | | Up | Next |