- 【アルバム名】
- THE RAY DRAPER QUINTET (NEW JAZZ)
- 【リーダー名】
- RAY DRAPER (1957/12/20)
- 【パーソネル】
- RAY DRAPER (tuba) JOHN COLTRANE (ts) GIL COGGINS (p)
- SPANKY DE BREST (b) LARRY RITCHIE (ds)
- 【収 録 曲】
- CLIFFORD'S KAPPA / FILIDE / TWO SONG / PAUL'S PAL /
- UNDER PARIS SKIES / I HADN'T ANYONE TIL YOU
- 【内 容】
- えーと、この原稿がUPされる頃には私は相模原にいるハズです。「相模クラブ
」というところに泊まるのですが、最初ぱっと見た時「相撲(すもう)クラブ」かと思
いましたがな。相撲と言えば麒麟児ですね。この人、色紙とかにサインするたび、絶対
後悔したと思います。しまった!もっと簡単な漢字の四股名にしとけばよかった!みた
いな。サイン会なんかでは最初の37人くらいまではちゃんと「麒麟児」と書いてたん
だけど、38人目からは「キリン児」になってたりして。64人を越えると「Kじ」で
すね。89人目くらいになるとちょっと茶目っ気が出てきて「Kじコロンボって、なん
でやねん!」なんて「自分ツッコミ」を導入してみたり。気苦労が絶えないなぁ、麒麟
児。
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- ところで、相模原から帰る直前の6月18日に「サバ会in横浜」を開催してい
ただきます。掲示板に案内がありますので、参加希望者は関サバさんまで連絡してくだ
さいませ。掲示板の青い「関サバ」という字をクリックするとメールを送れます。なん
でも「暴力&ぼったくりバー」で開催するようですよ。俳句の催しもあるので「賞品」
持参でお願いします。
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- さて、本題に戻って「麒麟児問題」。書くのが面倒と言えば私の名字の「稲葉」
というのも結構めんどいですね。もし塩サバ読者に「山口」という未婚女性がおられま
したら是非婿養子にしてくださいませ。今後の人生、かなりラクになります。結婚と言
えば「マキ」という名前の女の人は結婚相手の姓には注意が必要ですね。ふと気がつい
たら「はらまき」や「だてまき」になってたりします。外人なら大丈夫だろうと思って
スペイン人と結婚したら、あかんやん!カルメン・マキになってもうたやん!とか。気
苦労が絶えないねぇ、マキ。
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- @ さて本日はチューバ・ジャズ。楽器順にアルバムを紹介していく場合、絶対
に最後まで残るのがチューバ。ジャケットのイラスト見てもらうとわかるけど、でか過
ぎるやん、チューバ。先のラッパの部分にアタマ入るもん。頭からチューバを被れば、
貴方も私も「ヘビに丸呑みされる直前のカエル」気分!楽しいなぁ。(←楽しくないっ
て。)それにしてもこの大きさ、小学生がランドセルに入れて持ち運ぶことを考慮に入
れているのか?そんなんだから学校で正式に習う楽器の仲間に選んでもらえないのだ。
縦笛やピアニカの後塵を拝することになるのだ。で、これだけでかい図体してるんだか
ら、さぞや立派な音がするのだろうと思ったら何が何が。聴いているほうまで気管支ぜ
んそくになっちゃいそうな、なんとも息苦しい地味な音しか出せんのだ。ホントにもう
、どうしようもない楽器なのだ、チューバは。
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- で、このどうしようもないチューバでジャズをやろうなどというモノ好きは、モ
ダン以降では私の知る限りレイ・ドレイパーだけです。で、『レイ・ドレイパー・クイ
ンテット』。このアルバムはコルトレーンが参加していることもあって結構知られてい
るのではないでしょうか。では早速、聴いてみましょう。1曲目「クリフォードの河童
」。いや、もしかしたらKAPPAというのは合羽かも知れませんね。ミディアムスロ
ーの暗いような脳天気なような、不思議なムードの曲です。「ぜんそく」チューバと、
吹きまくり典型的「プレスティッジのコルトレーン」のソロの対比が面白いです。
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- 2曲目の「フィリデ」と3曲目の「トゥー・サンズ」は共にドレイパーの代表作
。マクリーンの『ファット・ジャズ』でも演奏されていますね。ちなみに『ファット・
ジャズ』の録音は本作の1週間後、ギル・コギンスとラリー・リッチーも参加しており
ます。共にファンキーな名曲で、ジャズマンの作ったオリジナルの中でも「かなりイイ
線」いってるんじゃないでしょうか。
- ロリンズの「ポールズ・パル」は楽しい曲。あまり「歌う」タイプじゃないコギ
ンズが実にキュートなソロを聴かせてくれます。トレーンも実にのびのび吹いてます。
5曲目の「パリの空の下」いいです。以上、前半いらんこと書き過ぎてスペースなくな
りました。では。
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