【アルバム名】
I,EYE,AYE (ATLANTIC)
【リーダー名】
RAHSAAN ROLAND KIRK (1972/6/24)
【パーソネル】
RAHSAAN ROLAND KIRK (ts,manzello,stritch,cl,fl,nose fl,siren)
RON BURTON (p) HENRY "PETE" PEARSON (b) ROBERT SHY (ds)
JOE "HABAO" TEXIDOR (prc)
【収 録 曲】
SEASONS / BALM IN GILEAD / VOLUNTEERED SLAVERY /
BLUE ROL NO.2 / SATIN DOLL ~ IMPROVISATIONS ~ SERENADE TO A CUCKOO /
PEDAL UP
【内   容
 うるとらせぶん@ごんあじサマより質問が届いております。
 
> 養老天地逆転地とかいう公園ご存知ですか?この前雑誌で見つけたんですけど、
> 怪我人続出のおそるべし公園なのだそうです。
 
えーとですね、これは正確には「養老天命反転地」といいまして、桑名から車で3 0分ほど走った岐阜県の養老町にございます。行ったことはないんですが、話によると 地面が傾いていたり、でこぼこがあったりして、たいへん歩きにくい&コケやすい公園 らしいです。そんで、関連サイトを検索した結果、次のようなことが判明しました。
 
1.オープンしてすぐ、客が転落して骨折した。
2.あわてて怪我人が出たところを立ち入り禁止にした。
3.おかげでその後、170人(だったかな?)ほどの怪我人が出たが、大事には 至ってない。
4.怪我人が出たおかげで有名になり、入場者数も増えた。
5.いっそのこと、マチの発展のためには2、3人重症者が出たほうが・・・
 
いや、最後のは個人的な意見なんですが。あ、そうそう、個人的な連絡。全然「和 菓子党」なんかじゃないっす。だから「五稜郭モナカ」じゃなくても全然OKっす。木 彫りのクマでもいいっす。ということで、もしかしたらこの公園、9月の末くらいに取 材するかも知れませんので、その時はよろしくぅ。
 
 @ さて本日はローランド・カーク。なんでもいいけど今日のイラスト、てきと ーですねぇ。ただの手抜きだ、気にするな。この『アイ・アイ・アイ』というアルバム 、私の持ってる輸入盤にはこんなタイトルがついてますが、日本盤だと『ライブ・アッ ト・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティバル』だったかも知れません。名ライブ盤『 ブライト・モーメンツ』とはメンバーもほぼ同じで録音日もわりかし近いので、『ブラ イト〜』ええやん思ったヒトならきっと楽しめるハズであります。ところでカークが吹 いているマンゼロとかストリッチとかノーズ・フルートとか言う楽器、これらがどんな 楽器なのか、まったくわかりません。だって掲示板に「しつもん」書いたのに、誰も答 えてくれなかったんだもん。僕が悪いんじゃないもん。教えてくれなかったみんなが悪 いんだもん。今、月曜日の午後8時半だけど、それ以降に書き込んでももう手遅れなん だもん。
 
 というわけで1曲目いってみましょう。ただの挨拶です。2曲目いきましょう。 「シーズンズ」。フルートの2本吹きでしょうか。非常に綺麗なメロディーです。と思 ったら、いきなりワケわからん「おたけび」をあげてアップテンポのソロに突入いたし ました。途中からいろんなテクを駆使したカークの独擅場になります。ピアノのおじさ んも張り切ってますね。エンディングの部分、おっさんにウケてます。演奏終わってカ ークは「どーもありがと」などと挨拶してます。
 
 お話&1曲とばして「ヴォランティアード・スレイブリー」。アルバム・タイト ルにもなっている後期カーク(略して後ク)の代表作ですね。「ノリ一発」の楽しい演 奏です。ジャズ・フェスはかくあるべきです。特に最後のほうはどんどんテンポが速く なり、まさに観客は興奮のるつぼ&魚粉のどつぼ。いやあ、元気がなにより。
 
 1曲とばして「サテン・ドール」なんてクレジットされてるが、そんな曲やって るか?カークがほとんど「息継ぎ」してないのに注目。必殺「循環奏法」という、息を 吐きながら息を吸うという高等技術であります。真似しようとすると必ず死にます。だ って「必殺」なんだもん。アンコールの声にこたえて「セレナーデ・トゥ・カッコー」 。いいですね、この曲。「かっこーかっこー」というフレーズがとってもラブリーです 。ラストもファイト一発な「ペダル・アップ」。のびのびとなんか知らん楽器を吹きま くるカークが、あ〜イイ気持ち&シシャモは子持ち。なんでもいいけどこのライブ、ナ マで体験したかったなー。1972年というと4歳かぁ。ひきつけ起こしますねぇ、多 分。という1枚でありました。


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