【アルバム名】
TWO SOULS IN ONE (BLUE NOTE)
【リーダー名】
GEORGE BRAITH (1963/9/4)
【パーソネル】
GEORGE BRAITH (ss,stritch) GRANT GREEN (g)
BILLY GARDNER (org) DONALD BAILEY (ds)
【収 録 曲】
MARY ANN / HOME STREET / POINCIANA /
MARY HAD A LITTLE LAMB / BRAITH-A-WAY
【内   容】
 惰眠を貪り続ける日本版画会に忽然と姿を現し、そして彗星のように消えた幻の 消しゴム版画家「ナンシー関サバ」。(←誰にも相手されなかったもんなー。)この度 、ひさしぶりに作品を作ってみました。いや、ラズウェル細木センセー書き込み事件に 味をしめ、以前から4コマ誌で好きだった「なりゆきわかこ」センセーにメールを出し たところ速攻で返事が!おまけにキャラ使用の許可をいただき、早速ナンシー関サバ業 務再開となったわけです。早速、ミスター・トンカチに走って消しゴム買って来ました がな。100円のヤツを2種類。ついでに100円均一コーナーで4個100円のと、 5個100円のを1パックずつ。いろいろと「彫りくらべ」してみようと思ったワケで す。実際は「彫る」んじゃなくてカッターで「切る」感じなんだけど。その比較検討の 結果を報告いたします。
 
トンボ製「MONOノンダスト」:なんと言っても2.5×4センチと横幅が広い のがいい。これくらい大きくないと彫りにくいです。表面がコナっぽいので原画を転写 する時にズレるのが難点。ちょっと臭いにも品がない。素材としては柔らかい感じだが 粘りがなく、「肉離れ」がサバサバしていて作りやすい。
ラビット製「プラスチック消しゴム」:トンボ製より縦方向に長い。これだけ大き いと1個で2作品作れて経済的。でも食べるとまずい。食うなって!
 
以上が1個100円のタイプ。高いだけあって大きいのがいいです。以下は100 円均一モノ。
 
ポニー製「ビジネス消しゴム」:これは材質がゴムっぽくて原画の転写性がよい。 見た目が安っぽくて「さすが5個100円」って感じ。最大の欠点は幅1.9センチと いう小ささでしょう。おまえら、消しゴム版画家の立場を考えたことあるのか!
サンノート製「事務用消しゴム」:小さすぎるって。幅1.7センチしかないやん 。どうすんだよ、こんなの4個も買って。
 
というわけで、希望者には今回作った消しゴム版画をプレゼントします。希望者は メールくださいね。
 
  fwip4651@mb.infoweb.ne.jp
 
なりゆきセンセーもよかったらどうぞです。でも何て思われたかなー、レジの人に 。いっぺんに消しゴムを11個も買っていった30歳のオッサン。ラビット製のなんか 「小学生学習じけし」だし。
 
 @ さて、まだ少しスペースがあまっているのでジャズの話でも書きましょう。 いっぺんに複数の楽器をくわえて吹くオッサンと言えば何と言ってもローランド・カー クが有名。最近、トミに神格化されているカークと比べ、同じような「楽器2本くわえ 」スタイルでありながら、ジョージ・ブレイスに対する評価は低いですね。一言でいえ ば「バッタもんカーク」扱い。この『トゥー・ソウル・イン・ワン』はそんなブレイス の初リーダー作であります。ジョー・ブレにはBNに3枚のリーダー作がありますが、 いずれもオルガン・トリオをバックにしたもの。日本じゃ人気ないもんな、オルガン・ トリオ。せいぜい、ちゃんばらトリオよりは少し上といった程度で、もしかしたらゼン ジー北京より下かも知れん。ま、そんなことはどーでもいいので1曲目いきましょう。 「メリー・アン」。ジョー・ブレはソプラノとストリッチを同時にくわえて吹いており ます。なんか「ほのぼの」とした脳天気さがこの人の持ち味で、評価が高まらない一因 であります。ジャズはやっぱり眉間に青筋!みたいな風潮があるもんな、日本のファン って。
 
 どうせ脳天気なら4曲目いきましょう。この曲、なにかと思ったら「メリーさん の羊」やん。ストリッチ1本のソロ(これが悪くない)で始まり、後半は「1人ハーモ ニー」で盛り上げ一番。ここでのG.グリーンのソロ、最高です。ラストの「ブレイス ・ア・ウェイ」はマイナーなムードの曲。ソプラノ1本のソロがなかなかです。後半は お決まりの「2本吹き1人ハーモニー」攻撃。ちょっぴりマンネリですね。ま、本人が 好きでやってるんだから他人がとやかく言う筋合いはないけど。本人が満足なら、それ でいいじゃないか。というのが本日の結論です。ナンシー関サバの消しゴム版画もねっ 。


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