【アルバム名】
PATTERNS IN JAZZ (BLUE NOTE)
【リーダー名】
GIL MELLE (1956/4/1)
【パーソネル】
EDDIE BEAT (tb) GIL MELLE (bs) JOE CINDERELLA (g)
OSCAR PETTIFORD (b) ED THIGPEN (ds)
【収 録 曲】
THE SET BREAK / WEIRD VALLEY / THE ARAB BARBER BLUES /
NICE QUESTION / MOONLIGHT IN VERMONT / LONG AGO AND FAR AWAY
【内   容】
 えー、先週は嬉しいことがございました。
その1:長崎の「ごんあじ」さんからカステラもらった。
いや、以前ごんあじさんに「梅干し」を進呈したんですが、その時に「いや、お礼 のカステラなんて、そんなに気をつかわなくってもいいですって。」と、暗に催促して おいたんです。そしたらどういうわけか、気をつかってカステラ送ってくれはりました 。いやあ、催促してみるもんですねー。
その2:ラズウェルさんが掲示板に書きこみしてくれた。(あ、片桐さんも関サバ さんもごんあじさんも。あと塩サバ1号さんも。←それは自分やがな。)
いや、これは驚きました。以前、メールを送らせていただいたことがあるんですが (そこで暗に塩サバの宣伝をした)、まさか掲示板に書きこみいただけるとは!恐縮で ございます。この感激を胸に抱いて死んでいくことにいたします。ただ1つだけ心配な のは「ホンモノやろか?」ということ。もしかして「ラズウェル細本」さんだったりし ないか?兄は「ラズウェルおてもと」といって、割り箸製造工場勤務だったりしないか ?弟は「ラズウェルわかもと」といって、胃腸が丈夫だったりしないか?
ということでラズウェルさま、本当にありがとうございましたぁ。
 
 @ さて、今回はギル・メレです。ギル・メレ、4文字に略すとギル・メレ。一 緒やん。このギル・メレという人のジャズは「幾何学的ジャズ」なんて呼ばれてますね 。なーんか、つまんなさそう。ま「微分積分ジャズ」よりはマシかぁ、という気はしま すが。「オール・ザ・シングス・ユーアー」のコード進行を−2から2πまでインティ グラルしてみました、とか。するなって、ンなもん。で、『パターン・イン・ジャズ』 。BN1500番台のアルバムの中でも、かなり買う気指数の低い1枚ですね。ネタに なりそーにもないし。オスペことオスカー・ペティフォードやエド・シグペンが入って ますね。そうそう、エド・シグペンと言えば、彼の息子は大変「きっぷのいい」人らし いです。なんせエドっ子というくらいで。さて、トロンボーンはエディ・バート、ギタ ーはジョー・シンデレラだって。すぐ俳句になりそうですね。
 
  働いて 働いて突如 死んで霊だ
 
過労死問題に鋭くメスを入れた社会派の1句と言えるのではないでしょうか。悔し かったんだね、化けてでたりして。で、このアルバム、思ったほど「頭でっかち」とい うワケではありませんでした。1曲目「ザ・セット・ブレーク」。なんか楽しそうな曲 であります。特に書くこともないけど。そうだこれ、ピアノレスなんですね。バリサク 、ギター、ボントロ、ベースと来て、地味なフォーバースがあって、以上です。2曲目 は「ウィアード・ヴァレー」という曲。
 
  昼下がり 物憂い亜土 馬鈴薯剥く
 
亜土というのは水森亜土ね。この人、曲名俳句作る時には大変重宝します。凝った 作りの曲ですね。こういうのを「幾何学的」というのでしょうか。テーマ部が輻輳して ます。なんだその服の裏の龍は!それは服装。学ランの裏地に龍の刺繍なんかをしてる と、よく服装検査で叱られます。埴輪の刺繍なんかしてる人もいましたね。やっぱ服装 には副葬品じゃん、とか言って。いねえよ、そんな奴。
 
 3曲目「アラブの床屋ブルース」。床屋と言えば本日(5月30日)床屋へ行っ てまいりました。小さい頃からの行きつけの店なんですが、今でも帰りに森永のチョコ ボール(キャラメル入り)をくれます。コドモじゃねーって!ピーナッツ入りにしてく れって!ところで君は「金のエンゼル」を見たことがあるかい?私はない。そういえば チョコバットのホームランも見たことないなー。
 
 4曲目の「いい質問」までがすべてメレのオリジナル。残り2曲はスタンダード 。「バーモントのカレー」(←基本)の「長いアゴ」(←基本)。「アゴ」のほう、イ イっすね。幾何学的ジャズなんて言うもんだから身構えていたら、何や普通やん。ちゅ うのが聴取後のいつわ真弓ざる感想です。もっとヘンでもよかったのに、という気もし ますが。という1枚でした。
 

| Previous | | Up | Next |