【アルバム名】
10 TO 4 AT THE 5 SPOT (RIVERSIDE)
【リーダー名
PEPPER ADAMS (1958/4/15)
【パーソネル
DONALD BYRD (tp) PEPPER ADAMS (bs) BOBBY TIMMONS (p)
DOUG WATKINS (b) ELVIN JONES (ds)
【収 録 曲
'TIS (THEME) / YOU'RE MY THRILL / THE LONG TWO/FOUR /
HASTINGS STREET BOUNCE / YOURNA
【内   容
 掲示板に俳句にと大活躍の廃人いや俳人・関サバ翁。相変わらずFJAZZのほ うでも頑張っておられるようです。
 
> 訪問カウンターを上げるには、オフィスの女性たちが仕事の合間に息抜きを兼ね て覗きに来たがるような、
> オシャレなトップ・ページにしなければいけないと思うんですが、それが、いき なり短歌俳句、ではねえ。
 
 え?塩サバのトップってオシャレじゃないですかぁ?あの「サバサバサバ・・・ さばさばさば・・・鯖鯖鯖」っての。『なんかいいことあるかも?』いつの間にか消え ちゃったし。俳句・短歌の投稿フォームは「サバ亭」に(テニスの?それはサバティー ニ)ありますので御利用くださいね。それはさておき、オフィスの女性たちが仕事の合 間に息抜きを兼ねて、ですか。ここはひとつ、OL層の拡充を期してHPの名前を変え ちゃいましょうか。“ナウなギャルのための超イカすサイト”「ラフォーレ・Sio  Saba」”とか。ジャズのコーナーも、どっかのコンピみたいに「JAZZを聴かせ てちょー」とか。小説・エッセイのコーナーは「小説延髄だぎゃあ」。あと、おじさん 層のハートをキャッチするため、「すけべ心」をくすぐるネーミングも大切ですよね。 そこで俳句のコーナーの名前を変更しましょう。
「はー、イクーぅ♪」
 
 @ さて、バリサク。3人目はペッパー・アダムスです。ペッパーと言えば警部 ですが、コレは確かアート・ペッパーの時にも書きましたね。ネタに困るなぁ、150 回越えると。えーと『10TO4・AT・THE・5SPOT』、日本名『10時から  4時までファイブ スポットだ』。なかなか洒落たタイトルですね。プラス、サイド マンもいい。アダムスに バード、ティモンズ ワトキンス タイコは誰かと 思えば エルビン。プロデュース したのはオリン キープニュース。いいかげん 75調から  離れろよ。(←コレもな。)アダムスとドナルド・バードのコンビネーションは、バ ードのリーダー作に何枚かありますよね。ハーフ・ノートのライブとか『キャット・ウ ォーク』とか『ロイヤル・フラッシュ』とか。中でもこのファイブ・スポットでのライ ブは「ファンキーさ」という点においては抜群です。「チャンチキオケさ」という点に おいても三波春夫といい勝負じゃないでしょうか。去年、鯖江の「つつじまつり」に出 演したらしいけどね、春夫。
 
 1曲目「ティス」はサドのジョーンズの曲。(テーマ)なんだそうです。「カミ ソリ」の異名を持つ(だったっけ?)ペッパー・アダムスのバリサクは切れ味抜群。カ ミソリの刃は2枚重ねが基本。こうすると傷口がなかなかふさがらなくてイイらしいっ す。「ひげそり」の異名を持つ(持たねーよ)バードのソロはブラウニー・ライクです ね。ガンガン弾きまくるティモンズもいいですね。これぞファンキーって感じです。
 
 2曲目「ユー・アー・マイ・スリル」はアダムスをフィーチャーしたバラード。 バードはお休み。最初はしみじみと吹いてますが、だんだんヤケになってテンポも速く なります。ごんごん、というティモンズのバッキングがなかなか。エルビンのドラムも 盛り上がりに一役買っています。そのエルビンの鼓笛隊風タイコで始まる「長い2/4 」はバードの曲。バードのBNデビュー作『オフ・トゥ・ザ・レイシス』と異名同曲、 だと思うけど。アダムスはソロの途中に小学校の頃によく聞いた、多分「なんとかマー チ」という曲のフレーズを引用しております。原文ライナーに
 Kiyoko walks 1 step by 1 day, 3 steps by 3 days, 3 steps ahead and 2 step s back.
なんてことはどこにも書いてないな。いかん、いらんこと書いてたら残りのスペー スが少なくなった。4曲目の「なんとかストリート・バウンス」はブギウギした感じの 曲。静かにファンキーしてる感じのティモンズのソロがたまらん。ラストの「ユアーナ (?)」はバードの曲。いかにもラストだなあ、といった感じのドラマチックなバラー ドです。「おっさん、夜にむせぶ」ちゅう感じのアダムスがいいっす。本日は以上っす 。
 

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