【アルバム名】
COMIN’ ON HOME (BLUE NOTE)
【リーダー名】
RICHARD “GROOVE” HOLMES (1971/5/19)
【パーソネル】
RICHARD GROOVE HOLMES (org) WELDON IRVINE (el-p)
GERALD HUBBARD (g) JERRY JEMMOTT (el-b)
DARRYH WASHINGTON (ds) RAY ARMANDO (conga)
【収 録 曲】
GROOVIN' FOR MR.G / THEME FROM LOVE STORY /
MR.LEAN / DOWN HOME FUNK / DON'T MESS WITH ME / WAVE / THIS HERE
【内   容】
 いよいよオーストラリア旅行まで1ヶ月ちょっとと迫ってまいりました。『なん かいいことあるかも?』に応募してくださった人には「お土産」買ってきますんで。物 欲に訴えないと誰もメールくれないんだモン。どーでもいいけどコアラって「ぶさいく 」ですよね。あんなもんカワイイって言う奴の気が知れん。タイプじゃないっす。日本 人ならワラビーやん。(←趣味シブすぎ。でも寿司にはやっぱりって、そりゃワサビ。 )だからコアラもんはナシね。どーしてもというのなら近所のスーパーで「コアラのマ ーチ」でも買ってきます。
 ゴールドコーストに着いた初日は「ボラーレ・レストラン」というところでシー フードを食べるそうです。それを知った社員のおじさんが一言。
「なんかボラれそうやな、ボラーレ・レストラン。」
そのまんまやん!
 @ さて本日はリチャード・グルーブ・ホルムズ。この人の名前はですね、ラズ ウェル細木のマンガで知りました。「川を渡る人」だったっけ?ホルムズが死んじゃう 話。マイルスも死んじゃうんですよね。三途の川の向こうにコルトレーンやフィリー・ ジョーが迎えにくるシーンは思わず貰い泣きしちゃいました。ラズウェル細木監修のB N4000番台コンピにも本アルバムの「ウェイブ」が入っておりましたね。あ、メー ルが来ました。関サバさんですねー。
 
> あと、ご存じかもしれませんが、ベビー・フェイス・ウォッシュレット、もとい っトイレット、あっ、ウィレット、
> BNの2作のあとARGOに2作リーダー作を録音していて、その2作目が先般国内 盤で発売されました。
 
だそうです。ベビー・フェイス・ウォッシュレット、もといっトイレットぉ!2段 構えやん。冴えてるナァ、関サバ師匠。メールのタイトルもイカしております。「コテ コテ、ってこってすかい?」だって。
 さて『カミン・オン・ホーム』。オルガン・ジャズなのにエレピ入り。ベースも エレベですね。エレキかぁ。バターで炒めるとオイシイですよね。(←それはエノキ。 )個人的にはエレピって「タイプじゃない」んだけど、オルガンとエレピの取り合わせ 、意外と悪くなかったです。なんでもいいけどリチャード・グルーブ・ホルムズ、ジャ ケ写がちょっぴり北の湖に似てますね。私は輪島派だったけど。いや、輪島がプロレス ラーになった時は笑いましたねー。
 さて1曲目、「グルービン・フォー・ミスター・G」。ミスター・Gって長嶋茂 雄?たぶん違いますね。私はどっちかというと王貞治派でした。いや、王貞治がプロレ スラーになった時は笑いましたねーって、そんなもんやってねーだろ。オルガンとエレ ピとエレベの音のまざり具合がなんともチャーミングですね。グルーブ・ホルムズのオ ルガンもよくグルーブしてます。エレピのソロもいい感じ。こういう「スカシた」サウ ンドにはエレピもええもんです。
 2曲目「ラブ・ストーリーのテーマ」は映画「ラブ・ストーリー」のテーマです 。有名な曲です。聴いたことあるモン。グル・ムズの朗々とした歌いっぷりが聴き物で すが、フェイドアウトしちゃうのが残念です。3曲目「ミスター・リーン」はエレピの ウェルドン・アービンの曲。作曲者のエレピがよく効いてます。4曲目の「ダウン・ホ ーム・ファンク」もこの人の曲ですね。ダウン・ホームなファンクです。ファンキーじ ゃなくってファンク。ファンクにはエレベがよく似合います。
 5曲目の「ドント・メス・ウィズ・ミー」はボーカル、というか「しゃべり」入 り。黒っぽいノリがイカしてます。6曲目の「波」はご存じアン・カル・ジョのボサノ バ曲。ボサノバとオルガンって意外と相性いいんですね。でもこの演奏は何と言っても エレピのイントロ。とってもキュートです。ラストの「ジス・ヒア」も泣かせる選曲で すなぁ。もともとゴスペルっぽい曲だからオルガンは正解です。以上。オルガン・ジャ ズって案外、69年〜71年くらいのがおもろい、というのがこの数日の結論です。そ れでは。


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