【アルバム名】: ＩＮＦＩＮＩＴＹ　(BLUE NOTE)
【リーダー名】: ＬＥＥ　ＭＯＲＧＡＮ　(1965/11/16)
【パーソネル】: LEE MORGAN (tp) JACKIE McLEAN (as) LARRY WILLIS (p); REGGIE WORKMAN (b) BILLY HIGGINS (ds)
【収　録　曲】: INFINITY / MISS NETTIE B. / GROWING PAINS / PORTRAIT OF DOLL / ZIP CODE
【内　　　容】: 　＠　（←いきなり本題！）さきほどジミー・スミスの原稿書いちゃってから思い出した。モーガンやるんだった。; 　; > ヴァイヴが終わったらピアノに回帰ですかしらん。そうそう、東芝ＥＭＩからリー・モーガンのＬＴ、ＬＡ物と未発表音源が豪儀に６枚も出ましたね、; > これを緊急特集で取り上げてみては、如何なものでしょうか？モーガンは好きですかぼくは大好きです。; 　; 　この「かしらん」という言い方は関東では普通なんですかねぇ。関西弁圏内の人間からすると、ずいぶんカマ系な言葉に思えるんだけど。ヴァイヴが終わったらピアノに回帰やろか？ですよね、標準語では。僕もメールや原稿ではけっこう標準語じゃん。; 　で、この「モーガン・未発表音源豪儀６部作」にはビビりましたなぁ。何気なくレコード屋を覗いたら６枚どどーんとＣＤになってんだもん。しかも、そのうち４枚半は持ってないヤツなんだもん。「半」と言うのは「ザ・プロクラなんたら」という実質２枚組みのヤツの（ＣＤでは１枚）前半部は輸入盤で持っていたから。で、５枚まとめて買っちゃいましたぁ。次の日、財布には１０００円札が１枚だけでしたぁ。昼飯食べたら、ソレもなくなりましたぁ。というわけで緊急特集。この６枚の中では『リー・モーガン・ラスト・アルバム』だけがＬＴ、ＬＡ物じゃなくて「堂々４０００番台」なのかな？「完全ブルーノート・ブック」での評価も高いし。でも、個人的にはエレピの音が苦手なのでパス。モーガンの吹きっぷりは凄いんだけど。とうわけで、マクリーン入りの『インフィニティ』いってみましょうかぁ。; 　; 　そうそう、『ソニック・ブーム』に入っている「DAVID "FATHEAD" NEWMAN」。「ファザード」だと思って以前塩サバにもそう書いたんだけど、「ファットヘッド」だったんですねー。お詫びして訂正します。さて『インフィニティ』。ＣＤの日本語ライナーでもあまり褒められてないんですよね、これ。ところでこういうライナーって、いくらぐらい原稿料もらえるんでしょうか？１本５万円くらい？まさかＣＤ５枚（しかも「こまどり姉妹」）とかじゃないだろうな。ＢＮマーク入りネクタイピン１個とか。もしそうだとしたら、私は執筆を断るぞ。さて、そんなわけで１曲目。タイトル曲「インフィニティ」。「無限」ですな。後期モーガンに極めてありがちな曲調ですね。ちょっとエキゾチックな感じで。ピアノがラリー・ウイリスなんですね。誰やそれは？と聞かれると困るけど。１１分４０秒という長い演奏でモーガン＆マクリーンのソロがイヤちゅうほど楽しめます。; 　; 　２曲目「ミス・ネッティ・Ｂ」。原文ライナーによるとコード進行が「オール・ブルース」に似てるらしいです。マクリーンとウイリスがリラックスしてファンキーらしいです。次いこか。３曲目「グロウイング・ペインズ」。複雑な曲。複雑と言えばどうしてるのか「複雑骨折」。いや、朝、教室に入ったら黒板にデカい字で書いてあったんだけどね、「複雑骨折・参上！」。おそらく「安全地帯」あたりにインスパイアされた素人バンドの名前だと思いますが。いや、高校時代の話。コドモ心にも、なんてつまらん名前をつけたものだと思いました。; 　; 　４曲目「ドールの肖像」。前のオリックスの監督ぅ？それは「土井の正三」。マクリーンの作ですね。ドールというのは彼の奥さんの名前です。暗い感じの曲です。土井監督も暗い＆地味な監督でしたが。重苦しい感じのマクリーンのソロが印象的です。奥さん、暗いのか？そういえばマクリーンが娘に捧げた「リトル・メロネー」はヘンな曲だったし。娘、ヘンなのか？ラストの「ジップ・コード」は脳天気な感じの曲。実の父、健康にいい卵なのか？それは「実父ヨード卵」。というわけで、全体的に「普通」です。確かに目玉曲ちゅうのはない。でも、モーガンとマクリーンが一緒に吹いているというだけで、おじさんは嬉しくて嬉しくて。ちなみに６枚中で最も購買意欲を駆り立てられなかった『タル』というのも、思ったほど悪くありませんでした。『ザ・プロクラなんとか』の後半も、わりとお薦めです。本日は以上でーす。; | Previous | | Up | Next |