【アルバム名】
THE SOUL SOCIETY (RIVERSIDE)
【リーダー名】
SAM JONES (1960/3/8,10)
【パーソネル】
NAT ADDERLEY (cor) BLUE MITCHELL (tp) JIMMY HEATH (ts)
CHARLES DAVIS (bs) BOBBY TIMMONS (p) SAM JONES (cello,b)
KETER BETTS (b) LOUIS HAYES (ds)
【収 録 曲】
SOME KINDA MEAN / ALL MEMBERS / THE OLD COUNTRY / JUST FRIENDS /
HOME / DEEP BLUE CELLO / THERE IS NO GREATER LOVE / SO TIRED
【内   容】
 関サバ謀反?花粉症で痛風持ちの関サバさんが「塩サバ乗っ取り」をたくらんで いるという噂が耳に届きました。
 > 関サバ、サバの王様やん!塩サバより偉いんちゃう?ほなら儂、サバ王やんけ
 > いや、まさしく仰るとおりだと思います、「サバの王・関サバ」、いっそ、塩 サバ通信を配下に据えて、関サバHPをぶちあげられたら如何かと。(NIFTYのFJAZZよ り。)
 あ、クーデターの気配。フンセンにやられちまったラナリット第1首相の気持ち が痛いほどわかりますね。こうなったらポルポト派と手を結んでやるぅ。シアヌーク殿 下にも言いつけてやるぅ。JAROにも訴えてやるぅ。この悪い部下「関アジ」(勝手に名 前つけてやるぅ)の無責任なアジに対し、あ、このアジはアジテーションのアジね。関 アジの無責任なアジに対し、当の本人も
 > よーし、思い切って、打って出ますか!「サバ王のジャズ・オブ・パラダイス 」なーんて。
 あ、あかんやん。塩サバくんピンチ、ひき肉はミンチ、長崎くんち、僕の家は僕 んち。関サバさんには勝てないもんなぁ。まず第一に尿酸値の高さで負け。ついで、ト シで負け。私なんぞ20代のウラ若き青年だもん。戦中派にはかないまへんって。そう そう、戦争中、アメリカ兵にサバを食わせて、アレルギーによるじんましんで戦意を喪 失させようとたくらんだらしいですね、日本軍は。ゼロ戦にいっぱいシメサバ積んで。 名付けて「シメサバ特攻隊」。でも、
 > 口の肥えたアメリカ兵はサバなんぞには見向きもしなかった。そこで軍部は一 案を巡らせた。「そうだ。関サバにすればどうだろう。」
 > そこでシメサバにするサバを総て関サバにしたところ、アメリカ兵は先を争う ようにして食べ、作戦は成功するかに思えた。
 ところがここに思わぬ落とし穴があった。もはや普通のサバとは呼べないほど高 級になってしまった関サバはアレルギーをおこさないのである。
 こうして「シメサバ特攻隊」作戦は、ただアメリカ兵を喜ばせるだけに終わって しまった。
 (朝日ソノラマ文庫「太平洋戦争秘史」第4巻・12章「アメリカ兵とサバ」よ り抜粋、なワケがない。)さて、サム・ジョーンズ。私は大スキ・花子ですね、サム・ ジョーンズの入ったリバーサイド盤。ピアノがケリーもしくはティモンズ、ブルー・ミ ッチェルのペットかナット・アダレイのコルネット入りで、テナーがグリフィンなんて のが、いかにもリバーサイドって感じ。個人的にはジミー・ヒースも嫌いじゃないです 。そんなわけでこの『ザ・ソウル・ソサエティ』というアルバム、かなり個人的「リバ ーサイド度」(略して「リバーサイ度」)の高い1枚です。曲によってはサム・ジョー ンズはチェロを弾き(これもリバーサイ度高い)、そのセッションにはナットが参加、 サム・ジョーンズがベースを弾くセッションにはB.ミッチェルが参加となります。と にもかくにも1曲目の「サム・キンダ・ミーン」を聴きましょう。これぞリバーサイド のファンキー、アメリカ人はヤンキー、猿はモンキー、定期預金は満期で、もうたまら ん!って感じ。ナットの代表作「オールド・カントリー」もいい。ナットじゃなくてB .ミッチェルなのがミソ。サム・ジョーンズのウォーキング・ベースとティモンズが効 いて、これぞリバーサイドのファンキー、カシオは計算機、暗い人は陰気、中年のオバ ハン更年期で、もうたいへん!って感じ。「ホーム」はジュリアン・アダレイ、すなわ ちキャノンボールの曲。ベースのアルコでテーマが演奏される。「ノー・グレーター・ ラブ」はチェロのピチカートを大フィーチャーした演奏。とどめにティモンズの「ソー ・タイアード」。黒っぽさがたまらん。これぞリバーサイドの、やめとこ。同じパター ンは2回までですよね。明日もリバーサイドです。お楽しみに。


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