【アルバム名】
PAUL CHAMBERS QUINTET (BLUE NOTE)
【リーダー名】
PAUL CHAMBERS (1957/5/19)
【パーソネル】
DONALD BYRD (tp) CLIFFORD JORDAN (ts)
TOMMY FLANAGAN (p) PAUL CHAMBERS (b) ELVIN JONES (ds)
【収 録 曲】
MINOR RUN-DOWN / THE HAND OF LOVE /
SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE / FOUR STRINGS /
WHAT'S NEW / BEAUTEOUS
【内   容】
 火曜日に書くよー、と本人に通告しておきながら1日延びてしまった「農協」さ ん(このたび塩サバ6号に任命)からのメール。何の話かと言うと、そういえばそうい う話題もあったなあ、という感じになってしまった「ハンダース問題」。そういえばま だ解決してなかったのね。放駒親方は元魁傑ですが。
 > ところで、張本勲としての私も図書館にいくなんてまじめなことはできないに したって、
 > 何らかの努力の跡を見せないことには‥
 それはそうです。人の噂も四十九日、野にも山にも小林繁。「ハンダースの残り のメンバーなんか、もうどうでもいい。」と皆が思っている昨今ですが、やはり張本人 としては責任の所在を明確にしていただきたいところです。
 > 物知りのだんさん、ごりょんさんの多く出入りするサイトに投稿してみました 。談話室(ミュージックゾーン)
 > http://www.so-net.or.jp/ClubHouse/room/board_list.html
 > →ヒマジンクンという名で投稿しました。
 ヒマジンクン!皮膚が赤く発疹して痒いのか?(←それはジンマシンクン。)イ カの燻製か?(←それはイカクン。)
 > 才知あふれる博識の方から回答がありました。
 > 【その1】ちゃい大明神様より
 > 自分でも、どうしてこんな事を覚えているのか全然分からないのですが、確か 「鈴木末吉」というメンバーがいた気がします。
 > 【その2】nagacy天照大神様より
 > あと一人は「ありがとうの小林君」じゃなかったっけ?彼だけ先に脱退したん だ、確か。あと桜金造はハンダース時代は佐藤金造だったはず。
 鈴木末吉?なんか、ちょっとだけいいことありそうな名前だな。ありがとうの小 林君?感謝の気持ちはいい心がけだが。ちょっと検索してみましょうか。ありがとうの 小林君。該当なし。鈴木末吉。あ、ありました。ん?「オホーツク海海氷域における大 気−海洋相互作用観測計画」?どこでどう鈴木末吉と関係するんだ。あ、わかりました 。
 参加者: 北大低温研 竹内、大井、岩本、細田、鈴木、末吉…
 あかんやん!全然関係ない人(しかも2人)やん!
 さて、今日からベーシスト編。華がないなあ。読む気がしないなあ。なんて言わ ないでください。書く気もあんまりしないんだから。ベーシストのリーダー作と言えば 『ベース・オン・トップ』みたいな、いかにもベーシストがリーダーだなあ、でも、う っとぉしぃーなー、というような作風か、なんでこれ、ベーシストがリーダーである必 然性があるねん、というような作風かに大別されます。その点、この『ポール・チェン バース・クインテット』という、アルバムタイトルにもジャケットにも何の工夫も伺え ない1枚は適度なバランスを保っていると言えます。ドナルド・バード、クリフォード ・ジョーダンの2管入りで、典型的なハードバップなんだけど、適度にベース・ソロも 入ってベーシストのリーダー作らしさは顕示している。加えて曲がいいですね。1曲目 の「マイナー・ラン・ダウン」はベニー・ゴルソンがこのアルバムのために書き下ろし たナンバー。タイトル通りのマイナー調の曲で、ベースとホーンのコール&レスポンス でテーマが演奏される。ソロ1番手はチェンバース。うっとぉしいアルコじゃなくて、 ずっとピチカートなのが嬉しい。続いてクリフ・ジョーダン。今まで気がつかなかった けど、プレスティッジ時代のトレーンに似ています。チェンバースのオリジナルも2曲 あって、「ザ・ハンド・オブ・ラブ」と「ビュータス」がそれ。どちらも非常にキュー トな感じの佳曲です。「ホワッツ・ニュー」はミディアム・テンポで料理。「朝日のよ うに〜」はホーン抜きでチェンバースをフィーチャーした演奏。若かりしエルビンのブ ラシワークにも注目。トミ・フラの玉転がしタッチもいいです。CDの解説で原田和典 センセーが「本盤にこそ彼(チェンバース)の真髄がある」と書いてますが、そのとお りだと思います。塩サバの「小説延髄」もよろしくね。


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