【アルバム名】
PARALLEL REALITIES (MCA)
【リーダー名】
JACK DeJOHNETTE (1990)
【パーソネル】
JACK DeJOHNETTE (ds,key-b) PAT METHTHENY (el-g,g,synclavier)
HERBIE HANCOCK (p)
【収 録 曲】
JACK IN / EXOTIC ISLES / DANCING / NINE OVER REGGAE /
JOHN McKEE / INDIGO DREAMSCAPES / PARALLEL REALITIES
【内   容】
 衝撃の新事実!関サバさんは「関サバ」を知らなかった!
> いよいよ、松本ですね。それは松本伊代(ちゃんと変換したです!)
 なんじゃこりゃ。このメールを見た時の率直な感想です。そうか。松本は「いよ いよ」にかかる枕詞なんだ。と理解するまで5分ほどかかりました。
  松本の いよいよ伊代は 伊予柑を しぼりてポンの ジュースなりけり ( 紀貫之)
  (訳:ついに松本伊代は伊予柑でポンジュースを作ってしまったことだなあ。 )
 ポンジュースってオレンジちゃうのか。伊予柑も入っているのか。自信あるのか ?紀貫之。
> パット・マルティーノが出たんですから、やはり「ギターの3人パット」をお願 いいたしますです。
> あとの2人は勿論、パット・メセニーとパット・サイデリア(小林汗異←いい変 換!)
 あのね、パット・サイデリアはその昔、パット・マルティーノの『イースト』を 書いた時に使っちゃったの。試しに引用してみましょうか。
 前回の解説で「涅槃」という言葉を使ったため、このアルバムを思い出しました 。パット・サイデリア、いや、パット・マルティーノの『イースト』。レコードの場合 、内容もさることながら、ぱっとサイデリア、いや、ぱっと見た目の印象も大切です。 いや、文が若いねー。僕もまだ若かったからねー。でも昔の僕ってずいぶん真面目にジ ャズを語っていたんだねー。というわけで小林汗異。ザウルスでもチャレンジしてみま した。「小林あせい」。あかんやん。全然やる気が感じられんやん。思い浮かばなくて もとりあえず漢字に変換してみるのが辞書の勤めちゅうもんちゃうんかい!えーい、こ の役立たず!びしっ、びしっ。コレです。コレがオトナの文章というものです。我なが ら立派になったなァ。というわけで、関サバさんは「関サバ」を知らなかったという話 を書くスペースがなくなりました。続きは明日です。パット・メセニーを書け!と言わ れても、持ってないんだよなァ。
> でも、正直なところ、ジャズのギターってあまりいませんよね。近くはジョン・ スコ、ジョン・マックラ何とか(全然聴いてません)、遠くは、っと、あっ、いました、 達郎!(あ、また出たな。本人は好評だと思っているみたいだけど)。おりましたよ、 ジョニーー・スミスが。
 って言われても、それも持ってないもんな。『バーモントのカレー』しかCDが 出てないなんて、あんまり秀樹な話。と本人は憤慨しておりますが、まあ、そんなわけ で、ジャック・ディジョネットの『パラレル・リアリティーズ』について書きましょう か。パット・メセニーとのコ・リーダー作みたいなもんだから、ま、まけといてくださ い。3曲がディジョネット、3曲がメセニー、残り1曲が2人の共作。ベースラインな んかも2人でシーケンサーに打ち込んだらしい。いいなあ、打ち込み。勉強でも仕事で もスポーツでも、ひとつのことに打ち込むのはたいへん素晴らしいことです。私なんか がそのいい例ですね。ジャズについて語らせたら他の事はいっさいかまわず、ジャズ一 筋だし。仕事させても極めてマジメで、サボってメール書いたり塩サバの原稿書いたり しないし。あ、今も仕事時間中なんですが、車の中で原稿書いたりせず、熱心に働いて います。感心だなァ。えーとですね、このアルバムを聴いた第一印象は「デンキ使って るなあ」。停電したらどうするんだ。三菱重工業のパッケージ発電機「PGシリーズ」 買うか?あ、この塩サバね、三菱重工業からのアクセスが多いんです。最近はどうか知 らんけど。でもハービーは生ピアノ弾いてます。3曲目「ダンシング」のハービーのソ ロ、かなりキテますね。曲のデキとしては、ちょっと作り過ぎの気はするけど1曲目の 「ジャック・イン」がいいです。パット・メセニーのギターに関してはよくわからんな あ。ラストのタイトル曲も、よくわからんし。とにかくまあ、たまにはこういうのもイ イかも知れんと、ちょっとだけ思いました。


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