【アルバム名】
AT THE VILLAGE VANGUARD (RIVERSIDE)
【リーダー名】
CHARLIE BYRD
【パーソネル】
CHARLIE BYRD (g) KETER BETTS (b) BUDDY DEPPENSCHMIDT (ds)
【収 録 曲】
JUST SQUEEZE ME / WHY WAS I BORN? / YOU STEPPED OUT OF A DREAM /
Fantasia on WHICH SIDE ARE YOU ON?
【内   容】
 さて、今日はチャーリー・バードです。今回はちょっと思うところあって、いき なり本題に入るのです。いや、読者の皆さんはまったく気が付いてなかったかも知れま せんが、最近の「ジャズ・ジャイアント」はですね、ジャズとあんまり関係ない話をで すね、さりげなくほんのちょっとだけ書いて分量の水増しを謀っておりました。おかげ でジャズの話がほとんど出てこない、たいがいにせーよ、というような回がごく希に発 生しておりました。最近ではですね、このままではいかんと自己批判して、昔より4行 ほど多めに書いておりましたが、今回はジャズの話だけでどれだけ書けるか、自己の限 界にチャレンジしてみようと、まあこういうわけであります。しかしまあ、チャーリー ・バード。世界一書くことが思い浮かばんジャズマンの1人ですね。なんかボサノバの アルバム作ってたな、とか、ギター弾いてるなー、とか、頭がハゲてるなー、とか、そ んなことしか思いつきません。えーと、『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』で すね。なんでもいいが、ドラムスのヒト、なんて読むんだよ。そんなん簡単やん、「バ ディ」やんって、そっちはわかってるって。アホやないんやから。問題は「DEPPENSCHMI DT」のほう。もはやマトモな人の名前とは思えんアルファベットの並びですね。誤植ち ゃうか。三国?それは魏・呉・蜀。千石?それはイエス。ウチの会社に仙石という人が いますが、彼がその昔「千石イエス」だったかどうかは定かではありません。多分違い ますね、字が違うもん。デペンスク…あたりまでは何とか読めますが、最後の「MIDT」 が問題。ミッドティー?これはもう「DEPPENSCHMIDT」のうち後半の「SCHMIDT」は無視 して「デッペン」。これでいきましょう。この後、この人の名前が出てくる可能性は皆 無ですが。だいたい、ただの誤植だったら立場ないしぃ。うーん、ようやくここで半分 か。いつもならここからやっと本題が始まるんだけどな。「ヴィレッジ・ヴァンガード 」でのライブですね。「ヴィレッジ・ヴァンガード」、ちょっと長いので略して「ィレ ッァー」。なんでそんな発音しにくいところばかり残すんだよ。略してヴィレ・ヴァン でのライブといえば、たちどころに両手でも足りないほどの名ライブ盤が思い出されま すね。ロリンズ、コルトレーン、あと、えーと、そうそうエバンス。3つ。片手でも余 ってるぞ。タコの足なら5本、イカの足なら7本あまるぞ。十分に一人前の下足唐揚げ が作れるぞ。どちらかと言えばイカリングフライのほうが好きだけど。あ、でもタコの 足をブツ切りにして揚げてもおいしいよなあ。塩味で、レモンかけてね。このチャーリ ー・バードのアルバム、それほど期待して買ったわけではありません。タワーを覗いた けど、コレといったものがなくて、しゃーねーからチャリ・バーでも買うかぁ。ヴィレ ・ヴァンでのライブかぁ。これなんか結構聴けるかも知れん、と。まあ、その程度の期 待でした。1アウト1塁3塁で代打カワマタ。うまくいけば三振でゲッツーは免れるか なー、という程度の期待。外野フライも期待されないのか?カワマタ。結構好きだった けどね、名前が深川通り魔事件の犯人みたいで。ギター、ベース、ドラムスのシンプル な編成で、いかにもくつろいだ演奏が繰り広げられます。「カクテル・ギター」という 言葉があるのかどうか知らんけど、冒頭の「ジャスト・スクィーズ・ミー」なんか、ま さにそんな感じ。これはなかなかの雰囲気であるわな。2曲目、「ホワイ・アズ・アイ ・ボーン」。僕は何故この世に生まれてきたのか。それは君と出会うためだったんだよ 。なんとでもホザいてください。そんで2人でカクテルでも飲んでください。3曲目「 夢からさめて」は、ちょっと甘く危険なボサノバの香り。なんか納豆臭そう。それはネ バネバの香り。ラストの「ファンタジアなんとか」もラテンっぽい、ちょっとイイ感じ です。うん、なんとか1ページ分書いたぞ。でもちょっとしんどかったぞ。渚の?それ はシンドバット。明日からはまた、いらんこと書きます。


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