【アルバム名】
SOLID (BLUE NOTE)
【リーダー名】
GRANT GREEN (1964/6/12)
【パーソネル】
JAMES SPAULDING (as) JOE HENDERSON (ts) GRANT GREEN (g)
McCOY TYNER (p) BOB CRANSHAW (b) ELVIN JONES (ds)
【収 録 曲】
MINOR LEAGUE / EZZ-THETIC / GRANT'S TUNE /
SOLID / THE KICKER / WIVES AND LOVERS
【内   容】
 (前回までのあらすじ)「簡単やん。こんなもん。」と関サバは思った。
> 2.の答え。「入って、いました達郎。ドラムス担当でした。グループの名、ビ ジ・フォー、言いました。
> でも、芸能界の水私にあわん、言うて辞めて、居酒屋をやっている(いた)、いう 話、聞いたことあります。真偽の程、定岡ではありません。
 いました達郎!定岡ではありません!いいなあ。素晴らしいなあ。もはや「つま らない」とか「くだらない」とか言ったレベルを遥かに超越して、ある種の壮快感すら 感じてしまうコトであるよ、アタシゃ。でもビジ・フォーいうのは前々回のサミーの解 答で既に明らかになっているわけです。問題はハンダースのほうですね。
> あとは、検索エンジンに、お・ま・か・せ・ね、っと。
> 1.の答え。この人たちって、TBSのTV番組「銀座NOW」の素人お笑い道 場で勝ち上がってきたひとたちでしょ。
 と、ここから延々と「銀座NOW」の話が続きます。20代の若者にはまったく もってどーでもえー話です。でも関サバはくじけません。
> で、検索エンジンでハンダースがなければ銀座NOWをキーワードにすりゃいい じゃん、と、気軽な気持ちでサーチしたんですが、
> なんだよー、銀座NOW、あることはあったんですが、今現在の銀座をお届けし ます、だって。こちとらが見たいのは、20年以上も前のTV番組のこと、そんな新鮮な 情報はいらんわい、と気分はすっかり東大阪人。
 だそうです。今現在の銀座をお届けします!そらそうだ、銀座NOWだもん。理 論的にも合ってるやん。でも意外に難渋してるなー、「ハンダース」。問題を提起した 農協さんの罪は重いですね。イスラム刑法でムチウチ100回は覚悟してもらわんと。 マゾの人だったら困りますね。ぴしっ。あ〜ん、もっとぉ!とか、懲らしめてるんだか 喜ばせてるんだか。昔テレビでやってたなー、「奥様はマゾ」。試しに「infoseek」で 検索してみたら、7件ヒットしましたがな、「奥様はマゾ」。さすがにマトモなのは1 件もなかったけど。ちなみに「マゾっ子メグちゃん」は0件でした。さて、グラント・ グリーン。BN盤の『ソリッド』というアルバムです。G.グリーンのBN盤にそんな のあったっけ?と思いましたが、タワーで見かけたのでとりあえず買っておきました。 メンバーが結構よくて、ジョー・ヘンにジェー・スポの2管入り。リズムセクションに はマッコイとエルビンが顔を揃えているし。で、家に帰って「完全ブルーノート・ブッ ク」で調べるてみると、BN−LTなんですね。『トーキン・アバウト』の3ヶ月前。 なんでこれがオクラ入り?ばぶー。(←それはイクラ。あ、少年法にひっかかるから実 名だしちゃマズイか。)あの「トーキン・アバウト・JC」の世界がジョー・ヘン入り で繰り広げられる、と言えばだいたいの感じがつかめるでしょう。1曲目の「マイナー ・リーグ」はピアソンの曲。ホーン・ライクなグリーンのプレイは、ギター入りの演奏 と言うより3管編成の感じに近い。コード弾かないもんな、グリーンって。意外とGmin 7あたりでつまずいたクチかも知れん。「禁じられた遊び」かなんか練習してて。2曲 目の「エズ・セティック」はジョージ・ラッセルの曲。難曲らしい。2号?それは南極 。「infoseek」で57件、健闘いちじるしい南極2号。そのうち「塩サバ2号」なんて のも発売されるかも知れん。ヘンな曲だけど、グリーン、ジェー・スポ、ジョー・ヘン 、マッコイと続くソロがどれも壮絶。中でも張り切ってるねぇ、ジョー・ヘン。ジェー ・スポもかなり熱いし。「グランツ・チューン」はグラントの曲。そらそうだよなぁ、 「グラントの曲」という名前の曲だもん。タイトル曲の「ソリッド」はロリンズ、「ザ ・キッカー」はジョー・ヘンの曲である。最後の「ワイブズ・アンド・ラバース」はC Dおまけ曲。ホーン抜きなので、グリーンの演奏をじっくり楽しむにはこの曲がベスト 。オクラ入りアルバムのおまけ曲とは思えない充実した演奏が堪能できます。というわ けで、明日は「ハンダース」ネタ、いよいよ完結編です。


| Previus | | Up | Next |