【アルバム名】
MEET OLIVER NELSON (NEW JAZZ)
【リーダー名】
OLIVER NELSON (1959/10/30)
【パーソネル】
KENNY DORHAM (tp) OLIVER NELSON (ts) RAY BRYANT (p)
WENDELL MARSHALL (b) ART TAYLOR (ds)
【収 録 曲】
JAMS AND JELLIES / PASSION FLOWER / DON'T STAND UP /
OSTINATO / WHAT'S NEW? / BOOZE BLUES BABY
【内   容】
 れんたろう殿。あなたは立派だった。立派な会社を作って、とても立派だった。 その立派な会社も今ではちょっぴりピンチです。エンジン焼くわ、銀行の電算センター 停電さすわ、いや、それは私のせいじゃないですよ。とにかくまあ、大変な時期に死ん でしまって、さぞ安らかにお眠りのことでしょう。私は一身上の都合により、通夜にも 葬儀にも出席できませんが、あなたを慕うがあまり、こうして静岡よりお悔やみを述べ ているわけであります。いや、(ここから自主規制)ことを原稿に書く気もさらさらご ざいません。ただただ、今までのれんたろう殿の活躍に拍手をおくり、あの世でも達者 で暮らせと、まあ、そう言いたかったわけでございますな。そもそもあの世、この世な んてことを申しますが、悪い人は地獄に落ちる、とまあ、そういう仕組みになっており ます。この地獄にいらしゃるというのが閻魔様。ああ、こりゃちょうどいい。肩がこっ てるからちょっくら揉んでくれやしねーかって、そりゃ按摩やがな。
  ビジネス文例集(10)「会社の偉い人が死んだ場合、顰蹙を買う文の一例」
 さて私はいま、富士写真フィルム吉田南工場に来ています。「工事責任者」なん てバッジをくれたんですけどね、やることがないので御前崎までドライブに行ってきま した。それでも時間があまったので原稿書いてました。でもザウルスのバッテリーが残 り少なくなってきたので、ちょっとだけ仕事してきます。でも現場にいても邪魔みたい なので戻ってきました。仕方ない、寝るか。さ、仕事時間も終わったのでホテルに戻っ て原稿でも書きましょう。オリバー・ネルソンです。オリバー・ネルソンと言えば、あ あ、『ブルースの真実』のおっちゃんや。ということでよく知られています。あ、土曜 日に静岡から帰ってきて、今は名古屋の会社です。いやあ、働くっていいですねえ。今 日も私は真面目に働いていますのことよ。日本では『ブルースの真実』以外、まるっき り知られていないオリ・ネルですが、輸入盤だとけっこうCDが出てますね。『続・ブ ルースの真実』とか。この「続」がそれなりに売れれば「ブルースの真実V3」とか「 ブルースの真実タロウ」とか、続編がぞくぞくと登場することになります。ちょっとひ ねりをきかせて「ズロースの真実」とか「肩ロースの真実」とか。でも、そういうのが 全然出てないところを見ると、「続」がそんなに売れなかったのかも知れません。『ブ ルースの真実』がドルフィーなんかも参加して、ちょっくら前衛風だったこともあり、 ネルソンを「ちょっくら前衛風のおじさん」だと思っている人もいるでしょう。でもこ の『ミート・オリバー・ネルソン』を聴くと、わりかしオーソドックスです。あ、いま 家で聴きながら書いているんですが、こんな原稿に3日もかかってますね。塩サバ、休 筆の危機?なんていう週間誌の見出しが電車の中を飾るかもしれません。原因は三角関 係のもつれ?とか。「彼は女子高生の白いパンツが好きだった。」と語る愛人まりや、 とか。俺も白が好き、と北島三郎衝撃の告白!とか。そんなこんなで2曲目の「パッシ ョン・フラワー」あたりがネルソンっぽい。他は普通のハードバップっぽいですね。ド ーハムにブライアントだしぃ。「ホワッツ・ニュー」はちょっぴりヘンなネルソン風で す。というわけで、塩サバ休筆の危機を避けられるかどうかは皆様の励まし次第です。
  おだてれば まだまだ続く 塩のサバ
 (自主規制した部分、たいしたこと書いてありません。気にしないように。)


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