【アルバム名】
OLE (ATLANTIC)
【リーダー名】
JOHN COLTRANE (1961/5/25)
【パーソネル】
FREDDIE HUBBARD (tp) GEORGE LANE (as,fl) JOHN COLTRANE (ss,ts)
McCOY TYNER (p) REGGIE WORKMAN (b) ART DAVIS (b) ELVIN JONES (ds)
【収 録 曲】
OLE / DAHOMEY DANCE / AISHA / UNTITLED ORIGINAL BALLAD
【内   容】
 9000万円の赤字を出して危ぶまれていた我が社の創立50周年記念オースト ラリア旅行、なんとか強行される見通しです。9000万円の赤字のうち、私が焼いた エンジンの修理費、約600万円が含まれております。率にして6.67%、いやあ貢献し てますねえ。いや、エンジンが「焼ける」というのは「爆発炎上する」ということでは なくて、メタルなんかが焼き付くこと。地味でかわいいくらいのもんです。いや、オイ ルを交換してたらいきなりエンジンがまわりだし、あ、まわったなー、と思っていたら 30秒くらいして「がががががが、が、が、ぎー。ぐえっ。」と音がして、それでおし まい。10日間で600万くらいかけて修理しました。それを試運転したら、またして も3分で焼けました。いやあ、焼けやすい年頃のエンジンだったんですね、きっと。結 局2回目は再起不能で、新しいエンジンと交換しました。おかげで社内では「エンジン 焼いた稲葉」としてちょっぴり有名です。こんな私ですがオーストラリアへ連れていっ てもらえるのでしょうか?しかし、よりによって6月下旬。日本で言うと、今年もいよ いよおしつまってきましたねぇ、という感じの時期。冬やん!回覧には「6月は泳げな いよーです。」なんて書いてあった。あかんやん!ねえ、なんでなんでぇ?金ないのぉ ?ぼくがエンジン焼いたからぁ?こうなったらコアラを生きたまま空輸してやるぅ。「 品名:ナマ物」って書いてクール宅急便で送ってやるぅ。天地無用にしてやるぅ!5匹 生け捕りにしてトランペット、テナー、ピアノ、ベース、ドラムスを仕込み、「コアラ ・メッセンジャーズ」にしてやるぅ。「コアラのブルース・マーチ」やってやるんだか ら、もう。というわけで、今回はコルトレーン。軽く世間話から入って、というわけで 、と本題に入るスタイルが定着してきました。単なる行数稼ぎちゃうかと思われるかも 知れませんが、世間話しないと1ページうまらないんだもん。毎日ネタ探しに苦労して るんだもん。最近はサミーと山田まりやのおかげでかなり助かってますが。この2人に 感謝をこめて、「塩サバ3号」、「塩サバ4号」の称号を与えましょう。さて、話は横 にそれますが、教育テレビで「ジャズ・コレクション」というのを4回シリーズでやっ ていて、ちょうど前回がコルトレーンの巻でした。動いてましたねえ、トレーンとドル フィー。ちょっぴり感動。今は亡きマッコイとエルビンの生前の姿も拝めたし。この番 組を見たからというわけではないが、トレーンとドルフィーの競演作で、『オレ』いき ましょう。正式には『オレ・コルトレーン』というみたいですが、これだとトレーンが 自己紹介しとるみたいやし。
  コルトレーン 「俺、コルトレーン。」
  ドラえもん  「ぼく、ドラえもん。」
 この後、この2人の会話がどのように進展したのか知るよしもない。話、あいそ うもないしぃ。このアルバム、契約の関係かドルフィーは「ジョージ・レーン」という 変名で参加しています。「これ、俺ちゃうねん。ジョージ・レーンちゅう男やねん。」 といくら言い張っても、「ダホメイ・ダンス」のソロ一発でバレバレやん。タイトル曲 はフラメンコ旋法を用いた18分の長尺演奏。ダブルベースとドルフィーのフルート、 トレーンのソプラノがいい味だしてます。バラードの「アイシャ」も泣けます。嫌やも んな、あの機械で歯を削るの。って、それは歯医者やがな。
 (お詫びと訂正:本文中、「今は亡きマッコイとエルビン」とありますが、「俺 、まだ生きとるやん。」と本人からメールが届きました。お詫びして訂正します。)


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