【アルバム名】: ＰＬＡＹＳ　ＢＡＲＲＹ　ＨＡＲＲＩＳ　（XANADU）
【リーダー名】: ＢＡＲＲＹ　ＨＡＲＲＩＳ　（1978/1/17）
【パーソネル】: BARRY HARRIS (p) GEORGE DUVIVIER (b) LEROY WILLIAMS (ds)
【収　録　曲】: CHANCES GO AROUND / BACKYARD / LUMINESCENCE /; EVEN TEMPERED / INCA / FATHER FLANAGAN / APACHE
【内　　　容】: 　こんにちは、「きりたんぽ通信」です。いつ名前変えたんだよ。あったかいんだけど朝には冷たいんだよね。それは湯たんぽ。え、湯たんぽで貸していただけるんですか！それは無担保。いますよねえ、湯たんぽのような女。だんだん冷たくなりやがってよう。とか。いや、実体験じゃありませんよ。あくまでも一般論の話。「湯たんぽ爺さん」というのもいて、朝になったら冷たくなってるの。ちょっぴりピンチ！ところで「きりたんぽ」。実はあれ、チクワだったりしませんか？というわけで今回はナマハゲについて考えてみましょう。あれはね、コドモだったら泣きます。恐いもん、マジで。オトナでも夜中にトイレに起きて廊下に出た瞬間、いきなりナマハゲだったらかなりビビります。ちびるかも知れません。バビルの塔に住んでいる超能力人間、チビル２世。カッコ悪ぅ。朝会社へ行ったら、お茶当番がナマハゲだったりしても嫌ですね。悪い子にはお茶を入れてくれなったりして、ちょっぴりかわいくないの。お役所では嫌われますね。君の言いたいこともわからんではないけどねえ、ほら、昔から長いものには巻かれろって…とか事務次長あたりが説得すると、「じゃ、ワタシ辞めます。北洋漁業は鮭鱒。」とか言って、わけわからんの。しょせんナマハゲの言うことだからなあ。しかし、なんでまたナマハゲなんか採用したんだ。って、人事担当課長に聞くと、いや、秋田出身だって言うもんだから…。美人だと思ったんでしょうね、きっと。履歴書の写真なんかも修正しまくってあり、整形して二重瞼で面接に来たらしい。得意な科目は？って聞かれて「追いはぎ」って答えたらしいっすよ。なんて部内でまことしやかに噂されてる。そんなナマハゲ女、あなたの会社にもいませんか？いねえよ。さて、今回は久々のリクエスト・コーナーです。正直者６号からのリクエストで、『クール・ストラッティン』、『ワルツ・フォー・デビー』、『グルービン』、『バリー・プレイズ・バリー』他。他の２枚は持ってないからパス。最初の２枚は「絵がとても楽しみ」だそうですが、自信がないのでやめ。３枚目はたぶん『グルービー』だと思うけど、なんかルービン財務長官みたいなので却下。なんちゅう言うこときいてくれないリクエスト・コーナーや。と、正直者もびっくり。というわけで、消去法で残った『バリー・プレイズ・バリー』、いきましょう。これ、『バリー・ハリス・プレイズ・バリー・ハリス』のことだと思うけど、もし違ったらどうしよう。『さわやかバリー・プレイズ・ときめきバリー』だったりしたら。いないとも限らないもんな、さわやか＆ときめきのバリー兄弟。ま、バリー・ハリスの『バリー・プレイズ・バリー』って書いてあったので間違いないとは思いますが。１９７８年録音のザナドゥ盤ですね。むっちゃ新しいやん。俺、９歳やし。７０年代以降のジャズって、なんかバッタモンって感じぃ。なんて思っている人がいるかも知れませんが、ザナドゥ盤は概して問題なしです。純正ハードバップの炎をともし続けております。なかでもこの『バリー・ハリス・プレイズ・バリー・ハリス』、長いのでところどころ省略して『バハリスプレズバリーハス』はいい。バハリスプレーズバ、ヤンバラヤンヤンヤン。って感じがします。タイトルどおり自作曲ばかり演奏していて、ＣＤのライナーノートで小川隆夫くんは「パウエルの呪縛から抜け出したハリスのプレイを聴く最適なアルバム」って書いているけど、はたしてそうかぁ？私にはパウエルの呪縛・束縛・緊縛・悶絶大百科！って演奏に聞こえるけど。４曲目の「イヴン・テンパート」なんか唸っているし。気持ちいいのか？緊縛されて。７０年代モノなのにバップの香りがしますね。ラストの「アパッチ」がとっても「けん」です。; | Previous | Up | Next