- 【アルバム名】
- IT’S ALL RIGHT (PRESTIGE)
- 【リーダー名】
- TEDDY EDWARDS (1967/5/24,27)
- 【パーソネル】
- JIMMY OWENS (tp,flh) GARNETT BROWN (tb) TEDDY EDWARDS (ts)
- CEDAR WALTON (p) BEN TUCKER (b) LENNY MCBROWNE (ds)
- 【収 録 曲】
- IT'S ALL RIGHT / GOING HOME / AFRAID OF LOVE /
- WHEELIN' AND DEALIN' / MAMACITA LISA / BACK ALLEY BLUES /
- THE CELLAR DWELLER / MOVING IN
- 【内 容】
- こんにちは。NIFTYのFJAZZでもごくたまーに話題になっている塩サバです。「B
AR・アフター・アワーズ」っていう会議室ね。ぼく、未成年だからバーへは行けない
の。お酒も飲んじゃいけないの。でもたまにお父さんの背広を借りてのぞきにいくの。
するとやってました、やってました。
- 「あぁ、困ったなぁ、塩サバさんを怒らせちゃったみたい。すいません、僕が悪
かったです。(反省)そんなつもりぢゃなかったんですよぅ。」
- いつのまにか私、「塩サバさん」になっちゃったんですね。もはや人間じゃない
。魚ですらない。たんなる定食屋のおかずの一品やん!
- 「お願いだからぐれるなんて言わないで。」
- 今さら謝ったってだめなんだもんね。僕は職人肌だから気難しいんだもんね。も
うグレちゃったんだもんね。バイクだって50cc乗ってやるぅ!
- と、ここまで書いてしばらくぼーっとしてました。いや、スキーや観光ガイドの
原稿書いてたんですけどね。あ、小説延髄の「ハワイ日記」もよろしく。あのコーナー
ね、名前が悪いのか人気ないんです。小説というよりエッセイやコラムが中心ですんで
ひとつ夜露死苦!(←グレた人の基本。)で、ハワイ日記を書いてからもう一度、NIFT
YのFJAZZを見にいったら、また塩サバがネタになっておりました。
- 「楽しみにするのはもちろんですが、自分もこうやって会議室に書き込みなんか
してると塩サバさんの活躍振りには頭が下がる思いです。」
- 先生、俺、目が覚めたよ。心をいれかえるよ。カミナリ族(←オメーはいつの時
代の人間だ。)からも足を洗うよ。天武天皇御足洗井戸跡で足洗うよ。(←桑名発観光
ガイド参照のこと。でも井戸の跡だからもう洗えないよ。)更生して立派な暴力団にな
るよ。(←更生してねーよ。)というわけで、ちなみに胸はずむ17歳・山田まりやはV
OL.3のNo.20、ブッカー・アービンのところに登場します。胸はずむ17歳って言うも
んだからワクワクしてたら、ただのオッサンやん!と思った人はいませんか?それは失
礼というものです。
- さて、今回はテディ・エドワーズです。かなりマイナーですね。俺、こんなのば
かり書いていて大丈夫だろうか、と心配になってきた。読んでくれる人はいるのだろう
か。ヨーロピアン・ジャズ・トリオの『ノルウェイの森』路線に転換したほうがいいの
じゃなかろうか。ハロルド・ランドの前にブラウン=ローチ・クインテットにいた人で
すよね、多分。自信はないが。おそらく西海岸を拠点としていたのでしょう。この『イ
ッツ・オール・ライト』というアルバムはプレスティッジ盤で、録音もニューヨークで
す。シダー・ウォルトンとベン・タッカー以外はあまり聞いたことない名前ばかりなの
で、思わず買うのやめようかと思いますね。でも案外こういうのにスカがあるもんです
。あかんやん、スカ。でもこれはカスでした。あかんやん、カスも。んもー、素直にな
れない関西人。1曲目、「イッツ・オール・ライト」。ベン・タッカーの骨太ベースと
3管アレンジがもうたまらん。いや、これは黒いです。グリフィンの『リトル・ジャイ
アント』路線が好きなら、絶対にいけます。サカナが泳いで、それは生け簀。うーん、
生け簀ぅ。(←それはイケズぅ。)2曲目の「ゴーイン・ホーム」はドボルザークじゃ
なくてオリジナルだけど、これもいいデキです。シダーもいい。こんな感じで全8曲ス
カなし、カスもなし。67年のプレスティッジ盤というイメージを払拭する知的でホッ
トなハードバップの隠れた名盤でございました。
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