【アルバム名】
THE SONG BOOK (PRESTIGE)
【リーダー名】
BOOKER ERVIN (1964)
【パーソネル】
BOOKER ERVIN (ts) TOMMY FLANAGAN (p) RICHARD DAVIS (b)
ALAN DAWSON (ds)
【収 録 曲】
THE LAMP IS LOW / COME SUNDAY / ALL THE THINGS YOU ARE /
JUST FRIENDS / YESTERDAYS / OUR LOVE IS HERE TO STAY
【内   容】
 本日もアピタ北方店へ来ております。朝から雨でした。外で仕事すると必ず雨で すね。「はじまりはいつも雨」って感じ。教育テレビの「おーい!はに丸」に出てくる ハニワって、いつも「はにゃ」って言うよな。それは「はに丸はいつもはにゃ」。この ネタって前にも書きましたっけ?最近トシのせいかすっかり物忘れがひどくなって。地 面のくぼみに雨水などのたまった所って、いつもスッポンがいるよな。それは「水溜ま りはいつもカメ」。いねえよ、そんなもん。仕事をしているうちはザーザーと雨が降っ ていましたが、仕事が終わったとたんに晴れてきました。これは神が私に与えた試練な んでしょうか。いいもん、早く終わったから。車の中で原稿書いてやる。1時間寝てや る。会社に戻らずにそのまま家に帰ってやる。5時頃に会社へ電話を入れて、「いま終 わりましたからそのまま家へ帰りまーす。」って言ってやる。でもゆっくりと寝れない 僕って、ちょっぴり小心。ストラーイク!(←それは球審。)
 さて、今日はブッカー・アービンです。最近、渋好みのテナーマンが続くのです 。あ、いま車のうしろを女子高生が歩いていきました。いいですねえ。どうも気が散っ ていかん。いや、胸弾む17歳・山田まりや、こと関孝和さんが「テナーマンだけで5 0人はいけますね。」なんて言うもんだからヤケになって書いているわけです。あ、ま た女子高生。こんどはケッタですね。ニフティのFJAZZで塩サバ祭りをやってくれ るという人格者ですからね、山田まりや。意地でもテナーマン50人書いちゃいましょ う。で、ブッカー・アービン。彼のテナーははっきり言って、うわ、また女子高生。よ く来るなぁ、しかし。スカート短いしぃ。私らが高校生だった頃はスカートの裾を引き ずって歩いてましたけどね。アービンのテナーははっきり言って「くどい」。嫌いな人 は顔を見るのもイヤなくらい嫌いやけど、好きな人は中毒になるくらいもうたまらん! ってタイプです。くさやの干物タイプね。食わず嫌いの人のアービン入門には『ソング ・ブック』なんてアルバムはどうでしょう。そんなに腐ってない琵琶湖のフナ寿司って 感じの仕上がりになっております。選曲はスタンダードばっかやし、ピアノはトミ・フ ラやし。1曲目、「ザ・ランプ・イズ・ロウ」。あかん。いきなりアービン節バリバリ 全開やん。アービン節で思い出したが、「かつおつぶ」って知ってますぅ?鰹節の形を したアメなんですけどね。長さが15センチくらいあって、付属の金槌でカチ割って食 うの。ニッキ味なんです。もしこれを読んでいる人で高知に住んでる人がいたらお小遣 いで買って塩サバまで送ってください。郵便番号511 三重県桑名市 塩サバ1号  まで。ついでにこれ読んでる人の中で山伏の人がいたら連絡ください。塩サバ通信「私 は山伏」係までお願いします。で、アービン。くどいです。しかし、このくどさに耐え て耐えて耐えてこそ、次のバラードが生きてくるのだ。「カム・サンデイ」。絶品です 。でも、1曲目のハードな演奏をとばしていきなり聴くと単調に聞こえます。コルトレ ーンなんかも同じ。神懸かり的、ヨダレたれ流し的、アッチの世界へ行っちゃった風演 奏に耐えてこそ、「嵐の後の静けさ」が生きるのだ。3曲目、「オール・ザ・シングス ・ユー・アー」。バッパーの必修科目。パーカー直系のアルト奏者なら必ず1回は吹い ていると思われます。「あるとそうしゃ」。漢字変換したら「ある塗装者」だと。ペン キ職人かい。パーカー直系のアルト奏者でないアービンのプレイはある意味、独特です 。はっきり言って、「何を吹いてもアービン」状態。でも許す。好きなんだもん、アー ビン。あ、5時だ。帰ろ。


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