【アルバム名】
JAZZ MOODS (SAVOY)
【リーダー名】
YUSEF LATEEF (1957/4/9)
【パーソネル】
CURTIS FULLER (tb) YUSEF LATEEF (ts,fl,argol,scraper)
HUGH LAWSON (p) ERNIE FARROW (b) LOUIS HAYES (ds)
DOUG WATKINS (pec)
【収 録 曲】
METAPHOR / YUSEF'S MOOD / THE BEGINNINGS /
MORNING / BLUES IN SPACE
【内   容】
 こんにちは。塩サバ通信です。最近、NIFTYのFJAZZ「BAR・アフター・アワー ズ」でちょっぴり評判です。ああ、少しだけ硫酸アルミニウム水溶液に硫酸カリウム水 溶液を加えたときに析出する正八面体の無色の結晶?それはちょっぴりミョウバン。さ すが毒物劇物取扱責任者。元化学科志望ですからね。どこかで道を踏みはずして畦道か らタンボへ落ちましたけど。
 桑名に置いとくには惜しいツッコミの数々、きっと幼少の頃は関西でアイデンテ ィティを形成された方のページじゃないかと勝手に想像しちゃいました。
 だって。桑名だって関西だもんね。ちゃんと関西弁しゃべるんだもんね。JRの 関西線だって走ってるんだもんね。
 「New York」のチェットの顔はにてねーぞ。
 だって。似顔絵ヘタだもんね。自分でもわかってるんだもんね。でも人に言われ るとちょっぴりムカツクんだよね。少年の心は深く傷ついちゃったもんね。だって僕、 ナイーブなんだもん。こうなったらもうグレちゃうんだもん。グレてぐれん隊に入って やるんだから。バイクやってやる。冬の暮れ バイクとばして 子はグレる。(←それ は俳句。)
 さて今回はユセフ・ラティーフ。たぶん日本で人気なし。いやあ、寒い日は車の 中で昼寝するのが最高ですな。おっと、昼休みに原稿書こうと思っていたのに寝ちゃい ましたね。お、こんなところにヨダレの跡が。さて、今日は岐阜県北方町にあるショッ ピングセンター「アピタ北方店」にお邪魔してまーす。ここはですね、外に出ようとし たら鍵がかかっていたので窓から脱出したら、警備会社に通報がいってガードマンに叱 られた、という暗い思い出があります。ホンマに融通のきかんガードマンや。ガードマ ンに告ぐ。細かいこと言うな!そんなわけで家に帰って執筆再開。多分、日本ではそん なに人気がないと思われるユセフ・ラティーフですが、本国アメリカではわりと人気あ るようで、かなりのアルバムが輸入盤でCD化されております。テナーのほかにフルー トとかオーボエ吹くんですね。ああ、犬とかオオカミぃ?(←それは遠吠え。)『イー スタン・サウンズ』なんてアルバムがCD化されておりますね。輸入盤なんですが。ピ アノがバリー・ハリスだもんで、どんなもんかいなーと思って買ったわけです。すると いきなり東洋してました。曲名を日本語に訳すと「梅の花」「東洋ブルース」「ちんく ・みあう」(意味不明)だもん。「梅の花」なんてオーボエの音色がちょっと尺八。あ んまりジャズっぽくなくて日本で売れないのもうべなるかな、って感じ。逆にガイジン は「オー、フジヤマ、ハラキリ、リンゴ、ゴリラ、ラッパ、パンツ、ツンドラ」と言っ て喜ぶかも知れません。後半はしりとりになってますが。ツンドラが出るあたり、ちょ っと教養のあるガイジンですね。ジャズとして聴くなら『イントゥ・サムシン』のほう がマシかもしれん。それほど変な東洋趣味してないし。ピアノはハリス、タイコはエル ビンだし。「ユーブ・チェンジド」なんて結構泣けるし。でもラティーフらしくないと 言えばそれまで。では間をとってサボイの『ジャズ・ムード』なんてどうだ。1曲目は 変な東洋趣味の曲だが、カーティス・フラーのおかげで結構ジャズっぽい仕上がりとな っている。2曲目のタイトル・チューンは普通のブルース。ラティーフのテナーが意外 に黒っぽい。ヒュー・ローソンのピアノもファンキー。パーカッションのダグ・ワトキ ンスって、ベーシストのワトキンスなんですかねえ。と、ここまで書いてNIFTYのFJAZZ を見たら、もはや塩サバの話題は自然消滅しておりました。ま、そんなもんや、世の中 なんて。


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