- 【アルバム名】
- LOOKIN’ AT MONK (JAZZLAND)
- 【リーダー名】
- JOHNNY GRIFFIN & EDDIE“LOCKJAW”DAVIS (1961/2/7)
- 【パーソネル】
- JOHNNY GRIFFIN (ts) EDDIE "LOCKJAW" DAVIS (ts) JUNIOR MANCE (p)
- LARRY GALES (b) BEN RILEY (ds)
- 【収 録 曲】
- IN WALKED BUD / WELL,YOU NEEDN'T / RUBY MY DEAR /
- RHYTHM-A-NING / EPISTROPHY / 'ROUND MIDNIGHT / I MEAN YOU
- 【内 容】
- もういくつ寝ると、クリスマスー。クリスマスには、凧あげてー。あげねえよ。これがアップされる
頃にはクリスマス終わってますね。将来に備えて書きだめしてます。今日は天皇誕生日、明日はイブ。関係
ねえよ、そんなもん。今年も残すところあとわずか。楽しみですねえ、大晦日だよ、ドラえもん。
- さて、今回はリクエストにお答えコーナーです。ジョニー・グリフィンとロックジョー・デイヴィス
の「タフ・テナー」シリーズもなんとか潜り込ませていただけませんでしょうか。というのが今回のリクエ
ストです。なんですか?タフ。花王の入浴剤ですか。(それはバブ。そう言えばイクラちゃんの声って、い
つのまにか変わってません?)タフ・テナー。江戸っ子ですかね。タフってなー、丈夫なってことでい、と
か。丈夫なテナーなんですかねえ。象が踏んでも壊れないとか。『ルッキン・アット・モンク』。これが「
タフ・テナー」シリーズなのかどうかよく知りませんが、グリフィンとロックジョウってこれしか持ってな
い、これしか。ナポレオンの出身地、それはコルシカ。風の谷の、それはナウシカ。湯の山温泉、それはカ
モシカ。話題がちょっとローカル。水田にすむ巻き貝、それはタニシか。これしか持ってないもんで、これ
で勘弁して下さい。
- タワー・レコードへ行ったら、なんていうのか棚に挟んである名前の書いたフダね、あれに「エディ
・デイビス」と書いたのがありました。そんなヤツいたっけ?と思ってCDを手に取ると、エディ・ロック
ジョウ・デイビスのことでした。ピンとこないって、エディ・デイビス。やっぱ、ロックジョウ・デイビス
。次男は四畳半・デイビス、末弟は三畳・デイビス。人呼んで「和室兄弟」。どんな兄弟や。お兄ちゃんの
部屋のほうが広ーいとか、末弟がゴネるの。
- さて、モンク。タイトルからもわかるようにモンク。演ってるのはモンクの曲ばかり、文句あるか(
←基本)というアルバムです。そういえば、そういえばと総入歯って、ちょっと似てません?あと、金閣寺
ときんかくし。そんなこんなで1曲目。「イン・ウォークト・バド」。モンクにしてはメロディアスな曲で
すね。ソロ先発はロックジョウ。自信あり。ロックジョウとグリフィンは区別つきます。頭の形がとんがっ
てるほうがロックジョウです。そのままウルトラ・セブンになれる感じ。2曲目「ウェル・ユー・ニードン
ト」。最近真面目ですよね。ちゃんと1曲ずつ解説してるもん。モンクらしい変な曲だが演奏はエキサイテ
ィング。やっぱりバトルの基本はチェイスですよね。御用聞きの挨拶ぅ?それはちわっす。前にも書いたな
、これ。師走のところで。最近、私にも弟子ができまして、「一番弟子より(ああ、やっぱカツオ?それは
だし。)」なんてメールを送ってくれます。立派な弟子です。個人的にはコンブも好きですが。3曲目の「
ルビー・マイ・ディア」はロックジョウ、6曲目の「ラウンド・ミッドナイト」はグリフィンのフィーチャ
ード・トラック。それぞれちょっとアクの強いバラード・プレイを披露します。4曲目の「リズマリング」
は「ぺっぺっぺー」な曲。正確には「ちゃっちゃっちゃー、ちゃっちゃちゃ、つんちゃつんちゃつんちゃち
ゃん、ちゃららんちゃちゃー、ちゃらんらんちゃちゃ、ぺっぺっぺー」という曲です。「エピストロフィー
」、「アイ・ミーン・ユー」も有名なモンク・ナンバー。モンク曲集としては大変わかりやすい選曲です。
で、またその曲がテナー・バトルに最適であることを認識させてくれる1枚であります。
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