- 【アルバム名】
- THE THUMPER (RIVERSIDE)
- 【リーダー名】
- JIMMY HEATH (1959/9)
- 【パーソネル】
- NAT ADDERLEY (cor) JIMMY HEATH (ts) CURTIS FULLER (tb)
- WYNTON KELLY (p) PAUL CHAMBERS (b) ALBERT HEATH (ds)
- 【収 録 曲】
- FOR MINORS ONLY / WHO NEEDS IT? / DON'T YOU KNOW I CARE /
- TWO TEES / THE THUMPER / NEWKEEP / FOR ALL WE KNOW /
- I CAN MAKE YOU LOVE ME / NICE PEOPLE
- 【内 容】
- 仕事。それは素晴らしい。仕事があるからこそ僕らは生きていけるんだ。仕事が
あれば、僕には土日などいらない。電気がなんだ!
- 発電機が壊れて土日に仕事に呼び出されたエンジニアの心の叫びを歌にしてみま
した。おかげでせっかくもらったメールの返事が書けないじゃないか。僕の青春を返せ
!さて、めっきり寒くなってまいりました。そういえば最近、塩サバ食べてませんね。
このHPを開設してから一度も食べていません。そんなことで世間が許してくれるので
しょうか。そこで一句。
- 塩サバが 唇にしみる 口内炎
- というわけで、今回の主人公はジミー・ヒースです。地味ですね。地味ですが、わ
りと知名度はあります。「ジミー・ヒースぅ?そういえばそういう人もいたなあ。」と
いう程度には知られています。もうちょっとジャズに詳しい人なら「テナー奏者なんだ
よね。」という事まで知っています。そういえば急に思い出したが、昨日は車の中で携
帯かけていたら、後ろからピストルで頭を撃たれました。という夢を見ました。サング
ラスかけた危なそうなオジサンでしたね。その前はなぜか知らんが橋本龍太郎の自宅で
お茶飲んでたし。さらにジャズに詳しい人なら、「ジミー、パーシー、アルバートでヒ
ース3兄弟なんだよね。」なんてプライバシーにまで踏み込んだ事柄まで知っている。
そんなわけで、それなりに知名度はあるジミー・ヒースですが、それほど人気はないで
す。「それほど人気はないテナーマン・シリーズ」ですからね、最近。サイドマンとし
てジミー・ヒースが参加していても、それほど嬉しくはないです。「サイドマンとして
参加していても、それほど嬉しくはないテナーマン・シリーズ」ですからね、最近。そ
んなわけなのでジミー・ヒースのリーダー作となると、よっぽどのことがない限り買う
気にはなれん、といったところではないでしょうか。一般のジャズ・ファンにとって。
中途半端に知名度があるのでマニアうけしないし。この『ザ・サンパー』というアルバ
ムも、ほとんどサイドマン目当てに買った。ナット・アダレイ、カーティス・フラーに
ケリー。いいですねえ、ケリー。マイルスがなんかカッチョイイこと言ってましたね。
「ケリーは煙草につける火のような存在だ。彼がいないと俺はうまい煙草が吸えない。
」とかなんとか。いいですねえ。渋いですねえ。「煙草につける火」、だもん。「タマ
ゴつけるけぇ?」じゃなくて。イナカのほうで喫茶店に入ったんですね。朝方に。で、
コーヒーをたのんだわけです。するとオバさんのウェートレスが来て言うわけです。「
タマゴつけるけぇ?」
- 仕事なんかでですね、よく泊まるなじみの旅館みたいなのがあったとしますね。
で、朝食を食べにいく。食卓には味噌汁と漬物と味付け海苔とアジの干物なんかがのっ
ている。それを食べていると旅館のおばちゃんがやってくるわけです。「カマボコ食う
けぇ?」
- 全然関係ない話でしたね。で、『ザ・サンパー』を聴いて判明したことは、「ジ
ミー・ヒースはテナー奏者である。」ということでした。多分そうなんじゃないかなあ
と薄々は思っていたんですが。それ以上にわかったことは、「作編曲家として聴くべき
人だ。」ということです。ベニー・ゴルソン・タイプですね。冒頭「フォー・マイナー
ズ・オンリー」が素晴らしい。アレンジに独特の才能があります。あ、また書くスペー
スがなくなった。余計だったなあ、カマボコの話。
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