- 【アルバム名】
- BLACK BYRD (BLUE NOTE)
- 【リーダー名】
- DONALD BYRD (1972/4/3,4)
- 【パーソネル】
- DONALD BYRD (tp,flh,el-tp,vo) FONCE MIZELL (tp,vo)
- ROGER GLENN (fl,sax) JOE SAMPLE (p,el-p)
- FRED PERREN (el-p,syn,vo) DEAN PARKS (g)
- WINTON FELDER (el-b) HARVEY MASON (ds)
- BOBBYE PORTER HALL (prc) LARRY MIZELL (vo,arr)
- 【収 録 曲】
- FLIGHT TIME / BLACK BYRD / LOVE'S SO FAR AWAY /
- MR.THOMAS / SKY HIGH / SLOP JAR BLUES / WHERE ARE WE GOING?
- 【内 容】
- 今回は特別編です。はあー、会津特別編はー。またかよ。語呂、全然合ってない
し。ありがたいもので、こんなHPでもごくたまーにメールがとどいたりします。そう
すると人間というのは欲深いもので、もっとメールよこせ!という気分になります。そ
こで考えたんですね。「プレゼント」というエサをまいてみようと。すると一時期です
が何匹かのサカナが寄ってきたわけです。オイシソーなのがフラフラと。チョーチンア
ンコウの気持ちというのは、多分こんな感じだと思います。(塩サバやけど。)で、そ
んな貴重なメールの中にこんなのがありました。
- 「私はドナルド・バードの“BLACK BYRD”が好きなんですが、どう思われますか
?」
- そこで私はこのような返事を書いたわけです。
- 「最近CD化されましたよね。私も買いました。今度、塩サバ通信で紹介してお
きます。」
- で、返信を送ってから、もう一度もらったメールを読んでみて、「おや?」と思
った。“BLACK BYRD”お?持ってへんがな、そんなもん。完全に“BLACK JACK”と勘違
いしとったがな。あわてて買いに行きましたがな。先週の木曜日。会社の帰りに名古屋
駅前のタワーレコードへ。「約束は破らない限りは守る!」をモットーにしている私は
こうして特別編を書いているわけです。みなさんもリクエストありましたらどんどんメ
ールに書いてきてください。「27万円で売っているサキ・コロの完全オリジナル盤の
音質についてどう思われますか?」というのはナシね。
- で、問題の『ブラック・バード』。かなり後期のBN盤ですよね。047-F なんて
いう変なレコード番号付いてるし。まず最初に思ったのが「ジャケットのイラスト書く
のがめんどくさそう!」タダでさえ人間書くのが苦手やのに、1、2、3、4、5、6
、7、8、9、10、11人もおるやんけー。直ちに5、6人神隠しされなさい。残り
は宇宙人に誘拐されなさい。誘拐されて体内に金属をインプラントされなさい。特に真
ん中右寄りのオバサン。アンタは太っているのか、二人重なっているのか、はっきりし
なさい!で、問題の演奏内容ですが、パーソネルの楽器のところを見ればわかるように
、完全にフュージョンです。いかにも70年代って感じィ。1曲目の「フライト・タイ
ム」は飛行機の離陸音(着陸音?)から始まります。ジョー・サンプルのピアノがちょ
っとジャジーな感じですね。牛乳はジャージー。中年のおっさんが日曜日に家で着るの
はジャージ。充電はチャージ、ガスタービン機関で燃料を噴射せずにセルで空運転する
のはパージ。わからんぞ、専門的すぎて。ホットスタートするとバックファイアを起こ
すのでパージして排気温度を下げるんだよな。掃気運転。しかしこれはどう聴いてもフ
ュージョン。はっきり言って評価が別れますよね、この手のサウンドは。辛口のジャズ
・ファンなら、一言「けっ!」と言ってディスクを円盤投げするかも知れん。すいませ
ん、せっかくメールを頂戴したのにこんな意見で。ひょっとして“BLACK JACK”と勘違
いしてませんよね?これに懲りず、またメールくださいね。と、個人的にメールで書け
ばいいことを、1回分のネタにしてしまいました。
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