- 【アルバム名】
- MOBLEY’S SECOND MESSAGE (PRESTIGE)
- 【リーダー名】
- HANK MOBLEY (1956/7/27)
- 【パーソネル】
- KENNY DORHAM (tp) HANK MOBLEY (ts) WALTER BISHOP (p)
- DOUG WATKINS (b) ART TAYLOR (ds)
- 【収 録 曲】
- THESE ARE THE THINGS I LOVE / MESSAGE FROM THE BORDER /
- XLENTO / THE LATEST / I SHOULD CARE / CREAZEOLOGY
- 【内 容】
- 先週、新聞にずいぶんとヒップな記事が載ってましたね。「京都の中学で食中毒
」というヤツです。タマネギと間違えてスイセンの球根をカレーに入れて食っちまった
そうです。そういえばココ一番屋のメニューになかったか?スイセン・カレー。「スイ
セン食べて水洗便所」なんていうアホな見出しをつけた新聞はなかったですか?タマネ
ギとスイセンの球根を一緒にして保管していたそうです。タマネギだけでは寂しかった
のか。ちなみにスイセンの球根は一般にタマネギよりも小さいそうです。普通より大き
いスイセンの球根と普通より大きいタマネギだったらどっちが大きいのか。興味は尽き
ないが、これはタマネギのコーナーではないので本題に行こう。そういえば「パラッパ
ラッパー」の空手の先生はタマネギですね。あれはとってもヒップなゲームです。やっ
たことない人は是非チャレンジしてみよう。ちなみに私はアドリブ決まりまくりで、タ
マネギ先生、思わず裸足で逃げ出しました。きっくきっくぱんち、ぱぱんぱぱんちぱん
ち、ちょちょっちょちょきっくきっく
- ハンク・モブレイは日本ではかなり人気のあるテナー奏者です。何事もなかった
かのように本題に入りましたが、そういう事です。実を言うと私はその昔、モブレイが
あんまり好きでなかった。「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カムのモブレイの演
奏はコルトレーンの圧倒的なプレイと比べて聴くに耐えない。」なんてことが平気で書
いてあるんですよね。ジャズの偉い人が書いた本なんかに。でまた、素人だった私は権
威に弱いもんだから、「そうか。モブレイはいかんのか。」と簡単に納得してしまった
わけです。で、そう思って聴いてみると、確かになんか根性なしでダサダサって感じが
する。一方コルトレーンはよくわからんけど凄いっていう事になるわけです。しかし、
ちょっとジャズがわかってくるようになると、マイルスやパーカー、コルトレーンだけ
がジャズじゃない。モブレイだってミミズだってアメンボだって、生きているんだ友達
なんだ。という事に気がつきます。まあ、この境地に達するまで、ジャズを聴きはじめ
て3年といったとこかね。まあせいぜい頑張りなさい、
- 初心者の諸君。って、何様のつもりですかね、このおじさん。というわけで、人
の悪口はいけません。モブレイなら「ほのぼのとして、味がある。」などと書いておき
ましょう。そうすれば世の中は平和です。(同様に、HPを見た感想に「くだらない」
などと書いてはいけません。今までに1通だけ来ました。思わずやる気なくなるがな。
ほかの人はみんな褒めてくれます。この場を借りて、ありがとう。)さてモブレイと言
えばブルーノートというイメージが強い。『ソウル・ステーション』『ロール・コール
』『ワークアウト』『ディッピン』など4000番台に人気盤が目白押し。1500番
台にも能のない紛らわしいタイトルのアルバムがどっさりあります。BNではリーモー
ガンと並んでリーダー作が多いのではないでしょうか。そこであえてプレスティッジ盤
を選んで見ました。『モブレイズ・メッセージ』と『モブレイズ・セカンド・メッセー
ジ』の2枚はBN盤にひけをとらない出来です。今回はセカンドのほうを。ジャケット
のイラストかくのが簡単そうやったから。モブレイ、ドーハムのほのぼのコンビがいい
。1曲目の歌モノなんかこのコンビならではの味です。一転して2曲目はラテン調の楽
しいナンバー。バラードの「アイ・シュッド・ケア」は泣ける。あ、もうスペースがな
い。ちょっと書きすぎでしたね、タマネギ。
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