- 【アルバム名】
- SOMETHING PERSONAL (BLUE NOTE)
- 【リーダー名】
- JACK WILSON (1966/8/9,10)
- 【パーソネル】
- ROY AYERS (vib) JACK WILSON (p) RAY BROWN (cello,b)
- CHARLES WILLIAMS JR. (b) VARNEY BARLOW (ds)
- 【収 録 曲】
- MOST UNSOULFUL WOMAN / THE SPHINX / SHOSH /
- SERENATA / HARBOR FREEWAY 5 P.M. / C.F.D. / ONE AND FOUR
- 【内 容】
- 今回はジャック・ウィルソンです。このHPも段々とマニアックになってきまし
たね。くだらないのは前からですが。最近、ブルーノートの4200番台で『イースタ
リー・ウインズ』というアルバムがCD化されたので、買った人も多いでしょう。名古
屋のヤマギワでは売り切れで、マイカル桑名のレコード屋で発見しました。リー・モー
ガン、マクリーンの参加が人気の秘密でしょう。一方、『サムシング・パーソナル』は
今の所、輸入盤でしか出てないようです。苦しめ、全国のイナカ者。ブルーノートには
珍しいレイ・ブラウンがチェロとベースで参加。チェロ。又の名をセロ。コントラバス
より小さくてビオラより大きい。ちなみにコントラバスとベース(ウッドベース)はお
んなじ楽器です。コントラバス、ブラックバス、シーバス、はとバス、八風バス、落ち
込んで気分がナーバス、蹴飛ばす、投げ飛ばす、口角泡を飛ばす、世の中いろんなバス
があるー、ベンベン。ちなみに「はっぷうバス」というのは桑名でもイナカのほうを走
っているバスです。
- 1曲目、「最もアンソウルフルな女」。このシニカルなタイトルが60年代風。
イントロ部分はちょっとフシギなサウンド。ああ、目が三角で唇がムラサキの。それは
フジキ。ちなみに私の家は小学生の時に火事で燃えたので、同じ境遇のながさわ君は他
人とは思えないんだけど、性格悪すぎ。ちょっと古いスタイルのイメージのあるレイ・
ブラウンなのだが、ここでのチェロ演奏は極めてモーダル。ウィルソンのピアノはアン
ドリュー・ヒルとハービーの中間風かなあ。ロイ・エアーズのヴァイブも60年代の響
き。これはボビ・ハチ風だな。2曲目の「ザ・スフィンクス」はオーネットの曲なので
変な曲。4曲目の「セレナータ」は軽快にスイングするハード・バップ風の演奏。5曲
目、「午後5時、港のフリーウェイ」。いい曲です。やっぱり港のフリーウェイは午後
5時だよな。夜中の1時過ぎだと暴走族だし。そういえば昔、桑名には「のろま会」と
いう族がありました。今でもあるのか、「呪魔会」。そういえば東海大橋のガード下に
は「始皇帝・2代目」が参上してますね。夜露死苦。中国風に書くと、与魯司宮。
- ちなみに『イースタリー・ウインズ』は1曲目がジャズ・ロック風でダサダサな
ので勝負は2曲目から。「オン・チルドレン」がいいぞ。マクリーン、リー・モーガン
のソロが期待に違わぬ出来。ジャズはこうでなくちゃいかん。続く「ア・タイム・フォ
ー・ラブ」はホーン抜きのバラード。絵に書いたようにロマンチックな曲だ。ウィルソ
ンのピアニスティックな魅力が満喫できる。ちょっとケリーみたいな感じもある。「イ
ースタリー・ウインズ」で東洋の風を感じたら、「ニアバーナ」で涅槃だ。
- そうそう、水前寺清子・チータ問題の答。チビの民子(本名)、略してチータ、
だそうです。そういえば水前寺清子って長島温泉に1ヶ月出演したとき、長島自動車学
校で免許取ったって本当か?私が学生時代、長島温泉でバイトしていた時、昭和天皇が
崩御されて水前寺清子ショーは中止になったが。私にとって昭和という時代は水前寺清
子で終わったのだ。
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