【アルバム名】
CEDAR! (PRESTIGE)
【リーダー名】
CEDAR WALTON (1967/7/10)
【パーソネル】
KENNY DORHAM (tp) JUNIOR COOK (ts) CEDAR WALTON (p)
LEROY VINNEGAR (b) BILLY HIGGINS (ds)
【収 録 曲】
TURQUOISE TWICE / TWILIGHT WALTZ / MY SHIP /
SHORT STUFF / HEAD AND SHOULDERS / COME SUNDAY /
TAKE THE "A" TRAIN
【内   容】
平成9年9月15日に開設したこのホームページは、本日10月3日をもちまして 本格運用に入りました。よってカウンタの数字のあまりの少なさをバカにしてはいけま せん。同情もいりません。勝負はこれからです。目標、1日1人、3日で3人。全国の 読んでもらえないHPの作者のみなさん、辛いですがお互いに頑張りましょう。
さて、シダー・ウォルトン。J.M.に参加したりしていたので、名前はわりとよ く知られています。が、リーダー作となると思いうかぶ作品はゼロです。そこで貴方に 無限の叡知を与えましょう。シダーのリーダー作、『シダー』。そのまんまやがな。1 曲目の「タークォイズ・トゥワイス」は、ブルー・ミッチェルのリーダー作『ザ・カッ プ・ビアラーズ』に入っていた「タークォイズ」と同じ曲です。私はこの“TURQU OISE”はメキシコ料理のタコスのことだと思って、ああ、タコを酢に漬けたヤツぅ ?それは酢ダコやがな。というベタなネタを考えたのですが、どうもこれはトルコ石の ことらしいっす。
シダーというと新主流派のイメージですね。新主流派というのは何かと言うと、新 しい主流の派、ま、そんなもんです。が、このアルバムはドーハム、ジュニア・クック というフロントのおかげでファンキーなムードが横溢しています。いい意味でB級ハー ドバップの味です。例えるなら「かっぱえびせん」ではなくて「味カレー」の味。「ポ ッキー」ではなくて「チョコバット」の味。
2曲目の「トワイライト・ワルツ」はワルツですね。泡までうまい。それはモルツ 。周波数。それはヘルツ。体にいいお茶。それはアマチャズル。「マイ・シップ」はホ ーン抜きのトリオ演奏。よくスイングしてますね。ちょっとケリーみたい。「ショート ・スタッフ」も「頭と肩」もファンキーっすねえ。
さて、そうこうしているうちにカウンタは増えたでしょうか。ちょっと見てみまし ょうか。うーん、89人か。その内、自分で見たのが28回くらいあるからなあ。しか しもうすぐ100人突破だ。私が見たとき、ちょうど100人目だった、という人は是 非メールを下さい。未だに誰からもご意見、ご感想がありません。あなたの持っている ジャズ・アルバムの解説など送ってもらえば、私の書く手間がはぶけてとっても嬉しい です。というような個人的な意見を本文中に書くのはやめましょう。「カム・サンデイ 」。このエリントン・ナンバーはたいてい今にも死んでしまいそうな雰囲気で演奏され るもんですが、ここでの演奏は明るい。地味なくせに明るい、そんな奴だったんですね 、シダーって。地味で暗い私は彼を見習わなければなりません。
以上、シダーの『シダー』に関する私的な論評でした。


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