【アルバム名】
NICE ’N’ TASTY (PRESTIGE)
【リーダー名】
JOHN WRIGHT (1960/11/8)
【パーソネル】
JOHN WRIGHT (p) WENDELL MARSHALL (b) J.C.HARD (ds)
【収 録 曲】
THINGS ARE GETTING BETTER / THE VERY THOUGHT OF YOU /
WITCHCRAFT / PIE FACE / YOU DO IT / DARN THAT DREAM /
THE WRIGHT WAY / YES I KNOW
【内   容】
ジョン・ライトって知ってますか。私は知りません。えっ、ジョン・コルトレーン なら知ってる?それなら私も知ってます。も一度、コルトレーンを聴かせて一、という 歌があったような気もします。なかったような気もしますが。ご存じの方は「そういう 歌は確かにあった。」もしくは「そんな歌はなかった。」係までメール下さい。そんな 歌があったとして、これはやはりコルトレーンだから様になるんだよな。も一度、グラ シャン・モンカー3世を聴かせてー、では駄目なわけです。
さて、この話とはなんの関係もないジョン・ライト。この『ナイス・ン・テイステ ィ』のジャケットはそうでもありませんが、初リーダー作『サウス・サイド・ソウル』 のジャケットはちょっとジミー大西顔です。関係ありませんが、作家の梶井基次郎はガ ッツ石松に以てると思いませんか?梶井基次郎はガッツ石松に似てると思う人は「もと じろうはガッツに似ている」係までメール下さい。
さて、この話とはなんの関係もないジョン・ライトの『ナイス・ン・テイスティ』 。1曲目の「シングス・アー・ゲッティング・ベター」を聴くと、この人はとってもガ ーランドに似てます。2曲目の「ザ・ベリー・ソウト・オブ・ユー」を聴いてもやっぱ りガーランドです。ところが4曲目以降になると自作曲が中心となり、がらりとムード が変わります。ソウルというかアーシーというか泥臭いというか、そういうスタイルに 変貌します。中では「ユー・ドゥ・イット」がいいですね。「イエス・アイ・ノウ」な んかは、いかにもケンタッキー州生まれ、シカゴ育ちという感じがします。泥臭いのは どうも苦手という人は、サビた釘を入れた塩水に一晩つけて、泥を吐かせるといいので はないかと思います。


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