- 【アルバム名】
- LOOK OUT FOR EVANS BRADSHAW (RIVERSIDE)
- 【リーダー名】
- EVANS BRADSHAW (1958/6/9)
- 【パーソネル】
- EVANS BRADSHAW (p) GEORGE JOYNER (b) PHILLY JOE JONES (ds)
- 【収 録 曲】
- GEORGIA ON MY MIND / HALLELUJAH! / THE PROPHET /
- LOVE FOR SALE / COOLIN' THE BLUES / BLUEINET / ANGEL EYES / OLD DEVIL MOON
- 【内 容】
- エバンス・ブラッドショウって知ってますか。私は知りません。えっ、ビル・エバ
ンスなら知ってる?それなら私も知ってます。ピアノを弾くビル・エバンスとサックス
吹くビル・エバンスの2人がいるんですよね。で、ジャズに詳しい店員に恵まれてない
レコード屋だと、この2人のアルバムがゴッチャに置かれたりしてます。トロンボーン
のべニー・グリーンとピアノのべニー・グリーンもあぶない。似ても似つかぬ顔の2人
のアルバムが仲良く並んだりしてます。
- なんの話だ。エバンス・ブラッドショウか。もし、エバンス・ブラッドショウがメ
ジャーになって長島温泉に出演することになったら「エバンス・ブラッドショウ・ショ
ー」になりますね。どうでもいいけど。
- さて、『ルック・アウト・フォー・エバンス・ブラッドショウ』。ふらっと立ち寄
ったレコード屋でみかけて、なにげに買ったl枚ですね。聴いてみたらアップテンポの
演奏はちょっとハンプトン・ホーズ風でした。ホーズにフィニアス・ニューボーンを足
して、−2πからπまでインテグラしたようなタイプでした。
- 1曲目の「我が心のジョージア」はジョージアぁー、ジョージアぁー、というです
が、ここではアップテンポで料理されています。自作の「ザ・プロフェッツ」では少し
ファンキーな味もみせます。ああ、堺?それはフランキー。
- 「ラブ・フォー・セール」は小難しい風のバラードかと思っていたら、ドンドン・ド
ドド・ドンドン・ドドドドと陽気になりました。続くハンプトン・ホーズの「クーリン
・ザ・ブルース」は最初から快調です。
- 「エンジエル・アイズ」は無伴奏ソロ。はあーーーっ、エンジエル・アイズ磐梯山
は宝の山よーっ、という歌ではありません。
- まあ、「最近聴いたピアノでは、エバンス・ブラッドショウなんかわりとよかった
ね、うん。」などと通ぶってみたい年頃にはいいかもしれないですね、という1枚でし
た。
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