THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO (RIVERSIDE)

 THELONIOUS MONK (1959)

THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO

【解説】

 朝起きたら雪でした。もう、由紀さおりもびっくりって感じ?いや、昨日、異常に寒かったのでヤバそうな気配はあったんですけどね。しかし、何もわざわざ“仕事始め”の日に降る事はないやろ。…と思わざるを得ません。嫌がらせですかね?おかげで家から会社まで2時間半ほどかかってしまいました。ま、雪崩に巻き込まれなかっただけマシ?…と思って諦めるより他ありませんが、雪崩でクルマがたくさん埋まった乗鞍の林道って、去年の暮に行ったスキー場の近くですもんね。スキー場と言えば2年ほど前に行ったことのある岐阜の“しらお”というスキー場で、40過ぎたおっさんボーダーがコース外を滑走して、雪崩に巻き込まれて死んぢゃいましたね。年甲斐もなく無茶な行動をとってしまった、その報い。…と言えなくもありませんが、残された家族としてはたまったもんじゃありませんね。ふと、家族の反対を押し切ってウインドサーフィンの道具一式を買って、泳げもしないのに川に出て、流されて、さすがにそれで懲りたのか、それ以来姿を見せなくなった“べにやのおっさん”(←推定年齢55歳くらい)を思い出してしまいましたが、それはそうと前回このコーナーに書いた“カルタと雑煮の汁問題”って、以前どこかに書いたのとほとんど同じネタでしたね。いや、前にどこかに書いたことがあるような気がするなぁ。…という気はしてたんですが、ま、いっかぁ。…と思って、そのまま書いてしまいました。ま、5年もやってれば、たまにはそういうこともあります。(←反省の色なし。)

 で、『セロニアス・モンク・アローン・イン・サンフランシスコ』です。掲示板に「ケーブルカーだけでも書いて欲しい。」というリクエストがあったので安請け合いしたものの、実物のジャケットを見て、思いっきり後悔しました。むっちゃ面倒やん。…と思わずにはいられませんでしたが、今さら後には引けません。『美味しんぼ』によくある展開ね。…と、ラズウェル細木の漫画に出てくるような展開でありますが、僕にもプライドというものがありますからね。ジャケ絵師としての面子に賭けて、この難題に果敢にチャレンジした次第でありますが、いや、モンクの顔については触れないで下さい。全然似てないということは、描いた本人がいちばんよく分かっています。分かっているのに他人から「モンクの顔は似てねーぞ。」とか言われると、「確かに似てないが、それがどうした!?」と“逆ギレ”したくなっちゃうのが人の常でありまして、見て見ぬフリをする。…というのが、Webマスターの機嫌をそこねない最上の秀樹であるわけでして。同様に「モンクの脚が透けて、ケーブルカーが見えてるぞ。」ということも、例え気が付いたとしても決して声に出して指摘してはいけません。世の中には“都合”というものがあるからね。…ということを理解するのがオトナというものでございます。ま、リクエストは「ケーブルカーだけでも…」ということだったので、多少モンクの顔が似てなかろーが、脚が透け透けだろーが、まったく問題はないわけでありまして。(←向上心なし。)

 ということでまあ、皆さま、よいお年を。(←オチなし。)


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