サントリー プレミアムモルツ

モルツスーパープレミアム

2001年4月17発売。麦芽、ホップ。アルコール度約5.5%。「醸造家の夢と情熱を凝縮したビール」とか。武蔵野工場と京都工場で製造。 通常のビールに比べ、麦芽を1.2倍、ホップを2倍使用。ホップはすべて欧州産アロマホップで、煮沸の段階でホップを追加投入するアロマリッチ・ホッピング製法という手法を用いて独特の香りを実現した。また、麦汁を高温で2回煮沸することで麦の旨味を余すことなく引き出すダブル・デコクション製法を採用している。1989年に発売した 業務用「樽生」が好評だったため、新たに家庭向けに商品化した。単価の安い発泡酒市場が広がる一方、「多少価格が高くても上質なビールにこだわる消費者も増えており、市場開拓を進める」という。価格も350ml缶が243円と 大手各社が販売しているプレミアムビールを10ー13円高く設定した。・・・確かに「濃い」味であったが高くても買うかどうかちょっと疑問です。

武蔵野ビール工場 醸造技師長 山野裕律氏。
ディプロム・ブラウマイスター。1982年京大農学部修士課程出身。90年から3年間ミュンヘン工科大学に留学。 それに先だって、89年にサントリーがミニブルワリーを開設したが、山野氏もそのプロジェクトに参画。その時に 料飲店や頒布会向け製品として誕生したのが今のモルツスーパープレミアムとか。

21世紀記念 限定醸造

2000年12月限定。

ザ・プレミアム・モルツ

2003年5月発売。麦芽、ホップ。アルコール度約5.5%。「粒選りピルスナー麦芽とアロマホップをふんだんに使い、天然水で丹念に仕込」んだとか。350ml缶で243円。しっかりした味わいとコク、香り、苦みのバランスはさすがです。デザインも高級感が出ていますね。サントリーの気合いを感じます。

スーパー・プレミアム・モルツ

2003年7月2日発売。麦芽、ホップ。アルコール度約5.5%。武蔵野ビール工場醸造。セブンイレブンジャパンと商品開発。製造から販売までを一貫して摂氏10度以下で管理する「チルド(冷蔵)物流」で扱い、品質劣化を防ぐのが特徴。品質保持期限を製造日から90日間に限定するなど、従来の商品より鮮度が高い点をアピール。まずは関東の3500店で発売、順次全国に広げる。セブンイレブンは乳製品の配送に使うチルド物流を、コンビニエンスストアで初めて酒類(キリン まろやか酵母)に応用した実績がある。また、同サッポロも同時期にピルスナープレミアをセブンイレブンで発売する。まずは静岡の約120店からスタートとか。

ザ・プレミアム・モルツ

欧州産アロマホップを通常の2倍、粒より麦芽を1.2倍使用し、丹沢水系の天然水で仕込んだとか。武蔵野ビール工場製。100mlあたり:エネルギー47kcal、タンパク質0.4〜0.6g、脂質0g、糖質3.8g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜7mg。
モンドセレクション金賞受賞
2005年6月 国際食品コンクール「モンドセレクション」で最高金賞を受賞。
〜受賞裏話〜
武蔵野ビール工場 醸造技師長 猪沢伊知郎(43)さん。大学時代は微生物を培養する研究。サントリー入社後すぐに武蔵野ビール工場に配属され、以来ビール一筋。1998年から3年間醸造の現場を離れた。収穫目前の畑で品質の良い原料を選別する任務で、欧州まで何度も足を運んだ。「ビールの出来映えはホップや麦芽など、原料の出来映えに大きく左右される」 舌で実感し、素材へのこだわりを強めた。2001年に武蔵野ビール工場に戻る。当時は発泡酒など低価格の商品が業界の主流。コストがかかる高級ビールの販売は細々としていた。それでも「ビールが好きで仕方がない」工場の仲間で最高の味を追求し続けた。ある幹部から「品評会に出してみたらどうだ」というある幹部からの一言が転機に。どうせならと世界的にも権威あるコンクールを選んだ。
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ザ・プレミアム・モルツ 黒

2007年6月26日発売。麦芽、ホップ。アルコール度約5.5%。モンドセレクション最高金賞3年連続受賞を機に、数量限定で発売。香ばしさを抑えた甘い香りの黒麦芽を使用するとともに、ホップには華やかな香りの欧州産アロマホップを100%使用。また、「ザ・プレミアム・モルツ」と同様、「ダブルデコクション製法」を採用することにより、豊かなコクと味わいを実現。100mlあたり:エネルギー52kcal、タンパク質0.4〜0.7g、脂質0g、糖質4.6g、食物繊維0.1〜0.5g、ナトリウム0〜7mg。

「とりあえずビール」へのメール shungen104@he.mirai.ne.jp

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