ぱんさのマイナー植物園

ドロソフィルム・ルシタニクム
成長の記録 第2章
2010.09.13 - 2011.3.27

 

ドロソフィルム発芽したの巻 2010.09.13〜


2010.09.13

 このままこのページも「アーガイブ(墓標)」入りかと思いきや、自家採取しておいた種子をいいかげんに蒔いておいたら発芽してきました。
 いつ蒔いたのかの記録もありませんし、播種床も、ときどきカラカラに乾かしてしまっていましたのに・・・。種(しゅ)を保存しようとする植物の執念を垣間見ました。
 播種床は、移植ができないのでジフィーストリップで、用土は・・・今見ると、細粒の桐生砂で、さし木種まきの土をほんの少し被せたようです(記憶がない・・)。
 発芽促進処理はなーんにもしてません。
 自分の記憶のなさから考えると、1か月以上前に蒔いたのかもしれません。涼しくなってきたので発芽したのかもしれませんね。
 はてさて、どうなることやら・・

2010.09.16

 かわいいですな。こんな小さいのに粘毛があります。
 たぶんこれが子葉なんでしょうね。

2010.09.22

 成長が速くて毎日変化があるところがいいですな。
 本葉が出てきましたね。徒長させないようにすることが大切です。



2010.10.01

 あれよあれよという間に虫眼鏡サイズから肉眼サイズになってきました。


.
ドロソフィルム定植の巻 2010.10.03〜

 さて、ドロソフィルムもそろそろ定植です。基本的に根を傷めると立ち直れない植物なので、ジフィーストリップから根が覗く前に定植します。そして、1回定植したら寿命が来るまでの数年、二度と植え替えできません
 考えたら、植え替えしなくていいのだから楽でいいや。
 根がよく発達し、大型なので、通常は、深鉢を用い1本づつ植えますが、豪華ケンラン・カンドーものに育てたいので、プランターに複数植えにしちゃいます(実は、1鉢づつ植えたら場所とるし、めんどくせーから、とは言っていない。)。モサモサ、べたべたとさぞ立派に育つことでしょう。これであなたもご近所の園芸おばちゃんの注目の的。
 プランターは、数年もつものであれば何んでもいんで、余っていたオサレーな素焼のプランターを用いてカントリー?びゅーちーにします。

 底に、軽石を軽く敷きます。

 用土は桐生砂の中粒と細粒をてきとーに混合します。それだけ。

 てきとーといってるが、実際は、鉢の大きさ(用土量)や鉢の質によって乾燥度合が違うので、植物によって、緻密に計算しつくして、ミリグラム単位までハンドリングで調整しながら進めているのである。ウソ

 プランタに用土を入れます。
 プランタって、意外に用土がいっぱい入るんだ・・桐生砂高いんだよな、ちぇっ。


 ドロソフィルムの苗を、ていねーに植え着けます。ジフィーストリップがボロボロなんで崩れそう・・。
 ジフィーストリップを崩さないように、また葉の粘毛に土粒が着くとみっともないので、ここだけはていねーにします。
 植え付けおわったら水やりです。ドロソフィルムは頭から潅水できませんので、株の回りにたーっぷりこんと水やりです。
 苗がまだ小さいので、何が何だかわかりませんね。

 余った苗は、プラの深鉢に植えて・・・はい、できあがり。
 直射日光に当たって、雨に当たらない\_( ゚ロ゚)ココ重要、軒下にでもおいておきます。
 定植の巻、おわりっ!



2010.10.18

 ドロソフィルムのプランタ、やっと何が植えてあるのか分かるようになってきた。
 拡大すると(下写真)、ご馳走がいっぱい着いてますね。
 ここは、無加温のビニールハウス内です。


.
ドロソフィルム成長の巻 2010.11.04〜

2010.11.04

 ちょっと大きくなりましたね。


2010.11.21

 あれよあれよという間に大きくなりました。


2010.11.27

 粘液キラキラ。


ドロソフィルム成長の巻 2010.12.18〜

2010.12.18

 ここは、無加温のビニールハウス内なので、今は最低温度は6℃くらいです。一番低い時でも1.5℃で零下となることはありません。
 盛んに成長しています。


2010.12.19

 屋外越冬組はゆっくりです。今日の最低気温は−0.4℃でした。


ドロソフィルム成長の巻 2011.01.16〜

ハウス越冬組
屋外越冬組
2011.01.16

 外は雪がしんしんと降ってます。屋外最高温度でさえ0℃という日です。
 屋外越冬組は雪の中にあります。

2011.02.12


ハウス越冬組


屋外越冬組
2011.03.05

 動き始めた屋外越冬組。

2011.03.27

 屋外越冬組とハエ。

Please install the Flash Player


成長の記録 第3章へつづく

 
『ドロソフィルム・ルシタニクム』に戻る