2001年11月
マキハタコンコルド、得意の舞台で順当勝ち!!
(11/3、秋陽JS)
秋陽JSは別定SSということもあって、G3勝ちまでの実績馬は斤量面で恵まれることもあり、マキハタコンコルド、ヒカルボシの2頭の重賞ウイナーが参戦、一騎打ちムードでレースが行われた。
序盤はグレートバッハの大逃げで流れたが、勝負どころからは完全に上位3頭の競馬。先に動いたビコーグッドマンを直線できっちり捕らえたマキハタコンコルドが快勝、2着にはビコーグッドマンが頑張り、ヒカルボシは向正面での着地の躓きが響いて最後は伸び切れず3着に終わった。
マキハタコンコルドはこれで5勝目。東京コースは8戦4勝7連対とこのコースでは手の付けられない存在と言えよう。
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沢騎手、障害初勝利!
(11/4・東京5R)
11/4の東京・未勝利戦でメジロシュナイダーに騎乗し、圧勝を果たした沢騎手はこれが障害初勝利となった。今年から騎乗をはじめ、このレースが21戦目だった。
初障害でこれほどの圧勝劇を演じた牝馬は最近では珍しく、沢騎手とともにメジロシュナイダーの今後の活躍に注目したい。
アイディンサマー、3連勝で重賞連覇!!
(11/10、京都HJ)
レースは序盤から淡々としたペースで流れた。ハナに立ったのはビッグストロング。ギフテッドクラウン、マキシマムプレイズはともにハナには拘らず、控えてジックリと脚をためていた。
アイディンサマーは直後の4番手。1周目、2周目と順位の変動がほとんどなく、ビッグスワンも9頭が無難にこなしていった。
3周目に入ってペースが上がって、ようやくレースが動いた。アイディンサマーが外から一気に進出、向正面で先頭に立つ。2番手以降の馬も必死に頑張ったが脚色が同じになり、そのまま決着がついた。
結局、先頭のビッグストロングが一杯になって、アイディンサマーが一気に浮上したところ以外はほとんど順位に変動のないまま終わってしまったが、勝負どころでの駆け引きは見応えがあったように思う。
頭数が少なかったこともあり、紛れもなかったので全馬力は十分発揮できたようには思うが、G ll にしては、ややレースのインパクトには欠けてしまったように感じたのが残念である。
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高田騎手、年間重賞4勝目!!
(11/10、京都HJ)
京都HJをアイディンサマーで制した高田騎手はこの勝利で今年の障害重賞4勝目。年間重賞4勝は1988年に岡冨騎手が達成して以来13年ぶりの記録。
マンボノリズム、無傷の3連勝!!
(11/17、東京OP)
未勝利、オープンと連勝してここに臨んだマンボノリズムは初コース、初斤量ということもあり、苦戦を強いられたが、
ゴール前で押し切りを図るブレーブテンダーをハナ差捕らえて辛勝、これで障害転向後無傷の3連勝となった。
京都の長距離戦よりもこのレースを選んだと言うことで、このあとどういったローテーションを組んでくるかが注目される。
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