2000年主要レース出馬表一覧(3月)
中山競馬場 3/4 ・ 5R オープン 直線ダート 3200m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 |
1 | 1 | イアラハリケーン | 60 | 大江原 隆 |
2 | 2 | メジロスパーク | 57 | ▲高橋智大 |
3 | 3 | アイノブラザー | 59 | 浜野谷憲尚 |
4 | 4 | ダブルサンキュー | 60 | 横山 義行 |
5 | 5 | メイショウデンセツ | 60 | ☆白浜雄造 |
6 | 6 | チアズニューパワー | 61 | 三浦 堅治 |
7 | 7 | オラクルハワイアン | 60 | 田中 剛 |
(別定S)
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阪神競馬場 3/11 ・ 10R 第2回阪神スプリングジャンプ (J・G ll) 芝 3900m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
1 | 1 | ナリタハヤテ | 60 | 藤井 正輝 | 牡・6 | 400 | 阪 2/26・オープン 5着 |
2 | 2 | ローズコンテッサ | 58 | 常石 勝義 | 牝・6 | 1150 | 京 2/12・淀JS 12着 |
3 | 3 | サンキングラッド | 59 | 北沢 伸也 | 牡・5 | 400 | 阪 2/26・オープン 3着 |
4 | 4 | イブキハイシーザー | 60 | 林 満明 | 牡・9 | 800 | 京 2/12・淀JS 8着 |
5 | ケイティタイガー | 63 | 田中 剛 | 牡・12 | 11590 | 東 2/5・春麗JS 9着 |
5 | 6 | ランスルーザターフ | 60 | 西谷 誠 | 牡・6 | 400 | 京 2/5・未勝利 1着 |
7 | レガシーロック | 62 | 白浜 雄造 | 牡・6 | 3650 | 東 6/12・東京HJ 1着 |
6 | 8 | メイショウワカシオ | 60 | 嘉堂 信雄 | 牡・7 | 2050 | 東 2/5・春麗JS 1着 |
9 | ファンドリロバリー | 60 | 出津 孝一 | 牡・8 | 2200 | 京 2/12・淀JS 1着 |
7 | 10 | ヨイドレテンシ | 60 | 酒井 浩 | 牡・7 | 800 | 京 2/12・淀JS 7着 |
11 | ブレーブテンダー | 60 | 岡富 俊一 | 牡・7 | 400 | 京 2/20・未勝利 1着 |
8 | 12 | シャンパンファイト | 60 | 金折 知則 | 牡・10 | 2200 | 阪 2/26・オープン 7着 |
13 | エイシンワンサイド | 60 | 熊沢 重文 | 牡・6 | 2900 | 京 2/12・淀JS 4着 |
(5歳・59kg、6歳以上60kg。牝馬2kg減。
中山大障害もしくはJ・G l 競走1着馬3kg増、
京都大障害もしくはJ・G ll 競走1着馬2kg増。)
昨年は除外馬が続出し、フルゲートでしかも好メンバーが揃ったが、今年はやや小粒な感が強い。これは来週中山で組まれている別定SSSオープンから中山GJを目指す路線ができたことで、そっちに有力馬が出走することが可能となったことが要因だろうか?
とは言え、障害重賞馬3頭を含む13頭のメンバーが集まり、いよいよ春のJシーズン到来を思わせる。
エイシンワンサイドは前走休み明けで63kgを背負いながらまずまずの走りを見せていたことで、ここ2走のように他馬との斤量差がなくなれば、新潟JSぐらい走れればここでも好勝負は必至である。
東京HJ以来のレガシーロックは昨年の春に休み明けで圧勝した経験を持ち、いきなりからでも侮れない。しかし、初斤量となる62kg、強力な同型馬の存在、距離延長と克服するべきハードルも多い。
メイショウワカシオは未勝利、オープン、春麗JSと3連勝して勢いに乗っている。左回りで3連勝と言うことで阪神コースがどうかだが、今の勢いならば克服できそうである。阪神で敗れた時は初障害であり、参考外としたい。
ファンドリロバリーは前走の淀JSを圧勝。絡まれない展開利と馬体が絞れたことが勝因だが、前走のように積極的に行けば簡単には捕まらない。今回はレガシーロックとの兼ね合いが最大のポイントとなりそうだ。
サンキングラッドは太めだった前走で最後差を詰めて3着に突っ込んできた。阪神ではソコソコ走れるところを見せた。前々走の中山でのレースは苦しい展開となったため度外視するとして、平地力もあり1勝馬としては侮れないが、雑な飛越が目立ったのが少し気になる。
ランスルーザターフは連闘の2走目で一変した。初戦もアブミが外れるアクシデントがあっただけに、まともに走れば実力はある。しかし、前走は人気のマジックシンガー1頭だけに絞ったレースでの勝利なのは明白で、昇級で即ここに通用するかどうかは疑問である。
ブレーブテンダーは平地G1で2着になったほどの馬。飛越自体に問題はないが、スタミナに不安がある。この距離で踏ん張れるかがポイントだ。あとの馬では、ナリタハヤテは距離延長歓迎も別定重賞では・・・。
ローズコンテッサは一叩きで一変する馬だが、距離がやや長いか。イブキハイシーザーも3300m以上になるとスタミナの不安が懸念される。ケイティタイガーは往年の実力がなくなった感がある。昨年ぐらい走れば勝ち負けになるが。ヨイドレテンシは距離歓迎も展開に注文がいるし、
時計がかからないと苦しい。シャンパンファイトは阪神巧者であるが、ここ最近が成績がさっぱり。馬体が10kg以上絞れればわずかながらに可能性は見えてくるが・・・。
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中山競馬場 3/18 ・ 5R オープン 直線ダート 3200m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 |
1 | 1 | ショウザンスカイ | 59 | 嘉堂 信雄 |
2 | 2 | スマイリングハント | 60 | 栗原 洋一 |
3 | 3 | ベルウイナー | 60 | 山本 康志 |
4 | 4 | ナカハマスキー | 60 | 古川 寛和 |
5 | 5 | スプリングマーチ | 60 | 浜野谷憲尚 |
6 | 6 | サンデーメイト | 60 | 三浦 堅治 |
7 | 7 | ゴーカイ | 60 | 横山 義行 |
8 | 8 | メジロスパーク | 60 | 大江原 隆 |
8 | 9 | ノーザンレインボー | 63 | 田中 剛 |
(別定SSS)
今回はゴーカイとノーザンレインボーの一騎打ちムードだ。この重賞ウイナー2頭以外はすべて1勝馬と、実績的にも抜きんでている。
ゴーカイは前走勝ちパターンだったが、最後差されたのは勝ち馬に終始マークされていたことと直線のダートの影響であろう。今回も直線はダートだが、前走でも3着馬以降をちぎっており問題はないだろう。
昨秋の中山大障害2着など中山コースはむしろ歓迎材料で、ここを勝って堂々と本番に向かいたいところだろう。ノーザンレインボーは前走でようやく本来の行き脚が戻ってきた。最後はやや一杯になったように見えたが、
東京障害特別(秋)を制したレースで見せたしぶとい粘りを披露し、最後まで踏ん張っていた。復調したとみて良いだろう。今回は得意の中山、そろそろ勝ち負けになりそうだ。
ほかでは、まだ底を見せていないスプリングマーチがこの2強を脅かす存在か。中山新春JS、淀JSとオープン特別で連続して2着に粘っており、安定感は十分である。
前走オープンで2着したショウザンスカイ、昇級初戦をまずまずの内容で頑張ったサンデーメイトら伏兵陣も2強とはやや力差が感じられ苦戦必至であろう。
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阪神競馬場 3/25 ・ 5R オープン 直線ダート 3140m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
1 | 1 | ナリタハヤテ | 59 | 酒井 浩 | 牡・6 | 400 | 阪 3/11・阪神SJ 11着 |
2 | 2 | サンダルウッド | 57 | △白坂 聡 | 牝・6 | 400 | 阪 2/26・オープン 4着 |
3 | 3 | ランドパワー | 59 | 金折 知則 | 牡・5 | 400 | 名 5/22・未勝利 1着 |
4 | 4 | イブキハイシーザー | 57 | ▲小林慎一郎 | 牡・5 | 800 | 阪 3/11・阪神SJ 7着 |
5 | 5 | ゼンノペッパー | 59 | 林 満明 | 牡・5 | 400 | 阪 3/12・未勝利 1着 |
6 | 6 | イアラハリケーン | 60 | 大江原 隆 | 牝・6 | 400 | 中 3/4・オープン 2着 |
7 | 7 | マキシマムプレイズ | 59 | ▲高田 潤 | セ・6 | 1900 | 阪 2/26・オープン 1着 |
8 | 8 | ブレーブテンダー | 60 | 岡富 俊一 | 牡・8 | 400 | 阪 3/11・阪神SJ 8着 |
8 | 9 | シャンパンファイト | 62 | 出津 孝一 | 牡・10 | 2200 | 阪 3/11・阪神SJ 12着 |
(別定S)
実力拮抗の混戦ムードで、どの馬が勝っても不思議ではない組み合わせとなった。今年に入ってオープン2勝のマキシマムプレイズ、なぜか勝っても人気にならない同馬だが、59kgも問題なく、ここでも軽視は禁物だ。
イアラハリケーンは大江原騎手が完全に手の内に入れたようだ。安定した差し脚を駆使できるようになり成績も安定してきた。ここでも前走ぐらい走れれば上位に来れるだろう。サンダルウッドの前走の敗因は太め残り。絞れればもっと軽快なレースができる馬で、スンナリ行ければ勝ち負けになりそうだ。
イブキハイシーザーは甘いレースが続いているが、今回は思い切って減量騎手の小林慎騎手を起用。3kg減を生かせれば力はある馬なので期待できる。ブレーブテンダーも距離短縮と相手弱化で上位進出をもくろむ。
しかし、今回のレースで一番気になっている馬はランドパワーだ。中京の未勝利戦が全くもっての圧勝で、今後に期待を持たせてくれた。飛越が巧く、スタミナも十分であっさりのシーンは十分考えられる。
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