1998年主要レース出馬表一覧(11月〜12月)




東京競馬場  11/15 ・ 5R  オープン  直線ダート 3300m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金
ビクトリーアップ59横山 義行セ・61450
ケイティタイガー61△武士沢友治牡・109990
ホッカイラモー59田中 剛牡・61220
トキオワイルド59出津 孝一牡・5800
ポレール64▲今村 康成牡・817280
メジロファラオ59大江原 隆牡・6800
チアズロッキー59三浦 堅治牡・71500
アワパラゴン62林 満明牡・86590
シャンパンファイト58金折 知則牡・81450
10エアファントム59鈴木 寿牡・6800
11シャドウクリーク59山本 康志セ・6400
12キングスロード59浜野谷憲尚牡・5400


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京都競馬場  11/21 ・ 9R  第91回京都大障害(秋)  芝 3930m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
オンワードアトゥ58小林 徹弥牡・6800京 10/17・オープン 8着
ゴッドスピード62西谷 誠牡・55300東 10/24・東障害特 6着
シリウスランド58佐伯 清久牡・5800京 10/17・オープン 3着
メジロバルカン58林 満明牡・61500東 10/24・東障害特 落馬
ヨイドレテンシ58嘉堂 信雄牡・5800東 10/24・東障害特 7着
イチバンリュウ58金折 知則牡・5800京 10/31・400万下 1着
フジヤマリジェント58出津 孝一牡・6800東 10/24・東障害特 10着
タガノゲール58酒井 浩牡・6800東 10/24・東障害特 9着
レガシークレスト59田中 剛牡・53450京 10/17・オープン 1着

 9頭と頭数は揃わなかったが、全馬オープン馬で、しかも5歳馬と6歳馬で占められており、今後が期待できるフレッシュな顔触れが揃ったといえる一戦ではないだろうか。 この中で最近の充実ぶりが一際目立つのがレガシークレスト。オープンと重賞を合わせて3連勝中で、特に前走では道悪が得意だったとはいえ、アワパラゴン以下を寄せつけず快勝しているのだから、 実力は相当なものである。今回は同型馬も見当たらず、楽にハナを奪えそうで、展開も向きそう。問題は3930mという距離とビッグスワン。これさえ克服すれば、今の充実ぶりから大崩れはないだろう。 なぜか秋2走ともちぐはぐなレースをしているゴッドスピードだが、春のこの舞台を圧勝しており、相手関係が楽になった今回は今までと違う結果を出してくれるはず。 62kgの斤量でここ2走敗れているのでちょっと心配だが、春のように余裕を持ったレース運びができれば、ここでは力の違いを見せ付けてくれるだろう。春秋連覇も十分可能だ。 その他ではやや見劣りするものの、シリウスランドの前走の末脚は光った。1周目の4コーナーでは最後方にいたが、徐々に差を詰めてきて、最後は一番いい脚色で追ってきた。 距離はこなせると見たい。ダイユウサク産駒初の重賞制覇、そして佐伯騎手の重賞初制覇も夢ではない。イチバンリュウも侮れない。休み明けから徐々にレース振りがよくなってきており、 前走では直線で前をきっちりと捕らえて快勝した。京都コースは得意で、最後末脚も切れることを考えれば、かなりやれる気もする。距離は問題なさそうである。 ヨイドレテンシも最後はゴッドスピードに迫る伸び脚だった。叩き2走目で上積みがあれば、この馬もやれそうな予感がある。オンワードアトゥは京都大障害(春)の上位人気馬。 前走は負け過ぎだが、平地力もあり、うまく先行できれば前残りもある。タガノゲールは阪神向きであるが、京都でも勝ち鞍がある。最近飛越が雑で、成績が尻すぼみだが、 400万以下でレガシークレストを競り潰してつき離したあのレースが強かっただけに、軽視はできない存在ではある。フジヤマリジェントは京都大障害(春)に出てきたが、ビッグスワンで落馬。 今回も不安だが、ビッグスワンまではノーザンレインボーに競りかけたほどで、飛越はそれなりに巧い。京都コースも相性が良いので、問題は春に越えられなかったビッグスワンを克服できるかどうかである。 メジロバルカンは使い詰めで疲れが心配。大半の他馬と同斤量の58kgではやや苦しいか。昨年のこのレースの(完走馬中)シンガリ負けは参考外としても、最近のレース振りがいい頃のものと比べると見劣りする。
 結論として、今回は2頭の重賞馬がどのようなレースをするかが注目される。

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阪神競馬場  12/12 ・ 5R  オープン  直線ダート 3150m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手
ホッカイラモー59大江原 隆
タガノゲール59酒井 浩
オンワードアトゥ59小林 徹弥
メイトウマサムネ59合谷 喜壮
シンメイアユチ59西谷 誠
メジロバルカン56▲白浜雄造
メイショウレガード59嘉堂 信雄


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中山競馬場  12/19 ・ 9R  第121回中山大障害(秋)  芝 4100m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
エアファントム59鈴木 寿牡・6800東 11/15・オープン 2着
ケイティタイガー61嘉堂 信雄牡・109990東 11/15・オープン 4着
ビクトリーアップ59横山 義行セ・62150東 11/15・オープン 1着
エルウェーウディー59林 満明牡・6800東 11/7・400万下 1着
メジロファラオ59大江原 隆牡・6800東 11/15・オープン 8着
ノーザンレインボー61田中 剛牡・98150東 10/24・東障害特 1着
ゴッドスピード59西谷 誠牡・56050京 11/21・京大障害 2着
カミノリファード59成田 均牡・7400東 11/7・400万下 5着

 春の中山大障害を圧勝したノーザンレインボーは中山6戦6勝というコース実績も抜群で、この秋も2連勝。別定戦もこの馬には非常に有利に働く。不安はほとんど見つからない。春秋連覇で今年の最優秀障害馬の栄誉をも勝ち取るか。春の勢いがウソの様な不振に陥っているゴッドスピード。前走は久々にらしさを見せて2着。 最後は斤量差が響いた感もあった。今回は59kgで出走でき、斤量苦からは開放される。だが、初の中山コース、しかも初の大障害コースという不安は付きまとう。これだけはやってみないと分からない。ケイティタイガーは逆に中山大障害の経験は豊富。今回が4度目の参戦となり、3、1、2着と安定した成績を上げている。 経験と別定斤量の有利さもあって軽視は禁物である。春は馬場も味方しなかっただけに、春ほどの差はつかないはずで、最後は経験にものを言わせてやってくる可能性も大きい。最近絶好調のビクトリーアップ。極端な追い込み脚質でありながらここ3走のレースは充実ぶりを感じさせる。勢い面で1票投じてみる価値はある。 エアファントムの前走は復活を告げるものと見てよい内容だった。中山コースも合う同馬だが、このメンバーでどうか。力関係が鍵になる。春にレコード勝ちを含む2連勝で一躍秋の注目馬に挙げられていたメジロファラオ。久々とは言え、前走はちょっと不甲斐なかった。しかし、春の勢いが戻れば平地力もある同馬にとってチャンスはある。 距離さえこなせば何とかなってもおかしくない逸材ではある。エルウェーウディーはまずまずの飛越をする馬。だがここではいかにも力不足。カミノリファードは唯一の格下馬。とはいえ、昨年の秋は重賞で入着したほどの馬。ただの1勝馬ではないかも?

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